心理学部が就職不利なのは本当?心理学部の就職先や今からできる就活対策を解説!

現在心理学部に在籍している方、あるいはこれから大学は心理学部に進学しようとしている方は心理系のことに興味があると思います。

大学進学時に興味があることを学びたいと考えるのはもちろんですが、一方で気になるのが就職についてではないでしょうか?一部では、心理学部や文学部などは就職にあまり有利ではない、時には不利だと言われることさえあります。

本当に心理学部は就職活動で不利なのでしょうか?今回は心理学部の先輩が多く就職する先や、今からでもできる就活対策をご紹介します。

目次

なぜ心理学部は就活に不利だと言われるのか?

そもそも、なぜ心理学部は就活に不利だと言われることが多いのでしょうか。

心理学部の卒業生の就職率が低い

これは、企業側が心理学部の学生を欲しくないと言っているわけではなく、単純に心理学部の卒業生の就職率が低いというデータがあることからこのように言われているのです。

しかし、心理学部では大学院に進学する学生が多いことから、決して「就職したかったのに心理学部だったから就職できなかった」というデータではありませんので、進学率に関することについてはあまり気にする必要はないでしょう。

経営学部などと比べビジネスで即戦力にならない

他にはどのような理由で言われているのでしょうか。まずは、イメージとして経営学部などの実践的なことを学んでいる学部に比べ、心理学部はビジネスにおいて即戦力になる知識をもっていなそうだというものがあります。

経営学部などで学ぶ簿記や経営学などと比べると、確かに心理学などは仕事でそのまま生かせる学問ではないかもしれません。その部分で「経営学部の学生と心理学部の学生がいたら経営学部の学生を採用する」という人事担当者もいる可能性は多いにあります。

即戦力にはならないかもしれないけど、心理学部が有利なことも◎

さらに、心理学部で学ぶ心理学や、人の気持ちを考えるということは実は仕事に必要なスキルでもあります。

即戦力という形ではなくとも、心理学で学んだことを生かしマーケティングなどの分野で活躍している人もいますので、そのあたりをアピールするといいでしょう。

就活の採用担当者はその学生自体を見て採用を決めることが多いですから、学部だけで合否に大きな差がつくということは少ないです。

心理学部出身者の就職先は?

それでは、心理学部出身の先輩たちはどのような就職先に進んでいるのでしょうか。ここでは心理学の知識をいかせる就職先をご紹介します。

一般企業に就職する

まずは、一般企業に就職するパターンです。心理学部出身だと、サービスや人材系の業界に就職している人が多いです。やはり「人」に関わる分野や業界の仕事では、心理学の知識をアピールしやすいからでしょう。

もちろんそれ以外にも、メーカーや保険業界などに就職する人もたくさんいます。一般企業の職種でいうと、マーケティング、人事、営業などが多いです。

いずれも人の心理を理解していることが大きな強みとなる職種です。傾聴力やコミュニケーション能力の高さをアピールするのもいいでしょう。

相談員や教師になり公務員として働く

心理学の知識がいかせる仕事として、「心理相談員」や「児童指導員」といった仕事があります。市民の相談を受けたり、児童の生活指導などを行う仕事です。

各都道府県の児童相談所や精神保健福祉センター、医療福祉センターなどの募集情報をチェックしてみるのがいいでしょう。

心理学科では高等学校教諭1種免許状(公民)が取得できる大学も多いです。心理学を学んでおけば、教育や指導にいかすこともできるので、教師を目指すのもいいかもしれません。

カウンセラーとして働く

「人の話を聞くのが好き」「人の役に立ちたい」と考えているなら、カウンセラーとして働くのがおすすめです。

学校に所属するスクールカウンセラーや、一般企業に所属する産業カウンセラーなどの仕事があります。

人の気持ちを理解しようとつとめ、人の気持ちに寄り添うことが求められるカウンセラーの仕事では、心理学の知識を大いにいかすことができるでしょう。

キャリアカウンセラー・キャリアコンサルタントとして働く

転職が当たり前となっている近年は、キャリアカウンセラーやキャリアコンサルタントの需要が高まっています。

その人の適性や能力、経験などを考慮して、転職先や今後のキャリアを提案するのが仕事です。心理学の知識と合わせて、ビジネスの知識も必要になります。

人生に大きく影響する「仕事やキャリア」に関わる仕事なので責任やプレッシャーが大きいですが、やりがいもある仕事です。

心理学系を生かせる専門職に就く

もうひとつは、心理学系を生かすことのできる専門職に就くことです。資格取得や大学院進学が必要となりますが、臨床心理士や産業カウンセラー、精神保健福祉士などに就くためには大学の心理学部で専門の勉強をしていることでより資格取得がしやすいといえるでしょう。

心理学部出身者の就活対策ですべきことは?

現在心理学部に在籍していて、これから就職活動をしようとしている人はどのような就活対策をすべきなのでしょうか。

資格を取得する

もし就職活動までに少しでも時間に余裕があれば、心理学系の資格取得にチャレンジしてみましょう。

心理系の専門職に就かない場合で一般企業への就職を検討している場合であっても資格を取得したことや、それだけ専門的な知識を持っていることは大きなアピールになります。

マーケティングなどの一般企業で求められる部署に進む場合であっても「お客様の気持ちを分析できます」といった発言の説得力が増します。

就活で差をつける

資格を取得する時間がないという場合でも、インターンに参加するなどすれば他の就活生に差をつけることはできます。できるだけ場慣れしておくことで緊張しにくく余裕が生まれます。

特にインターンシップに参加し、その企業やその業界の仕事内容・働き方を体感しておくことは、他の学生にイメージで差をつけるだけでなく、志望動機などにも説得力と深みが生まれます。

さらに、自分の強みを磨き、自己アピールができるようにしておく、サークルや趣味に打ち込むなど、「どうせ心理学部だし……」と自信をなくすのではなく、これまで自分がやってきたことについて堂々と語ることができる学生生活を送っておくことをおすすめします。

最後に

心理学部だからといって就職活動で不利だという根拠はありません。むしろ、多くの新入社員が憧れる人事部やマーケティング部などへの配属の可能性もあります。

根拠のないことに惑わされるのではなく、心理学部であることの強みをアピールしたり、あるいはしっかりと就職活動の対策を行い、堂々と自信を持って就活にチャレンジしましょう。

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