冬インターン参加率はどのくらい？夏との違いや効率的な探し方も解説！

冬インターン（ウィンターインターン）は、12月から2月にかけて行われるインターンのことです。夏に比べると志望業界や企業が決まってきている就活生が多く、志望度が高く熱意のある学生が集まってくるのが特徴です。

この記事では冬インターンの参加率とサマーインターンとの違い、効率的な探し方について解説します。

冬インターンとは？

12月～2月に開催

冬のインターンは大学3年、もしくは修士1年の12月から2月に行われるインターンのことです。ベンチャー企業や外資系企業はこの時期に既に本選考がはじまっていることが多いので、この時期にインターンを行うのは主に日経の大手企業、中小企業となっています。

夏との大きな違いは目的

インターンと聞くと、就活生の夏休みに行われるサマーインターンのイメージが強いかもしれませんが、このサマーインターンと冬のインターンとの違いは開催時期だけではありません。

サマーインターンの場合、就活をはじめたばかりの学生が多く、業界・企業ともに幅広くみている人が多いです。学生の参加目的は志望業界や職種の絞り込みなどが挙げられます。

一方、冬インターンは就職活動解禁の3月1日に近いのもあって既に志望業界が決まっている学生が多いです。インターンの参加目的も「内定に近づくこと」であることが多いです。企業側も優秀な学生を囲い込むために冬インターンを行っていることが多いです。またこの冬インターンからしか採用を行っていない企業もあります。

志望度の高い学生が多い

サマーインターンはみんなやっているから、とりあえず色々な企業を見てみたいからという理由で参加する学生も多いですが、冬インターンはその企業入りたいという気持ちで参加している学生が多いです。そのぶん選考の際にどのくらい企業について知っているのか、なぜ応募したのかが問われるため準備が必要になります。

冬インターンの参加率

HR総研と就活会議が共同で実施した、2021年卒学生を対象とする「就職活動とインターンシップ」に関する意識調査によると、サマーインターンは8月が文系71％、理系79%とほとんどの学生が参加しているのに対して、12月の冬インターンは文系69％、理系56％と低くなっています。さらに2月の参加率は文系47％、理系40％と下がっています。ただしこの調査は2019年11月に行われているため12月以降は参加予定となっています。

インターンシップに参加した時期

今後参加予定のインターンシップの時期

（参考　HR総研×就活会議：2021年卒学生の就職意識調査結果報告　https://www.hrpro.co.jp/research_detail.php?r_no=247　）

冬インターンに参加するべき理由

サマーインターンに比べると知名度が低く、参加率も低い冬インターンですが参加するべき理由がたくさんあります。

早期選考にのりやすい

一番のおすすめポイントは早期選考にのりやすいことです。本選考の時期とも近く、企業も採用に動き出している時期なので冬インターンは夏よりも早期選考につながる可能性が高くなっています。さらにこの冬インターンからしか採用を実施していない企業も少なからずあるので、志望度の高い企業の冬インターンは必ずチェックしておきましょう。

志望動機を固められる

冬インターンは本選考前最後の業務体験ができる機会です。実際に業務を体験したり、社員の方と交流するなかで志望動機を明確にすることが可能です。またインターンで出会った社員の方を通じてOB訪問を行えることもあるのでぜひ活用しましょう。

冬インターンの効率的な探し方

冬インターンを探すには、インターンシップに特化したナビサイトであるインターンシップガイドがおすすめです。インターンの締切をまとめて確認できる「インターンシップ締切カレンダー」もあるのであわせてチェックしてください。

最後に

冬インターンの参加率は約50％でした。サマーインターンに比べて募集は少ないですが、早期選考にはサマーインターンよりも繋がりやすいです。志望度の高い企業の冬インターンには必ず応募するようにしましょう。