インターンと聞くと就活生が参加する「サマーインターン」や「ウィンターインターン」を思い浮かべるかもしれません。これらのインターンは1dayや1,2週間のものが多く「短期インターン」と呼ばれます。
一方長期インターンとは「学生が企業で社員と同じように就業すること」で、期間も数か月から年単位です。長期インターンにはどんな魅力があるのでしょうか。メリット・デメリット、アルバイトとの違いを解説します。
- ・長期インターンとは?
- ├アルバイトとの違い
- └短期インターンとの違い
- ・長期インターンの求人
- ・メリットとデメリット
- ├長期インターンのメリット
- └長期インターンのデメリット
- ・長期インターン選考
- ・最後に
長期インターンとは?
長期インターンは3か月以上の勤務が基本で、ベンチャー企業の募集が多くなっています。実際の職場で社員と一緒に働くことができるため、学生のうちからビジネススキルを身につけることが可能です。また職種もさまざまでWebマーケティングやエンジニア、ライター、営業などがあります。短期インターンの場合は無給のものがほとんどですが、長期インターンは給与をもらいながら働くことができます。
アルバイトとの違い
給与をもらいながら働くという共通点がある長期インターンとアルバイトですが、一番大きな違いは業務内容です。アルバイトは接客や塾講師などマニュアルがあり、やることが決まっていることが多いです。一方長期インターンはマーケティングに携わったり、営業活動を行ったりと裁量権があり、目標に向かって主体的に取り組む必要があります。
短期インターンとの違い
短期インターンと長期インターンの違いは「目的」です。短期インターンに学生が参加する目的は「企業の実情を知って業界・企業研究を進めること」「実際の業務を体験すること」「選考を有利に進めること」などですが、長期インターンの目的は「スキルを身につけること」です。
社員と同じように働くため学生のうちからプログラミングやライティング、マーケティングなどのスキルを身につけて就活を有利にすることが可能です。短期では業界の実態を見ることはなかなか難しいですが、ある程度長い期間働くことで本当に自分にマッチした業界か見極めることができます。
長期インターンの求人
ここまで読んで実際にどんな長期インターンがあるのか気になった人も多いのではないのでしょうか?
実際にインターンシップガイドで募集を行っている長期インターンはこちらから確認できます。長期インターンは1件あたりの募集人数が少ないためすぐに求人募集が終わることが多いです。少しでも気になるものがあれば気軽に応募してみてください。
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メリットとデメリット
内容がわかったところで、長期インターンのメリットとデメリットについてみてみましょう。
長期インターンのメリット
長期インターンの一番のメリットは学生のうちにスキルを身に付けることができることです。もちろんプログラミングスキルや文章力もですが、大きな課題を分析して原因を見つける論理性や社会人と話すコミュニケーション能力などどの業界でも役立つビジネススキルも長期インターンで身に付けることが可能です。
またこれらを就活の際にアピールすることもできます。サマーインターンに参加している学生は多くても長期インターンを経験している学生は少ないので他の就活生にはない強みになります。
長期インターンのデメリット
長期インターンのデメリット1つ目は学業、サークルとの両立が必要な点です。長期インターンにはある程度まとまった時間を使う必要があるので自分のスケジュールと照らし合わせてインターンに使える時間を考えてみましょう。最近では週2からのインターンやリモートでできるものもあるので忙しくて無理だと諦めず一度探してみてください。
また長期インターンを募集している企業は学生に理解があるため、テスト期間やサークル・部活の大会など忙しい期間がある場合は無理のないスケジュールで勤務できるよう配慮してくれます。
2つ目はアルバイトよりも受かりにくいことです。長期インターンの合格率は20%といわれており5社受けて1社受かる程度です。そのため複数社応募して選考を受けるのがおすすめです。また、はじめるまでに時間がかかる場合もあります。応募から書類選考、面接、結果まで2週間程度かかります。収入の面でもお金が入るのに時間が空いてしまうので余裕を持って応募しましょう。
長期インターン選考
長期インターンの選考は書類選考→面接というプロセスで行われることが多いです。また、エンジニアの募集では事前に課題がある場合もあります。書類選考は就活のES(エントリーシート)ほど対策は必要ありませんが、志望動機やどのくらいの時間働けるのかは書く必要があるので準備しておきましょう。
長期インターンはベンチャー企業が実施していることが多いため、面接は1度で終わることが多いです。直接経営者や事業責任者の方が面接を行うこともあります。見られているポイントはスキルや能力よりも「何がやりたいのか」「どんなスキルを身に付けたいのか」という熱意です。受け身にならずしっかりアピールしましょう。
最後に
長期インターンとは数ヶ月から年単位で行われる就業体験のことでした。長期インターンを行うことで学生のうちからスキルを身に付けることが可能です。ぜひ挑戦してみてください。
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