社会学部の学生におすすめの就職先6選!

社会学部は専攻の範囲も広く、その先の進路が想像しにくいと言われることもあります。実際に就職先で悩んでいる就活生も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、社会学部で学べることや、社会学部の学生に人気のある就職先をご紹介します。社会学部への進学を考える受験生や、就活を控えた社会学部生はぜひ参考にしてみてください。

社会学部の学生におすすめの就職先6選!
目次

社会学部とは

社会学部で学べること

社会学部はその名の通り、「社会」について学ぶ学部です。私たちの暮らしている社会がどのように成り立っているのか、社会の構造や仕組みを学んでいきます。

「社会にはどんな問題があるのか?」「社会問題はどうしたら解決できるのか?」など、問題解決に焦点が当てられることも多いです。こうした考察では、分析力や問題解決能力を鍛えることができます。

専攻も多岐にわたる

経済、教育、産業、医療、情報など、「社会」に関するテーマは非常に多いです。環境社会学や経済社会学というように、専攻で細かく分類されることもあります。

国内だけでなく海外の社会や国際関係に関連する分野もあります。外国語が得意な人や海外に興味がある学生には、国際社会学も人気です。

社会学部の特徴

社会学部の特徴の特徴は、幅広い分野について学べるということです。「いろいろなことに興味がある」「勉強したいことが定まっていない」という人には向いているかもしれませんね。

カバーする範囲が広い分、「知識が浅い」というイメージを持たれることもあります。幅広く学ぶことと並行して、得意分野を決めて深い知識を身につけることも意識するといいでしょう。

社会学部の学生に人気の就職先や職種は?

社会学部の学生に人気のある業界

社会学部の学生が多く就職しているのは、次のような業界です。

・金融
・メーカー
・サービス
・マスコミ
・教育
・情報通信

以上のような業界では、社会学部で学んだことがいかせる場面も多いです。

社会学部の学生におすすめの職種

社会学部で学んだ知識やスキルをいかしたいなら、マーケティングや企画などの職種がおすすめです。

データ収集やリサーチ、分析の手法を学んでおくと、一般企業でもいかせる場面は多いでしょう。実際に社会学部出身の学生は、企画職やマーケティング職につく人も多いです。

社会学部の学生に人気なのは「マスコミ系」

マスコミ業界は、社会学部の学生から人気があります。

テレビ局・制作会社

マスコミといえばテレビ局というイメージを持つ人も多いのではないでしょうか?ディレクターやプロデューサー、AD、アナウンサー、編集など色々な人がかかわって一つの番組を作っています。

テレビ局の倍率は非常に高く、少ない募集人数に大量の学生が集まります。新卒で入れなかった人も第二新卒や既卒の枠でトライしているんです。

テレビ局ではなく、制作会社に入ってもテレビに携わることができます。会社によってニュース番組が得意だったりバラエティ番組が得意だったりと特徴が違うので、自分が何をやりたいかを明確にしてから就活をした方がいいですね。

この業界で求められるのは、トレンドを追いかけるアンテナの高さ。常に新しい情報を求めて、ネットやSNS、そして自分の足で情報を集める人にが向いています。納期に追われて忙しく過ごすことも多いので、時間管理能力が高く、要領よく仕事をこなせる人が重宝されます。

新聞社

新聞社も人気が高い業界です。色々な職種がありますが、花型は記者職です。内定までの道のりは厳しく、まず筆記試験でかなりの学生が落とされます。特定の資格を持っていると試験が免除されたり有利になったりするので、早い段階から準備しておくのがおすすめです。

そして模擬取材があるのも特徴の一つ。与えられたテーマに沿って企画から取材、記事作成までを行います。それまで記事を書いた経験がない人も、こうした選考を乗り越えなくてはなりません。上手く記事が作れるかももちろんですが、どんなセンスの持ち主かなど見られます。

もちろん、新聞を毎日読むのは当たり前です。ニュースそのものを理解することも必要ですが、新聞社によって同じニュースをどう扱っているのか、どんな違いがあるのかにも注目しましょう。

出版社

出版社は会社によって得意分野がわかれます。小説、漫画、児童書、専門書、図鑑など、自分がどんな出版物に携わりたいかによっておのずと第一志望が決まってくるでしょう。

出版社に入りたい学生の多くは、編集職に憧れがある人も多いです。本の企画を立て、どんな内容にするかを考え、ライターなどを派遣し、出来上がった原稿をチェックして、印刷するまでを手掛けます。

最近では、電子書籍なども盛り上がっています。出版社のなかにはこうした領域を専門で担当する人もいます。本が売れないと言われて久しいですが、電子書籍・雑誌はこれからも期待が持てる分野です。

教育系に進む人も多い

社会学部で学んだ知識を、教育の現場で使う人もいます。

教師

小・中・高の教師を目指す方は、教員採用試験を受ける必要があります。授業も教員用のものを履修する必要があるので、教員に興味がある人は早目の段階から履修しておきましょう。

試験の倍率は自治体によって異なり、高いところでは10倍にも達します。中高に比べ小学校の教師になるための試験は比較的倍率が低く、狙い目です。

筆記試験だけではなく面接もあるので、その対策も必要です。個人面接や集団面接、また模擬授業が課されることもあるので、早めからの準備が大切です。

保育士・幼稚園教諭

保育士や幼稚園教諭も人気ですが、こちらも教師と同じく資格が必要です。そして大切なのが、保育園選び。園によって教育方針や仕事のスタイルはかなり違います。自分がどんな保育士になりたいか、どんな風に子供と関わりたいかを明確にしておきましょう。

幼稚園教諭では、教師のように教職課程を終えていなければなりません。保育園が子供のお世話をメインにしているのに対し、幼稚園では歌や勉強などの学びをメインとしています。

どちらの職業も、保護者とのかかわりが密接なので、子供だけでなく大人とのコミュニケーションスキルが必要です。また、体力勝負の面もあるので健康には気を使いましょう。

大学教授

社会学の知識を活かして、教授を目指す人も少なくありません。まずは学部から大学院へ進学し、修士課程に入ります。そこで専門知識を深めながら、論文を書く生活に。およそ二年で修士課程を終えたら、博士課程へと進みます。

そこから先教授になれるかどうかは、実力だけでなく運の要素も強いです。大学に空きが出なければ延々と講師や助教授のまま、ということも珍しくありません。

大学教授だけでなく、研究機関やNPO、NGOの研究職として就職するパターンもあるでしょう。こちらの方が大学教授だけを目指すよりも可能性が高まります。

社会学部は就職に不利か?

社会学部のイメージ

よく「社会学部は就活で不利」と言われます。これは、経済学部や経営学部などと比べて、ビジネスへの関心が低いというイメージが先行しているのが一つの原因です。社会学で学ぶことは実学ではないことが多いので、そうしたネガティブな印象を与える場合もあります。

即戦力となるスキルに乏しい?

外国語学部などと違い、社会学部では社会に出てすぐに使えるスキルを学ぶわけではないという面も大きいです。英語や中国語が喋れると、社会人として即戦力になりえます。

また、法律学部などの勉強も社会に出てすぐに役立つでしょう。そうしたジャンルとは離れているので、就活で不利だと思われがちです。

就活で大事なのは「スキル」よりも「ポテンシャル」

しかし基本的に、新卒採用ではスキルを問われることはさほどありません。それよりも、大学生活でどんなことをしてきたのか、なぜ会社に入りたいかなどが見られます。自己PRや志望動機をしっかり作りこめれば、他学部と同じ条件で就活を戦えるでしょう。

興味を持った業界のインターンに参加してみよう!

社会学部生に人気なマスコミ業界はもちろん、様々な企業がインターンシップを実施しています。インターンシップに参加することで業界や企業についての理解を深められるだけでなく、自身の適性を確認したり、職場の雰囲気や合説では知りえなかったことを知ることもできます。また、ESや面接をインターンの選考に課す企業も多いので、本選考に向けて良い練習機会にもなります。時間に余裕がある方はぜひインターンシップに参加してみてはいかがでしょうか。

最後に

今回は、社会学部の就職先についてご紹介しました。社会学部の学生は色々な分野へ就職しているので、入学して早い段階から「自分は将来何をやりたいのか」を考えておくといいでしょう。1,2年生からでも参加できるインターンもあるので、将来の進路を考えるきっかけとして、ぜひインターンも活用してみてください!

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