外資系金融はどんな企業があるの?仕事内容や就職活動対策を解説!

外資系金融業界は就活生からの高い人気を誇る就職先の1つです。しかし、「具体的にどんな企業があるのか」「どんな仕事をしているのか」までは知らない人も少なくありません。

そこで今回は、外資系金融業界にはどんな企業があるかご紹介します。外資系金融業界の仕事内容、外資系金融で求められる人材、おすすめの就職活動対策についても解説します。

外資系金融はどんな企業があるの?仕事内容や就職活動対策を解説!
目次

外資系金融業界にはどんな企業がある?

アメリカの企業

外資系金融業界の企業が集まっている国と聞いて「アメリカ」をイメージする人は多いのではないでしょうか。実際、アメリカには国際的にも有名な外資系金融企業がいくつも存在しています。ここでは、その内のいくつかをご紹介します。

■ゴールドマン・サックス:ニューヨークに本社を構える外資系投資銀行です。投資家だけでなく、金融機関や政府機関までを顧客としています。

■モルガン・スタンレー:ゴールドマン・サックスと同じく、ニューヨークに本社を構え、法人や機関投資家を対象に証券業務や投資銀行業務などを行っています。

■JPモルガン:ニューヨークに本社を構える世界最大規模の投資銀行です。世界60ヶ国以上に営業拠点を持っているため、グローバルな案件を受注できるのが強みです。

■アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG):ニューヨークに本社を構える保険会社です。グローバルに商品が展開されています。

■ダイナースクラブインターナショナル:世界最古と言われるクレジットカードを生み出したアメリカ企業です。

ヨーロッパの企業

ヨーロッパにも歴史ある外資系金融企業があります。ここでは、その一部をご紹介します。

■USBグループ:スイスのチューリッヒに本社を置き、証券・資産運用・投資銀行などの業務を担っている総合金融機関です。

■BNPパリバ:フランスのパリに本社を置く総合金融機関で、日本を含む世界各国に拠点を広げています。

■バークレイズ銀行:1728年に創業されたイギリス最古の金融機関で、ロンドンに本社を構えています。現在では世界50ヶ国以上に営業規模を拡大しています。

■ドイツ銀行:ドイツのフランクフルトに本社を構えた国内最大の銀行で、もともとは商業銀行でしたが、大恐慌以降は投資銀行業務や証券業務にも取り組み、世界的な規模を誇る金融機関の1つとなっています。

外資系金融業界の仕事内容とは?

投資銀行・証券会社の仕事内容

外資系金融業界の代表的な業種が「投資銀行」や「証券会社」です。投資銀行は、企業の資金調達サポートやM&Aに関するアドバイスなどの業務に取り組んでいます。

証券会社も証券の売買に関係しているため、投資銀行と業務は似ていますが、証券会社は個人を対象に売買の仲介を行うのに対し、投資銀行は企業から買い取った証券を販売して利益を得ている点が違います。

保険会社・クレジットカード会社の仕事内容

外資系金融業界の企業には、保険会社やクレジットカード会社も含まれます。外資系保険会社では、保険商品の企画・開発や、顧客への営業・販売を行います。外資系クレジットカード会社では、提携店舗を増やすための営業や顧客拡大に取り組んでいきます。

論理的な思考能力・説明能力をアピール

外資系金融業界では、論理的に考える力や説明する能力が求められます。ES(エントリーシート)の内容は、わかりやすく簡潔にまとめることを意識しましょう。

面接やGD(グループディスカッション)でも、結論ファーストで話すようにするなど、論理的な思考能力と説明能力があることをアピールします。

成長し続ける意欲をアピール

外資系金融業界に限らず、外資系の企業は実力主義の世界です。しかし、単純に「今持っているスキルが高い」というだけでは十分ではありません。

日々移り変わる金融業界で生き残っていくためには、今の自分で満足せずに、新たな知識や技術を学び続けるハングリー精神が求められるのです。

これまでの自分が積み重ねてきたものだけではなく、これからも成長し続ける意欲があることをしっかりアピールするようにしましょう。

ストレス耐性があることをアピール

外資系金融業界は、成果を出すために激務をこなしていかなければならない傾向があり、心や身体に強いストレスがかかる結果、体調を崩してしまう人もいます。

企業としては「せっかく採用するなら、安定して働いてほしい」と考えているため、ストレス耐性についても高い関心を持ち、就活の面接で質問されることもあります。

本当に外資系金融業界への就職を考えるなら、自分なりにストレスとの付き合い方を見つけておき、ストレス耐性があることをアピールしましょう。

外資系金融を目指す就活生のすべき就職対策

英語力を磨いておく

外資系金融業界を目指すなら「英語力」を高めるところから始めましょう。特に外資系金融業界では、英語で得た情報を正しく理解した上で、迅速に行動していく必要があります。ほんの少し行動が遅いだけでも、収益に差が生まれてしまうこともあるシビアな世界です。

そのため、日常会話がスムーズに行えるだけの英語力はもちろん、専門用語についても十分に理解できるようにしておきましょう。TOEICのスコアなら830点以上取得しておくのが望ましいです。

外資系金融ではある程度のレベルの英語力が求められますが、面接時に帰国子女のようにペラペラである必要はありません。英語で堂々と話そうとする度胸や、たどたどしくても一生懸命話そうとする姿勢が大切です。

金融に関する基礎的な知識を身につけておく

証券や投資などは専門用語が多いので、基礎的な専門用語については意味と使い方をマスターしておきましょう。

GDでテーマとなるのは業界のことが多いので、専門用語を知っておく必要があります。面接で業界の課題やニュースについて聞かれることもあるので、業界の最新ニュースや動向もリサーチしておくのがおすすめです。

インターンシップ対策をしっかりと

外資系金融を目指すなら、インターンシップにはできるだけ参加するようにしましょう。外資系金融の新卒採用では、「ジョブ」と呼ばれるサマーインターンが重視されています。

サマーインターンで優秀だと認められると、本選考で優遇されたり早い時期に内定をもらえることもあります。

外資系金融のインターンは就活生の人気が高く倍率も高いのでしっかりと対策しなければ選考に受かるのは難しいです。

ESのまとめ方、筆記試験対策、面接の練習、英語面接の準備、GDの練習と対策など準備すべきことがたくさんあるので早い時期から対策をスタートしましょう。

最後に

「外資系金融は実力主義」「外資系金融は激務」と一括りにされがちですが、実際には企業や職種によって全く違います。また、英語力についても、海外で働く場合と日本国内の支店で働く場合とでは、求められるレベルが異なります。

事前に業界や企業の研究を重ね、「自分にはどの企業が合っているのか」「自分はどんな働き方がしたいのか」をよく考え、外資系金融業界の中での自分の指針を定めておくようにしましょう。

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