【企業研究】ソフトバンクに就職するには?企業概要・評判・採用情報まとめ

ソフトバンクは通信事業を中心に、インターネット広告やイーコマースなどさまざまな分野で最新技術を活用したサービスを提供している企業です。注目度の高い企業であり、就職先候補として考えている方も多いでしょう。

ここではソフトバンクへの就職を考えている方に向けて、就活で役立つ情報をまとめています。企業概要や事業内容など企業研究に役立つ情報、就活生が気になる社員の口コミや採用情報などを選考対策に役立ててください。

目次

ソフトバンクとは

ソフトバンクは1986年に孫正義氏が立ち上げた会社です。パソコンのソフトウェアを全国に流通させたいという思いから「ソフトウエアの銀行=ソフトバンク」と名付けられました。現在は通信事業に留まらず、モバイル事業やAIを活用したロボット「Pepper」などさまざまな分野に事業を拡大しています。

ソフトバンクの経営理念

ソフトバンクの経営理念は『情報革命で人々を幸せに』です。ここからわかる通りソフトバンクは通信事業会社でもモバイル会社でもありません。特定の事業に固執せず、テクノロジーの進化によって形を変え時代に求められるサービスを提供するという企業姿勢が特徴的な企業です。

事業セグメント

ソフトバンクの行っている主な事業は以下の通りです。

・国内の移動通信サービス
 ┗「ソフトバンク」「ワイモバイル」「LINEモバイル」の3つのブランドを展開。現在は5Gサービスに伴ネットワーク強化に取り組んでいます。

・固定通信サービス
 ┗「SoftBank 光」などの固定ブロードバンドや「ソフトバンクでんき」を提供。

・イーコマースサービス
 ┗ソフトバンク、ヤフーのユーザーを対象にした「Yahoo!プレミアム」の特典やモバイルイーコマースサービスを展開。

ソフトバンクへの就職で気になるポイントを解説

従業員数・平均年収

ソフトバンクの従業員数は17,299名、男女比は約7:3となっています。入社後3年間の在籍人数割合を示す新卒定着率は男性が88.3%、女性が89.5%です。一般的に新卒定着率は70%を超えると定着率が高いといわれるためソフトバンクは新卒定着率の高い企業といえるでしょう。

有価証券報告書によると、ソフトバンクの平均年収は782万円です。同じインターネット関連会社である楽天の平均年収は720万円、総合通信大手のKDDI株式会社が930万円、NTTドコモが870万円となっています。

待遇・福利厚生

【昇給】年1回(原則)

【賞与】年2回 年間標準賞与5カ月+特別加算賞与(業績に応じて支給)

【特別有給休暇】結婚休暇、配偶者出産休暇、子女結婚休暇、リフレッシュ休暇、忌引休暇、転勤休暇、公務休暇、災害休暇、交通遮断休暇、ボランティア活動休暇など

【新卒住宅補助】新卒入社後3年間は家賃の一部補助あり

資金力のある大企業なので福利厚生は非常に充実していて、口コミを見ていると社員の満足度もとても高いです。

働き方・職場環境

ソフトバンクは「Smart & Fun!」をテーマに掲げ、より創造的で革新的な仕事につながる働き方改革を推進しています。コアタイムなしのスーパーフレックスタイム制が導入されていたり、在宅勤務やサテライトオフィスの活用により場所にとらわれない働き方も実現しています。

金銭的な支援があるのも嬉しいポイントです。新しい働き方を支援するために「Workstyle支援金」として月に4000円が支給されたり、「自己成長支援金」として社員には毎月1万円が支給されます。

竹芝にある本社の30階はワンフロアすべてが社員食堂のカフェテリアとなっています。有名料理人とのコラボメニューやソフトバンクオリジナルメニューなどがあり、飽きがこないよう工夫されています。カフェテリアでは福岡ソフトバンクホークスの激励会やパブリックビューイングなども開催されるようです。

ソフトバンクの評判は?

ソフトバンクの社員による口コミを見てみると、次のようなコメントが多いです。

【良い評判】
・自由な社風
・風通しが良い
・スピード感がある
・成長できる環境
・裁量権を持って仕事ができる
・研修制度が充実している
・有給が取得しやすい
・自由な働き方ができる

【悪い評判】
・トップダウン
・転属の希望が通らない
・給与に不満がある

基本的には自由な社風で、服装もカジュアルな人が多いようです。残業を良しとしない雰囲気があって、有給も取得しやすい部署がほとんどのようで、ワークライフバランスがとりやすいという口コミが多いです。

今や大企業となりベンチャー気質は残っていないという声と、ベンチャー気質が残っているという声が両方あります。トップダウン的であったり、裁量を与えてもらえたりと、部署によりかなり違いがあります。

事業領域が広いため学びや成長のチャンスが多いと感じている社員は多いです。チャレンジできる環境、裁量権を持って働けるとの口コミも多いです。

産休・育休の制度が整っており、時短勤務ができたりと、子育てと仕事を両立しやすい環境です。女性の管理職が多いです。

ソフトバンクの就職活動情報

ソフトバンクの就活で役立つ情報を紹介します。

求める人材

ソフトバンクはこれまでたくさんの会社の買収や出資、新規事業への取り組みなど常に新しいことに挑戦してきた企業です。そのため採用でも「企業姿勢に共感して、時代の変化を楽しめる人材」が求められています。

ソフトバンクの職種

ソフトバンクで募集されている職種は以下の通りです。
・総合職
 ┗幅広い分野の事業に携わる。全国・海外転勤あり。
・アソシエイト職
 ┗企画・立案、社内外調整、業務改善など提案型サポート。全国・海外転勤なし。
・販売職(ソフトバンク クルー)
 ┗店舗にて提案・販売を行う。ブロック転勤の可能性あり。

選考フロー

ソフトバンクの選考フローは以下の通りです。ここでは志望者の多い総合職の選考フローについて解説しています。

ES→Webテスト→GD→面接(複数回)→内定

ESでは「ソフトバンクバリューの5つの項目の中で、 あなたの強みと合致する項目を教えてください(複数選択可)。 また、その強みを発揮して成し遂げたエピソードを教えてください。 (字数:200字~)」と「30年後、世界の人々にもっとも必要とされるテクノロジーやサービスは何でしょう。 その実現のためにソフトバンクでどのような挑戦をしたいですか。(字数:200字~)」というようにガクチカと入社してやりたいことが聞かれています。

面接の質問の特徴

ソフトバンクの面接では基本的なガクチカや志望理由に加えて、ソフトバンクへの志望度の高さを図るための質問がされます。「ソフトバンクの強みと弱み」「ソフトバンクでやりたい仕事」などに答えられるようにしておきましょう。選考が進むと「最近のソフトバンクのニュース」や「孫正義についてどう思うか」などより深い理解が求められる質問があります。

ソフトバンクの就職活動対策

ソフトバンクの選考に役立つ対策方法を紹介します。

インターンに参加

ソフトバンクの場合、インターンシップに参加した学生は全員早期選考に呼ばれるようです。2週間という長い期間のインターンシップは選考に有利になるだけでなく、ソフトバンクを内側から知るチャンスにもなるため志望度の高い学生はぜひチャレンジしましょう。

グループディスカッション対策を行う

ソフトバンクの選考では面接の前にグループディスカッションが行われます。このグループディスカッションは結論をチームごとに出す必要はなく、個人で最後に自分の意見を話すという形式になっています。はじめの自分の意見に囚われず様々な角度から意見を出すことを意識しましょう。またグループディスカッションをぶっつけ本番で行うのはなかなか難しいです。対策会やインターンシップの選考を利用して場に慣れておきましょう。

最後に

ソフトバンクは通信事業だけでなく、時代に合わせて最新技術を用いたサービスを展開してきた企業です。現在の姿に囚われずこれからの展望を予想しながら企業研究を進めましょう。

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