【企業研究】クボタの年収はどれくらい?ボーナスや初任給は?

トラクタや田植機を手がけているクボタ。農業機械製造の大手として知名度も高いので、就職したいと考えている学生も多いでしょう。そこで気になるのが年収や働き方ではないでしょうか?

ここでは、クボタの平均年収やボーナスはどれくらいか、勤務環境や働き方についての口コミ、就活対策などご紹介します。

目次

クボタとは

クボタは1890年に鋳物の製造・販売からスタートして、水道用鉄管や農耕用エンジン、工作用機械といった製品を作ってきた企業です。本社を大阪市浪速区に置いています。「For Earth, For Life」をブランドステートメントとしており、食料・水・環境に関わる地球規模の課題解決に取り組んでいます。

クボタの年収について

クボタの年収はどれくらいなのでしょうか。平均年収や具体的な職種と年収の例、競合他社との比較を交えて解説します。

平均年収

有価証券報告書によるとクボタの平均年収は約794万円となっています。国税庁の令和2年民間給与実態統計調査結果によると、正社員の平均年収は433万円のため一般的な企業に比べて極めて高い金額です。

初任給

クボタの公式ホームページにある雇用条件によると、初任給は以下の通りです。

大学卒:月給241,500
大学院卒:月給262,500
※2022年4月実績

高卒の初任給については記載がありませんでした。

令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況によると大学卒の初任給は男女平均21万200円、大学院修士課程修了の初任給は男女平均23万8,900円となっているため、クボタの初任給は大学卒、院卒共に平均よりも高くなっています。

ボーナス・昇給

ボーナス(賞与)は業績により6月と12月の年2回支給されます。昇給は年1回、4月にあります。

ボーナスの支給額は業績により変動がありますが「かなり多くて満足している」という口コミが多いです。2019年時点でのクチコミでは、「新卒でも100万近くもらえる」とありました。

具体的な役職と年収の例

就職転職情報サイトOpenWorkの口コミなどから具体的な職種と年収の具体例をご紹介します。

・水環境事業本部 在籍5~10年  男性 730万円
・製造      在籍3~5年  男性 650万円
・経営企画    在籍5~10年  男性 500万円
・営業      在籍20年以上 男性 1,100万円
・研究開発    在籍5~10年  男性 600万円

他の企業と比較

ブンナビ!2024によると、機械業界の平均年収は624万円となっています。クボタの平均年収は約794万円のため、業界平均よりも高いです。

次に同業他社と比較してみます。
・株式会社小松製作所(コマツ) 718万円
・株式会社やまびこ 705万円
・株式会社丸山製作所 554万円

クボタの平均年収は同業他社と比較してもかなり高くなっています。

クボタ社員によるクチコミ

「就職転職情報サイト『OpenWork』」、「会社口コミ・評判プラットフォーム『ライトハウス』」に掲載されているクボタ社員による口コミをいくつかご紹介します。

良いクチコミ

大きなプロジェクトに関われる
グローバルな環境で働ける
企業として安定している
研修制度が充実している
優秀な社員が多い
ボーナスが多い
福利厚生が充実している
有給休暇が取得しやすい
産休や育休が取得しやすい
風通しが良い

食料や水供給など人の生活を支える分野で仕事ができることにやりがいを感じている人が多いです。約18年間で海外売上比率は約30%から約73%へ上がっており、海外プロジェクトにやりがいを感じている人も多いです。

優しい人が多い、明るい人が多い、ガツガツした雰囲気はあまりない、という口コミも見られました。

参考:クボタ公式ホームページ https://www.kubota.co.jp/corporate/overview/index.html

悪いクチコミ

年功序列
若手が活躍する機会が少ない
企業体質が古い
縦割りの体制
保守的なところがある
忙しい部署だと残業が多い

年功序列、若手のチャンスが少ないなどの意見が多いですが、古い体質を改善しようとする動きが見られるというクチコミもあります。

クボタの働き方

クボタへの就職を考えるなら、年収以外に働き方も知っておきたいところです。ここではクボタの働く環境や制度について紹介します。

海外で働けるグローバルな環境

クボタは海外売上比率が約70%ととても高い割合のため、海外駐在や海外出張など海外で働くチャンスが多い環境になっています。また世界中にクボタの社員がいるため日本でも違う国の社員とコミュニケーションをとる機会があります。そのため社員の語学習得のサポートにも積極的で、英会話レッスンの補助も用意されています。

世界の食料・水・環境の社会課題に取り組む

クボタは創業時から「国の発展と社会の皆さまに役立つものをつくる」という信念があります。事業内容も食料、水、環境とインフラ的なものになっていて、景気の影響を受けにくく安定した経営を実現しています。

福利厚生

寮や社宅があったり、手当が充実しているなど、福利厚生には満足しているという口コミが多いです。退職金、カフェテリアプランもあります。

人気企業で働きたい!クボタの就活対策

人気企業であるクボタの就職はかなり難易度が高いです。そんなクボタで内定を得るために実践すべきおすすめの就活対策をご紹介します。

ガクチカ、志望理由を自信を持って話せるようにしておく

クボタの一次面接は時間が短めで、突拍子な質問は無く基本的な質問が多くなっています。そのなかでも特にガクチカ、志望理由は自信を持って話せるように準備しておきましょう。新しいことや困難なことを諦めずに続けた経験をアピールするのがおすすめです。

技術系は研究内容プレゼンが勝負!

技術職の面接では、研究内容のプレゼンを行い面接官から質問を受ける機会があります。研究内容の説明の準備をしっかりしておくことはもちろんですが、専門外の面接官にも伝わる説明を意識しましょう。その後、クボタでは何をやりたいのかを質問されるため、研究とのつながりを意識して答えましょう。

インターンシップへの参加がおすすめ

クボタは新卒学生を対象としたインターンシップを実施しているので、就職を考えているならぜひ参加してみてください。2024卒向けには、2022年12月〜2023年2月頃の間に、事務系、技術系、デザイン系の3コースのインターンシップが実施される予定となっています。

国内営業、海外営業、経営管理・企画、財務・経理、調達、生産管理、人事・総務などの職種を希望する方は、事務系インターンに参加しましょう。技術系は理系学生限定となっています。

インターンの内容について、事務系の場合は、クボタの事業紹介、グループワークと発表、お仕事紹介と座談会、個別フィードバック、懇談会などです。企業の事業内容や業務について理解を深めることができるでしょう。座談会や懇親会など、社員の方と直接話せる機会もたくさんあるので、疑問や不安を解消するチャンスです。

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最後に

クボタの平均年収は約794万円でした。世界中にネットワークのある企業で、農業用機械やエンジン、水処理システムなどの事業を展開しています。選考に臨む際はどうしてクボタに就職したいのか、どんな仕事がしたいのかを明確にしておきましょう。

【業界平均年収・各社平均年収データ・インターンシップ情報参考(2022年11月時点)】
クボタ平均年収
2021年12月期(第132期)有価証券報告書(2022年3月18日提出)
https://www.kubota.co.jp/ir/financial/securities/data/yh132q4.pdf

機械業界の平均年収
https://bunnabi.jp/2024/cn_data.php?ccd2=66857

株式会社小松製作所(コマツ)
https://bunnabi.jp/2024/cn_data.php?ccd2=66835

株式会社やまびこ
https://bunnabi.jp/2024/cn_data.php?ccd2=81574

株式会社丸山製作所
https://bunnabi.jp/2024/cn_data.php?ccd2=66848

クボタのインターンシップ情報
https://www.kubota.co.jp/recruit/graduate/internship/

クボタのクチコミ
https://www.vorkers.com/company_answer.php?m_id=a0910000000FrKs
https://en-hyouban.com/company/00004922582/kuchikomi/

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