【企業研究】東京海上に就職するには?役立つ就活情報を徹底解説!
東京海上日動は1879年に日本で初めて設立された大手損害保険会社です。例年学生に就職先として人気が高く、就職難易度の高い企業です。東京海上日動に就職するためにはどのような対策をすべきなのでしょうか。就活に役立つ情報を徹底的に解説します!
- ・東京海上日動について
- ├東京海上日動の企業概要
- ├東京海上日動の沿革
- └東京海上日動のビジネス
- ・東京海上日動の特徴
- ├社風
- ├平均年収
- └強み
- ・東京海上日動の就職活動情報
- ├様々な募集コースと選考フロー
- ├採用人数・採用大学
- ├ES・面接の質問の特徴
- └求められる人物像
- ・東京海上日動の魅力
- ├高収入で安定した職場で働ける
- ├就職の難易度はそれほど高くない
- └出産・子育てと仕事の両立がしやすい
- ・東京海上日動のインターンシップ
- ├インターンシップの種類
- ├インターンシップ①プレミアム・インターンシップの内容
- ├インターンシップ②インターンシップ 2DAYSの内容
- └インターンシップの選考
- ・東京海上の就職活動対策
- ├インターンシップ参加やOB訪問が有利になる
- ├筆記試験の難易度が高い、計算問題は対策必須
- └面接では志望度の高さが重要視される
- ・最後に
東京海上日動について
東京海上日動の企業概要
商号:東京海上日動火災保険株式会社(Tokio Marine & Nichido Fire Insurance Co., Ltd.)
創業:1879年(明治12年)
資本金:1,019億円
本店所在地:東京都千代田区丸の内一丁目2番1号
総資産:9兆1,926億円
従業員数:17,077人
東京海上日動の沿革
東京海上日動火災保険株式会社は東京海上ホールディングスの傘下の大手損害保険会社です。創業当時業績を伸ばしていた海運・貿易業に伴い海上保険会社の需要が高まっていたため、1879年に前身である東京海上保険が設立されました。東京海上ホールディングスの中核企業であり、日本の損害保険業界の最大手です。
東京海上日動のビジネス
東京海上日動が扱っている事業は損害保険事業、業務の代理・事務の代行などです。
損害保険事業は火災保険、海上保険、自動車保険など様々な保険サービスを展開しています。損害保険事業は契約者が自己や天災等に見舞われたときに、契約者が自己負担できない分を保険金で支払います。保険契約者から集めた保険料の資産運用も行っています。国内だけでなく、海外保険事業も担っているのでグローバルな働き方ができます。
業務の代理・代行の分野ではコールセンターや事務手続きなど、損害保険業に係る業務の代理および事務の代行サービスを提供しています。弁護士や鑑定人等社内外のプロフェッショナルと連携し、クライアントをあらゆる事故から守り解決に導きます。
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東京海上日動の特徴
就活生が気になる、社風や平均年収など東京海上日動の特徴を解説します。
社風
就活生体験記によると社員は穏やかで現実的な人が多いと感じる人が多いようです。また歴史のある大手企業だからか、自社に誇りを持っている人も多いです。日本で一番「人」が育つ会社というテーマを掲げていて、若手の育成に力を入れるため、成長意欲やチャレンジ精神のある人が多いです。
平均年収
2019年末の有価証券報告書によると平均年間給与は12,452,909 円と報告されています。つまり東京海上日動の平均年収は約1250万円です。競合他社の損保ホールディングス(平均年収約1100万円)や三井住友海上、MS&ADインシュアランスグループホールディングス(平均年収約1060万円)などと比較すると少し高めに設定されていることが分かります。
強み
東京海上日動は損害保険業界の中でもトップのシェア率を誇っていて、ブランド力も強いです。ブランド力の強さから法人、個人どちらからの信頼も厚いことが強みといえます。海外事業にも力を入れていて、競合の損保ジャパンと三井住友海上の中では最も海外売上高比率が高いです。
東京海上日動の就職活動情報
東京海上日動の就職活動で役立つ情報を紹介します。
様々な募集コースと選考フロー
東京海上日動の新卒の応募にはグローバルコース、エリアコースの2つがあります。グローバルコースは国内外問わず広いエリアで業務を行い、エリアコースは限られた範囲のエリアで業務を行います。総合職にも種類があり、IT部門やコーポレート職など専門的な仕事を目指せる総合職SPECというコースの募集もあります。
東京海上日動の選考フローは以下の通りです。
説明会→エントリーシート提出→筆記試験→面接複数回→内定
インターンシップや面接練習会、リクルーター面談などで評価された学生は優遇ルートに乗ることができます。
採用人数・採用大学
採用サイトによるとの募集人数は300名~とあります。マイナビによるここ数年の採用実績は以下の通りです。
2019年卒 578名
2018年卒 576名
2017年卒 692名
採用大学は全国の国公立・私立大学を対象としています。
ES・面接の質問の特徴
エントリーシートの質問は志望動機や学生時代に力を入れたことなど定番の質問が多いです。しかし学生時代に取り組んだことについてなどは活動期間や内容、困難であったことなどかなり詳細に聞かれます。面接でも困難をどのように乗り越えたかを聞かれた学生が多いようです。
質問例
「大学時代に力を入れて取り組んだことを3つ挙げてください。 (150文字以内)」
「取り組みに関して、活動期間、役割、人数等具体的なイメージができるように内容を教えてください。 (250文字以内)」
「その取り組みの中で感じた課題や問題、および感じたきっかけ・背景について教えてください。また、その後どのような行動を取ったのかについても教えてください。 (400文字以内)」
求められる人物像
東京海上日動の採用HP、人事からのメッセージでは「新人から"自ら考え、発信し、行動する"こと」、「常に問題意識を持ち、自ら考え、最終的な解決策を創り出すこと」を人材に求めるとしています。課題や問題を発見し解決策を導き出す能力がある人、常に自律的に行動を起こす人が求める人物像であると考えられます。
東京海上日動の魅力
東京海上日動はなぜ就活生から人気なのでしょうか?ここでは東京海上日動の魅力や人気の理由について解説します。
高収入で安定した職場で働ける
高収入の仕事は残業が多かったり休日出勤があったりと、ハードワークな職場も多いですが東京海上日動の場合、カレンダー通りできちんと休日・休暇を取れている人が多いようです。
残業はそれなりにありますが、毎日終電で帰るというようなハードな職場環境ではありません。基本的にできるだけ残業をせずに帰ることが推奨されており、ワークライフバランスを重視する人には嬉しい環境です。
就職の難易度はそれほど高くない
業界大手の大企業で高収入と、好条件が揃っている東京海上日動ですが、他の高収入の大企業に比べると就職倍率はそれほど高くありません。
誰でも簡単に入れるというほど倍率が低いわけではありませんが、新卒の採用人数も多いため、高待遇の割には入りやすい企業と言えるでしょう。
出産・子育てと仕事の両立がしやすい
産休や育休制度が整っているため、出産や子育てと仕事の両立がしやすい環境です。家族を持ちながらキャリアアップもしたいと考えている方におすすめです。
東京海上日動のインターンシップ
インターンシップの種類
2022年卒向けの募集要項によると、東京海上日動では、2つのインターンシップが開催されています。「TOKIO MARINE プレミアム・インターンシップ in Winter」と「TOKIO MARINE インターンシップ 2DAYS」です。
「TOKIO MARINE プレミアム・インターンシップ in Winter」は、2月に主要都市で実施される2日間の業務体験型インターンシップです。
「TOKIO MARINE インターンシップ 2DAYS」も実施時期は2月で、こちらは全国の各支店で実施されます。
インターンシップ①プレミアム・インターンシップの内容
「TOKIO MARINE プレミアム・インターンシップ in Winter」の内容は、次のようになっています。
・海外拠点経験者とのディスカッション
・企画書や提案書の作成
・損害事案解決体験
・事故防止策の立案
・若手社員との懇親会
様々な仕事が体験でき、海外駐在経験のある社員や若手社員とのコミュニケーション機会も設けられています。
インターンシップ②インターンシップ 2DAYSの内容
「TOKIO MARINE インターンシップ 2DAYS」のは以下のような内容です。
・リスクコンサルティングの仕事体験
・OB・OG懇談会
・職場受入型プログラム
仕事体験では、リスクコンサルティングビジネスで実際にあった題材を通じて業務を体験します。OB・OG懇談会では、昼食を食べながら東京海上日動で働く社員と少人数で話ができます。職場受入型プログラムでは、実際の現場で営業や損害サービスの仕事を体験できます。
インターンシップの選考
インターンシップの選考フローは次のようになっています。
1 エントリーシートor動画の提出(応募地区によって異なる)
2 書類選考
3 選考会
プレミアム・インターンシップでは東京会場のみ、筆記試験も実施されます。グローバルビジネス編では英語を使用するプログラムがあるため、TOEICスコア730点相当あることが応募の条件となっています。
東京海上の就職活動対策
東京海上日動の就職活動で実践すべき、就活対策を解説します。就活生に人気の高い東京海上日動はインターンシップなどで優遇ルートが用意されているなど注意すべき点が多いです。
インターンシップ参加やOB訪問が有利になる
東京海上日動の選考はインターンシップ参加者がかなり有利になります。インターンシップ参加者限定のイベントや、リクルーター面談に案内されるなど特典が多いです。東京海上日動のインターンシップは営業動向など就業型インターンシップで、参加するためにも選考を受ける必要があります。
このインターンシップ中に評価された学生はインターン優遇ルートに乗ることができ、有利に選考を進めることができます。内定者の多くがインターン参加者なので積極的に挑戦しましょう。
就活体験記によるとOB訪問も重視している様子でより企業を知るためにもなるべく参加することをお勧めします。
筆記試験の難易度が高い、計算問題は対策必須
東京海上日動の筆記試験は企業オリジナルで、計算問題が多く出題されます。就活体験記によるとSPIより難しいと感じた学生もいるようです。インターン参加者でも筆記試験の結果が良くないと本選考に進めないこともあるようです。しっかり対策して臨みましょう。
面接では志望度の高さが重要視される
面接では「東京海上日動の志望度が高いか」が重視されます。就活体験記ではどの面接でも志望度が高いか確認されたという声もあったので、絶対に入社したいという意思を論理的に伝えられるように意識しましょう。
最後に
東京海上日動は就活生に人気の損害保険会社です。就活体験記によると多くの学生が東京海上に就職するためにはサマーインターンシップの参加が重要であると感じたようです。面接での優遇ルートへ進むためのインターンシップの参加、面接で熱意を伝えるための企業研究の2つを意識して就職活動を進めましょう。
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