インターン参加時の注意点！好印象を残すために気を付けるべきこと

インターンへの参加は、多くの学生にとって企業で働く初めての機会です。しかし、インターンでは些細な振る舞いがそのまま人事の評価に繋がるため、マナーには気をつけなければなりません。

また、目的もなくただ参加するだけでは得られるものがなく、時間を浪費するだけになってしまいます。事前にしっかり注意点を押さえて、好印象をゲットできるようにしましょう。この記事では、インターン参加時の注意点や好印象を残すためのポイントをご紹介します。

インターン開始前の注意点

インターンが始まる前からでも準備できることは多くあります。この項目では、インターン開始前から注意しておきたいポイントについてご紹介します。

業界・業種について理解を深めておく

インターンに参加する際は、インターンを主催している企業についての下調べが大切です。企業が属する業界や業種、事業内容などをざっくりとでも知っておきましょう。

このタスクは企業研究・業界研究と呼ばれ、インターン参加前という就活の初期段階から最終面接までずっと大切になってくるものです。1人でもすぐに始められるので、早いうちからやっておきましょう。

企業研究のやり方はここから確認！

就活の企業研究のやり方まとめ

目標設定をしておく

何の目標もなくインターンに参加してしまうと、ただ時間を浪費するだけになってしまいます。「インターンで自分が何を成し遂げたいのか」を事前に決め、すべきことを明確にしておきましょう。

目標が決まっていると、本番でのパフォーマンスも向上します。募集要項のプログラム内容を見て、インターン活動で得られそうなこと、自分が特に達成したいことを考えておきましょう。

目標の設定方法の詳しい解説はこちらから

インターンシップの目標設定について解説！書き方のポイントと例文

基本的な言葉遣いを覚えておく

インターンはビジネスの場なので、学校やアルバイト先などよりも言葉遣いに厳しくなります。会話の流れでうっかりと間違った敬語を使ってしまうことのないよう、自分が普段使っている言葉に誤りがないか確認しておきましょう。

書き言葉では「貴社」、話し言葉では「御社」など、同じ意味でも場合によって違う言い方をする言葉もあります。インターンではメールや電話で連絡を取る機会も多いため、話し言葉以外も勉強しておくとベターです。

敬語と言葉遣いを確認しておこう！

就活で使える正しい敬語と言葉遣いのマナー

募集要項を熟読する

インターン参加前に、応募の際に読んだ募集要項を再度確認しておくのも大切です。どの日時にどのプログラムがあるのかをしっかり確認しておくことで、当日の忘れ物の防止や心の準備に役立ちます。

インターン開始後の注意点

インターン中は、全ての行動が人事の評価に繋がります。「自然体でいることが大切」ともいいますが、主体性や礼儀が重視される場であることを忘れないようにしましょう。この項目では、インターン開始後の注意点を解説します。

社員や他メンバーとの交流を大切にする

インターンとはいっても、人と人とのコミュニケーションの場であることは変わりません。インターン中は、社員や他のインターン参加者との交流を円滑にすることを意識するのが重要です。

自己紹介で他の人の時間を奪うほど自分の話をしたり、グループワークで他の人の意見を軽くあしらったりといった配慮に欠ける行為は、マイナスな印象に繋がります。自分だけの評価を考えるのではなく、他の人を立てることも忘れないようにしましょう。

また、お昼休憩の時間に1人でいたり、社員の方から遠い場所にいたりするのもNGです。インターン中は何よりも交流を重視し、協調性や主体性があることをアピールしましょう。

疑問点はなるべく早く解消する

インターンでは初めて知る知識が多く、説明されただけでは分からないことや疑問点が多く出てくるでしょう。疑問点を放置するとどんどん大きくなってしまうので、質疑応答の時間などを使ってなるべく早い段階で解消するのがおすすめです。

指示内容はその場でメモする

インターンのプログラムによっては、参加者たちで与えられた課題をこなす必要があります。その場合、指示内容を忘れてしまわないようにその場でしっかりメモしておきましょう。

社員の指示を聞いているつもりでも、課題を進めているうちに方針がずれていってしまったり、課題で満たすべき条件を漏らしてしまったりすることがあります。このような原因で評価を下げるのはもったいないため、メモをとっていつでも確認できるようにしておくのがおすすめです。

インターンで好印象を残すコツ

インターンで好印象を残すには、とにかくマナーを徹底して守るのが大切です。学生では気づきにくいマナーもあるため、事前に確認して他の参加者に差をつけましょう。

連絡事項はなるべく早く知らせる

欠席や質問などの連絡事項は、なるべく早く知らせるのがベターです。なぜなら、企業側も学生を受け入れる準備をしなくてはならず、連絡が遅いほど準備に支障が生じてしまうからです。

急ぎの連絡であるなら、メールよりも確実性の高い電話で知らせるのが良いでしょう。メールと電話のどちらを使うにせよ、会社の営業時間中に送るようにするのも忘れないでください。

電話のかけ方はこちら

就活で企業に電話をするときのマナーとかけ方例文

参加前と参加後に挨拶メールをする

優先度はあまり高くないですが、インターン参加の前後にあいさつのメールを送っておくと礼儀正しい印象を与えやすくなります。特に志望度の高い企業や、他の参加者と差をつけたい企業の場合に使うのが良いでしょう。

メールにもビジネスマナーがあるので、確認してからメールを書くことをおすすめします。企業宛てメールの書き方はこちらの記事を参考にしてみてください。

インターンのお礼メールの書き方はこちら

【例文つき】インターン後のお礼メールは送るべき？いらない？書き方や返信方法も解説！

時間厳守を徹底する

インターンに限ったことではありませんが、時間厳守は徹底しましょう。インターンを開催している企業の社員たちは、忙しい中でも参加者のために時間を作ってくれています。

集合場所や開始時刻などは、参加前日までにしっかり確認しておきましょう。万が一遅れてしまいそうな場合は、なるべく早めに連絡を入れることが大切です。

インターンに遅れそうなときの連絡方法はこちら

【電話とメールの例文あり】インターンに遅刻しそうな時の対処法

最後に

インターンでは、マナー・主体性・協調性などが何よりも大切です。インターン参加にあたっての注意点を押さえることで、高評価はもちろん好印象にも繋がります。この記事を参考に、インターンで最大限の成果を得られるようにしてください。

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