化粧品業界インターンの内容・時期・選考対策を解説

日本の化粧品メーカーは海外でも高い評価を受けており、就職先として女性のみならず男性からも人気のある業界です。化粧品業界のインターンに興味を持っている学生も多いでしょう。

ここでは化粧品業界を目指す就活生に向けて、代表的な化粧品会社を紹介し、化粧品業界のインターンで体験できることやインターン選考の特徴などについて解説します。

化粧品業界のインターンって何するの?時期や選考、業務内容について
目次

化粧品業界にはどんな会社がある?

化粧品業界の売り上げランキング

業界動向SEARCH.COMの発表している化粧品業界 売上高ランキング(2020 - 2021年)は、次のようになっています。

1位 資生堂
2位 コーセー
3位 花王
4位 ポーラ・オルビスホールディングス
5位 DHC
6位 ファンケル
7位 マンダム
8位 ノエビアホールディングス
9位 日本コルマー
10位 日本メナード化粧品

化粧品業界の外資系企業で有名なのは、ロレアル、ユニリーバ、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)、エスティ―ローダー、レブロンなどです。英語力や海外経験をいかしたいなら、外資系企業にチャレンジしてみるのもいいでしょう。

参考:https://gyokai-search.com/4-kesyo-uriage.htm

日本を代表する化粧品会社

資生堂
日本を代表する化粧品メーカーで売上はトップを保持し続けています。「SHISEIDO」「マキアージュ」「エリクシール」など多くのブランドを展開しており、国内シェア率は3割を超えています。世界でも常に10位以内に入る売上で、世界に広く展開したグローバル企業でもあります。これからさらにグローバルビューティーカンパニーとしての成長を加速させることを宣言しています。

コーセー
国内では業界2位の売上で、世界ランキングでも20位以内にランクインしています。「ハイプレステージ」「プレステージ」「コスメタリ―」の3つの価格帯で化粧品ブランドを展開しており、主なブランドは「JILLSTUART」「ELSIA」「雪肌精」などです。

花王
化粧品業界では業界3位の売上で、「カネボウ」や「ソフィーナ」などのブランドを展開しています。アジア、ヨーロッパ、アメリカなどにも事業展開しているグローバルな企業です。ビューティーケア(化粧品)だけでなく、ヒューマンヘルスケア、ファブリック&ホームケアという3つの分野で事業を展開しており、幅広い世代に支持されています。

【職種別】化粧品会社のインターンで経験できること

研究開インターン

理系学生に人気のある研究開発職インターンは、短期のものが多いです。内容は化粧品の研究について学ぶもの、化粧品の展望を考えるグループワーク、ワークショップなどとなっています。

商品企画インターン

短期から中長期まであります。1Dayインターンは商品開発の過程を学び、簡単な商品開発のシミュレートやグループワークをするなどのワークショップ的なものが多いですが、1週間以上のインターンでは商品を開発、プランニングする部署で、アシスタントとして商品ができるまでの制作過程をサポートするなど商品づくりの裏側を学べます。

マーケティングインターン

マーケットリサーチやターゲットリサーチなどのマーケティング全体を経験できるものもあり、商品企画から販売促進までといった幅広い仕事が経験できます。動画によるSNSマーケティングを学べる会社もあるので興味がある方は探してみてください。

営業インターン

営業インターンは、短期から中長期まで募集があります。1Dayインターンの内容は会社の説明や仕事内容紹介、課題解決グループワークなどです。中長期インターンは、一定期間研修を受け、実際に社員の人に同行して営業現場に行く経験ができる会社が多いです。

販売職インターン

店頭で化粧品を紹介・販売する販売職も、化粧品業界で人気の職種です。「美容部員」「ビューティーコンサルタント」と呼ばれることもあります。販売職のインターン募集は多いですが、1DAYインターンシップが多いです。

化粧品業界のインターンについて

募集時期はいつ頃?

大手企業の1DAYインターンや短期インターンは、夏休み前後が多いです。冬から春にかけても大手化粧品メーカーのインターン募集が増える時期となっています。中小企業やベンチャー企業などに多い長期インターンは、通年で募集していることが多いです。

インターンの選考方法

化粧品業界は人気が高く、インターンシップも倍率が高いです。webテスト、ES(エントリーシート)、面接、動画選考まであるところもあります。選考方法は企業により異なるので詳しくは個別に調べてみてください。

求められる人材

まず第一に化粧品に興味があることが求められます。直接肌に塗布するものへの情熱は必須です。顧客のニーズを把握しメーカーのブランディングに沿って商品開発、販売を行っていくため流行に敏感であることも必要ですし、高いコミュニケーション能力を持つ人材も求められています。

化粧品業界インターンの選考対策

業界動向をチェック

化粧品業界は新型コロナの影響を大きく受けた業界の一つで、多くの変化がありました。メイク需要は縮小しましたがスキンケア需要が高まったり、販売だけでなく接客のオンライン化が進んだりもしました。

近年は男性のスキンケアやメイクへの関心の高まりを受け、男性向け化粧品の需要も高まっています。変化の激しい化粧品業界では業界動向やトレンドを把握しておくことも重要なので、普段から情報収集に力を入れておきましょう。

先輩の体験談から学ぶ

インターンに参加した先輩の体験談からは学ぶことが多いです。インターンや選考がどんな内容か事前に把握できるので、対策もしやすくなるでしょう。以下のリンクから、コーセーのインターンシップ体験談がチェックできます。

志望理由を明確にする

化粧品メーカーはどの会社も独自の個性と誇りを持っています。インターン選考でも「なぜこの企業なのか」「なぜインターンに参加したいのか」など志望理由を聞かれることが多いです。志望企業とライバル企業との違い、その企業の強みや特徴をしっかり理解しておく必要があります。

資生堂やコーセーなど大手企業のインターン選考は倍率もかなり高くなるため、ありきたりな志望動機では書類選考を突破するのは難しいでしょう。採用担当者の記憶に残るような独自性のある志望動機を考えてみてください。

最後に

興味がある企業があれば、しっかりと対策をしてインターンにもどんどん応募してみましょう。しかし化粧品業界は人気の業界なので、大手化粧品会社でのインターンは選考倍率も高いです。中小企業やベンチャーなども視野に入れて、インターン募集をチェックすることをおすすめします。

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