1dayインターンは参加する意味ある?メリットや向いている人は?

「1dayインターンシップって短すぎない?」「1日でも参加するメリットってあるの?」そう思っている就活生は多いのではないでしょうか?

期間が短いため得られるものが少ないと誤解している学生も多いですが、1dayインターンシップには、長期インターンシップにはないメリットがあります。

今回は1dayインターンシップの内容や形式、参加するメリット、向いている人などについて解説します。

1dayインターン
目次

1dayインターンについて

1dayインターンとは?

インターンシップは期間によって区別されることが多く、1日だけのインターンを1dayインターン、2〜3日や1週間程度のインターンを短期インターン、1ヶ月以上のものを長期インターンと呼ぶことが多いです。

1dayインターンの内容

もともとインターンは学生が企業で就業体験するプログラムを指していましたが、近年は就業体験が含まれていないものも増えており、内容は企業やプログラムにより異なります。

1dayインターンは半日〜1日と時間が限られているため、業界や会社の事業についての説明や質疑応答などがメインとなることがほとんどです。グループワークやロールプレイングを通しての業務体験が含まれることもありますが、長期の本格的な職業体験に比べて簡易的なものになります。

1dayインターンの目的

学生の目的
1dayインターンシップに参加する学生は、企業のことを知るのが目的であることが多いです。選考にもそれほど手間や時間を取られませんし、拘束時間が少ないのが1dayインターンシップのメリットです。「忙しくて時間がない」「たくさんの企業を見てみたい」という方にはぴったりでしょう。

企業の目的
企業側は、会社や仕事に対する理解を深めてもらうのが主な目的であることが多いです。この機会になるべく多くの学生に出会いたいという目的もあるため、短い時間で数多く開催する企業が多いです。

1dayインターンの開催形式

1dayインターンは次の3つのような形式で実施されることが多いです。

①セミナー形式
②社内ツアー形式
③ワークショップ形式

「午前中に説明会を行い、午後に見学やワークショップをする」といったように、開催形式を組み合わせた複合型の1dayインターンシップもあります。

①セミナー形式

会社の個別説明会とほとんど変わりません。最後に質疑応答の時間が設けられたり、社長・役員・先輩社員と近い距離で話ができる座談会が含まれることも多いです。就活の情報解禁の直前である3年生を対象として、1月〜2月ごろに最も多く開催されます。

②社内ツアー

社員が働く工場やオフィスを見学できる社内ツアーがメインとなっている1dayインターンもあります。学生に企業で働くイメージを持ってもらうことが目的です。見学の後に、質疑応答の時間や、社員との交流会が用意されていることが多いです。

③ワークショップ形式

ワークショップ形式は、例えばゲーム会社ならゲームのプランニングやマーケティングを体験するプログラムです。インターンシップ開催企業の仕事を模擬体験できるグループワークを行い、業務内容について理解を深めることが目的です。

1dayインターンのメリット・デメリット

メリット

・業界や企業について理解が深まる
・説明会と遜色ない企業情報が知れる
・興味があるか確認できる
・参加のハードルが低い

1dayインターンシップは短期間でざっくりと企業について知ることができます。本格的な就活がスタートする前に説明会と同じような情報が得られ、自分の興味を見極めることができます。

1dayインターンシップは期間が短く、募集人数が多いため参加のハードルがそれほど高くありません。数日間から数週間のインターンシップは募集人数が少ないため、選考があり、倍率も高くなることが多いです。

デメリット

・実務スキルがほとんど身に付かない
・内定への影響が少ない

1dayインターンシップで簡単な業務体験ができることはありますが、スキルを身につけるまでには至りません。

短期インターンや長期インターンは内定に直結したり有利になったりすることがありますが、1dayインターンシップは内定に影響することはほとんどありません。

1dayインターンに向いている人・向いてない人

向いている人

1dayインターンシップは、「企業/業界研究を始めたい学生」や「部活の練習や留学などでインターンシップに参加する時間をうまくとれない学生」などにとっては参加する意義が多いにあり、おすすめできます。

倍率の高いインターンシップ選考を突破する自信がない人や、選考の準備がまだできていない方にも、参加のハードルが低い1dayインターンシップがおすすめです。

向いてない人

「インターンシップを通じて、スキルを獲得したいと考えている学生」や「内定への近道を探している学生」は参加する意義が感じられないでしょう。内定に影響があることは少ないですし、1日で十分なスキルを身につけられる可能性は低いです。

企業を知ることよりも、スキルを身につけたり、ビジネスについてしっかり学びたいという目的があるなら、数ヶ月以上の長期インターンシップに参加してみましょう。

1dayインターンを最大限に活用するには

参加する目的を明確にする

「みんなが参加するから」と、なんとなくインターンシップに参加している学生も少なくありません。しかしインターンシップに参加する目的が明確になっていないと、時間と労力を無駄にすることになります。

企業のどんなことが知りたいのかを事前にまとめておくことでインターンシップを有効に活用することができます。インターンに参加する前に企業研究をしっかりと行い、知りたいことや疑問点などをまとめておきましょう。

積極的に行動する

せっかく1dayインターンシップに参加するなら、できるだけ積極的に行動しましょう。受け身の姿勢でただ参加するのと、積極的な姿勢で参加するのとでは得られるものが全く違ってきます。

質問をしたり、社員の方に話しかけてみるなどすれば、多くの情報が得られます。積極的に質問する意欲的な学生は採用担当者の印象にも残りやすく、選考でも有利になる可能性があります。

1dayインターンについての疑問を解消

1dayインターンってどんなことするの?

ここでは1dayインターンシップのスケジュール例を紹介したいと思います。今回紹介するのは、説明会・ワークショップ複合型のものです。

【1日の流れ】
10:00 インターンシップ開始
10:10 アイスブレイク
10:30 業界についての講義
11:00 企業の事業や業務についての説明
12:00 お昼休憩
13:00 ワークショップ
17:00 フィードバック/質疑応答
19:00 インターンシップ終了

内容や流れは企業・プログラムにより異なるので、インターンシップの募集要項など確認してみましょう。

どんな服装で行けばいい?

服装については、「スーツ着用」「私服で構いません」など指示がある場合は、それに従います。「服装自由」など特に服装について指定がない場合は、スーツかオフィスカジュアルが望ましいでしょう。

お給料はでるの?

企業の戦力となることを期待される長期インターンと違い、1dayインターンは会社説明会に近いものが多いです。内容がセミナー、社内見学、グループワークの場合、ほとんどは無給ですが、交通費だけ支給されることもあります。

お礼状は書くべき?

1dayインターンの参加後に、手紙でお礼状を書く必要はありません。参加者が多い場合、手紙でのお礼状は迷惑になることもあります。担当者のメールアドレスがわかる場合は、お礼のメールを送るぐらいがちょうどいいでしょう。

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まとめ

1dayインターンは短い時間で業界や企業について知れるため、志望業界や志望企業を決めかねている就活生にはぴったりです。何を目的にしているかによって1dayインターンシップや数日間のインターンシップ、長期インターンシップを使い分けるようにしましょう。


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