法学部の学生におすすめの就職先とは

法学部に進学するとどんな進路があるのか、就職先や進路は気になるところですよね。今回は、法学部の学生に人気の就職先や法律関係の仕事とは具体的にどんな職種があるのか、などについて解説していきます。

これから受験を控えた高校生や、就活を控えた法学部生は、先輩たちの就職先を知って就活に役立ててください。

法学部の学生におすすめの就職先○○選!
目次

法学部とは

法学部で学べること

法学部では、法律学や政治学について学びます。法律についての基礎知識や法律の考え方、法律の適用方法を学んでいきます。法学部では、法学科、法律学科、交際法律学科などの学科に別れるのが一般的です。

政治学科やビジネス法律学科など、政治やビジネスについて学ぶ学科もあります。法学部だからといって、「法律」だけについて学ぶわけではありません。

法律の知識は就活でも有利になる

法学部で学んだ知識が活かせる場は多岐にわたります。法曹界はもちろん、一般企業や行政でも法律の知識は重宝されるので、就職では有利に働くでしょう。

法学部の特徴

法学部の学生は、大学院へ進学したり資格取得の勉強をするために、一般の就職活動をしない人も少なくありません。

司法試験や司法書士、税理士、行政書士などの資格取得を目指し、スペシャリストとして独立をする人が多いのも法学部の特徴です。

法学部の学生に人気の就職先や職種は?

法学部の学生に人気のある業界

法学部の学生が多く就職しているのは、次のような業界です。

・公務
・金融
・保険
・製造
・情報通信
・メーカー

法学部の学生に人気が高い業界は、法律の知識をいかしやすい、公務と金融関連です。とくに、大手の都市銀行や証券会社、保険会社などの就職先が人気です。

法学部の学生におすすめの職種

職種としては、公務員や法律の専門家が人気です。一般企業の場合は、人事や労務、法務などの仕事で、法学部で学んだ知識をいかすことができるでしょう。

法学部の学生に人気が高いのは「公務員」

法学部の学生には、公務員が人気です。公務員になるための試験やどんな仕事があるのかご紹介します。

公務員試験をクリアする

公務員になるには、まず公務員試験をクリアする必要があります。受験年齢には制限があり、高卒は20代前半、大卒は30代前半、社会人経験者は59歳までとなります。

教養、専門、論文の3種類の筆記試験と、面接が課されるのが一般的な流れです。教養と専門は五肢択一問題が40問出題されます。そして小論文の内容が合否にかかわるので、しっかり過去問などを見ておくことが大切です。

面接は受けるところによって個別なのか集団なのかわかれ、プレゼンテーションをすることもあります。自治体によって大きく変わるので、事前の情報収集が大切です。

省庁の役人になる

国家公務員試験は総合職、一般職、専門職にわかれており、就きたい職種によって受ける試験が変わります。国家公務員はいくつかの種類があり、国家公務員総合職は中央官庁の幹部候補として、いわゆるエリート街道を進んでいきます。

国家公務員一般職は各エリアごとに採用されるので、地元で働きたい人に合っているでしょう。出先機関などで、実務に従事することになります。

また、専門的な職種もあります。国税専門官は国税調査官、国税徴収官、国税査察官の3種類に分かれ、企業の調査を行ったり悪質な脱税者の差し押さえをしたりします。財務専門官は財務局で、国有財産の有効活用や金融機関の検査・監督などを行います。

地方行政に携わる

地元エリアで就職したいなら、地方公務員を目指しましょう。種類がいくつかに別れますが、都道府県や政令指定都市などに勤めるには、地方上級の行政職になります。いわゆる公務員としてイメージするのは、この地方上級になるでしょう。

その他、児童心理士や心理判定員などとして活躍する地方上級心理職や、機械や土木の知識を活かす地方上級技術職、高卒者などを対象とした地方初級などがあります。

警察官になる

警察官を目指す法学部生もいます。警視庁に入るには、警視庁職員採用試験を受けなければなりません。大卒のほか、ある程度の体格の基準もあります。例えば女子なら身長が154cm以上であることが求められます。

その他、各都道府県によって採用がかわります。例えば埼玉県警に入りたいなら、埼玉県警察官採用試験を受験します。120分の教養試験では法律や政治、数学、物理などの問題を解き、論文試験もあります。また90分の専門試験を行い、合格した人が晴れて警察官となれるのです。

法曹界への就職には司法試験クリアが必須

法学部で習った知識を活かして、法曹界へ進む人も少なくありません。

法科大学院を修了し司法試験を受ける

学部卒業後は法科大学院に進学し、その後司法試験を受けるのが鉄板のルートです。司法試験ではまず、マークシート方式で憲法、民放、刑法について問われます。論文式試験では、公法系から2問、民事系から3問、刑事系から2問が出題されます。そして倒産法や国際関係法などの選択科目をひとつ選び、2問を答えます。

これに合格すると司法修習として一年間学び、11月に2回試験を受けます。これに合格すると判事補、検事や弁護士となる資格を取得できるのです。

裁判官

裁判官は裁判において、判決を言い渡すのが仕事です。裁判の前に提出される資料を読み込み、弁護士、検察官、証人の話を総合して最終的な決定を下します。

民事裁判では原告と被告の主張を聞き、賠償させるのか、調停するのかなどを決めます。刑事裁判では被告人が有罪かどうかを判断し、その場合はどの程度の量刑が適切か決めなければなりません。

弁護士

弁護士は依頼人の利益を守るため、裁判において活躍します。人によって得意分野があり、殺人や傷害といった事件を扱う人もいれば、離婚専門の弁護士として活動する人もいます。

ドラマや映画だと一つの事件に没頭しているイメージですが、実際は一人で色々な事件をかけもちします。事務所に出勤し法律相談に応じたり、事件の事務処理をしたり、裁判に出たりと、やることは多岐にわたります。

検察官

検察官には、検事総長、次長検事、検事長、検事、副検事という5つの種類があり、それぞれ役割が分かれています。基本的には容疑者を取り調べして、事件の立証を行うことが課せられています。

日本では検事だけが公訴権を持っており、事件が発生したら裁判所に審判申立を行います。被告人の罪を立証するため捜査権を使って捜査し、事件を解明していくのが仕事です。

一般企業への就職も多い

法学部だからといって、全員が法律の知識を活かした仕事に就くわけではありません。一般企業へ就職する人がほとんどです。入社した先で法律の知識を使って、仕事を進めることも数多くあります。

金融関係

金融機関は、法学部生に人気の就職先のひとつです。特に銀行へ進む人が多く、銀行員がランキング上位にはいっています。銀行員の仕事は預金業務と貸付業務にわかれ、個人・法人を相手にお金の貸し借りを行います。

その他にも資格を取って公認会計士になったり、税理士になって税務に携わることも。保険系に就職する人も少なくなく、ファイナンシャルプランナーやクレジットカード会社、デイトレーダーなど幅広く活躍しています。

商社

商社マンに憧れを抱いている学生は多いです。海外へ飛び原料や素材などを買い付け、国内で供給させます。億単位のお金を動かすこともあり、ダイナミックに働きたい人にはぴったりでしょう。

様々な商材を扱う総合商社と、自動車や食料、石油などを専門に扱う専門商社があります。法律の知識が活かせるほか、コミュニケーション能力も重要視される世界です。売り手と買い手の仲立ちとして、円滑な取引が求められます。

コンサルタント

企業の困ったを解決するコンサルタントに進む人も、数多くいます。経営を立て直したり、売り上げをアップさせたり、求められる結果は現場の状況によって異なります。ITに特化したITコンサルタントや、経営を知り尽くした経営コンサルタントなど、細かなジャンルに分かれています。

コンサルタントには専門知識が必要なため、法律を知っている法学部は有利だと言えるでしょう。さまざまな視点から問題を分析し、決断力をもってアドバイスをする能力も必要です。

最後に

法学部の就職先についてご紹介しました。ぜひ一度内容を確認し、自分自身の進路決定に役立ててください。


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