インターンと聞くとやはり開催数も参加者も多い夏季のインターンを思い浮かべがちですが、秋にもインターン生を募集している企業があります。秋のインターン参加には夏季とは違ったメリットや重要性が沢山あるので、この記事では秋インターンについて詳しく解説します。
- ・秋インターンの重要性
- ├夏に募集がなかった企業に出会える
- ├大手企業では参加必須の場合も
- └夏の反省を生かした応募が出来る
- ・夏インターンとの違い
- ├ベンチャー企業が多め
- ├長期の募集が多い
- └人材発掘目的がメイン
- ・秋インターン参加のメリット
- ├夏よりも合格しやすい
- ├夏インターンの経験を活かせる
- ├冬インターンの準備になる
- └内定に繋がりやすい
- ・秋インターンの注意点
- ├学校との両立がハード
- └大手企業の開催が少ない
- ・最後に
秋インターンの重要性
夏は長期休暇中という事もありインターンが盛んに行われますが、夏季インターンが終わった直後の秋インターンだからこそ抑えられるポイントがいくつもあります。
夏に募集がなかった企業に出会える
夏がインターン開催のメインシーズンとはいえ、夏は社内業務が忙しくとてもインターンにまで手が回らないという会社もあります。そういった会社は秋にインターンの募集を掛け始めることが多いので、夏季のインターンに希望する募集がなかったという方も秋インターンは要チェックです。
また行きたい業種を模索している方は、夏にはなかなか見つからない業種のインターンが秋には見つかった、という事もあるのでぜひ募集を見てみましょう。
大手企業では参加必須の場合も
長期休暇中のインターンは参加者が多いために説明会形式がメインになりがちですが、秋インターンでは実務の体験をメインの内容としている募集が増えます。説明会形式のインターンが採用に影響するケースは少ないですが、実務経験が積めるインターンは選考に影響があることも少なくありません。
実務経験型インターンの参加者には、採用試験一部が免除されるなどの措置を取る会社も多いです。一部の大手企業などではインターン参加が採用の必須条件になる場合もあるので、気になる企業がある方は夏休みのうちに秋インターンについて確認しておきましょう。
夏の反省を生かした応募が出来る
夏のインターンに参加した方で反省点があったり、やはり別業種を目指したいと感じたりした方も多いでしょう。また自分が夏にどんな経験値を得られたか知りたい人もいると思います。秋インターンはそれらを活かす最適なタイミングです。
秋の応募では夏インターンで自分の適性への理解が深まって、自分に合った募集が探しやすくなっています。夏インターンで反省があった人こそ、意欲的に秋インターンに参加してみてください。
夏インターンとの違い
夏開催のインターンでは、学生が集まりやすいという点を重視したプログラムが多く見られます。ですが秋インターンは休暇明けから始まるため、夏とは違った募集の傾向がかなり見受けられます。
ベンチャー企業が多め
夏は会社の規模に関わらず募集がありますが、秋インターンはベンチャー企業が多くなります。夏インターンである程度スキルを得た学生を呼び込み、小さい企業でも教育の手間が痛手にならないようにするためだといわれています。
ベンチャー企業への就職を希望している方、少人数でのインターンを探している方には秋インターンがおすすめです。
長期の募集が多い
夏季インターンは参加者の多さから1・2日で終わるものの割合がとても高いですが、秋は比較的長期にわたるインターン募集が増えます。長期インターンでは実務経験ができるので、参加することで説明会形式のインターンより深く仕事について知ることができます。
夏に短期のインターンで就活の雰囲気を知ったという方は、秋からは一歩踏み出して長期のインターンに応募してみると業務理解をもっと深められます。
人材発掘目的がメイン
説明会形式で多くの人に自社を知ってもらう、というのが夏季インターンに多く見られる狙いです。ですが夏ほど参加者が多くない秋インターンでは、戦力になる人材を見つけ出す目的の募集が多くなります。
夏に興味が持てる業種を見つけた方は、自分がその分野に適性があるかを早く知りたいと思います。秋インターンで企業に人材としての力をテストしてもらえれば、すぐに適性を見極めることが出来るでしょう。
秋インターン参加のメリット
秋インターンにはこの時期に開催されるからこそのメリットが多くあります。幅広い層の就活生に恩恵があるメリットなので、積極的に活用しましょう。
夏よりも合格しやすい
インターンへの参加者が減るため、一般的に秋インターンは夏より採用されやすいです。夏に希望のインターンに参加できなかったという方も、秋に同企業や同業種のインターンに応募してみるのをお勧めします。
夏インターンの経験を活かせる
秋インターンは夏季インターン終了直後に実施されるので、夏に得た経験をすぐ活かせるチャンスとなるでしょう。夏インターンで後悔が残ったという人も挽回するチャンスを得られます。
夏季インターンの経験をすぐ秋インターンに繋げることで、身に付けたスキルをさらにブラッシュアップできます。夏インターンで成功した人も失敗した人も、秋インターンに参加するメリットは大きいです。
冬インターンの準備になる
冬にもまた休暇中の学生向けのインターンが開催されます。この冬インターンに向けて準備したいという方にも、直前に開催される秋インターンへの参加はとてもおすすめできます。
秋インターンは考えていなかったけれど冬に絶対成功させたいインターンが開催されるという方は、冬の練習になりそうな秋インターンを探してみるのもいいですね。
内定に繋がりやすい
秋インターンは夏よりも就活解禁に近い時期に開催されるので、内定に近づくチャンスが増加します。秋インターンで能力を認められれば、内々定や内定を得る確立が高められるというケースも多いです。
早く就活を終わらせたいと思っている人や、インターンで雰囲気を知った会社に就職したいと考えている方は早期内定につながりそうなインターンに参加しましょう。
秋インターンの注意点
参加のメリットが沢山ある秋インターンですが、この時期ゆえの注意点も幾つかあります。これをしっかり抑えて秋インターンに参加するかどうかを決めましょう。
学校との両立がハード
長期休暇中の開催ではないため、インターンと学校での活動を同時並行させなければいけません。秋は大学でも学祭等の行事が多く開催される時期です。もちろん通常の授業もあるため、休暇中よりもインターンに割く時間についてよく考える必要があります。
大手企業の開催が少ない
大手企業の多くは夏季インターンに力を入れているため、秋インターンを開催する企業は少ないです。秋に大手企業でインターンをしたいという方は、募集の数が限られるため倍率が低く採用されやすいという秋インターンのメリットを得づらいです。
志望する大手企業が決まっている方が秋インターンに参加するのであれば、同業種のベンチャー企業等のインターンを利用して業種の理解を深めるという選択肢が堅実でお勧めです。
最後に
秋インターンはこの時期の開催ならではの特性が沢山あるため、就活に役立つ経験を多く積むことができます。夏、冬の休暇に開催されるインターンとも繋げることができる時期なので、興味がわいた方はぜひ秋の募集を探してみてください。
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