インターンシップを実施する企業が増え、どのインターンに参加すべきか迷ってしまう就活生も多いでしょう。「インターンシップが決まらない」「選び方わからない」という方のために、インターン選びの基準、選ぶ時の注意ポイント、探し方など解説します。
- ・まずはどんなインターンシップがあるか理解しておこう
- ├1Dayインターン
- ├短期インターン
- └長期インターン
- ・インターンシップの選び方
- ・インターンシップの探し方
- ├大学のキャリアセンターを利用する
- ├先輩や知人に相談してみる
- └インターンシップ専門のサービスを利用する
- ・インターン選びの注意ポイント
- ├インターンに参加する目的を決めておく
- ├スケジュール調整をしっかりと
- ├参加価値のあるインターンを厳選する
- └選考方法も確認しておく
- ・まとめ
まずはどんなインターンシップがあるか理解しておこう
1Dayインターン
1Dayインターンは1日で完結するインターンシップでセミナー形式が多いです。内容は、次のようなものがよく見られます。
・業界についての講義
・企業の事業内容説明
・社内や施設の見学
・社員によるトークセッション
・質疑応答
・座談会
企業が1Dayインターンを実施する主な目的は企業を知ってもらうことです。知識のない人でもわかりやすいように説明してくれるため、業界研究や企業研究には大変有効です。
セミナー形式のインターンシップは募集人数が多く、選考の基準はそれほど厳しくありません。グループワークや職業体験があることもありますが、短時間のため内容は薄くなりがちです。
短期インターン
短期インターンは2〜3日または、1週間程度のインターンシップです。内容は次のようなものが多く、企業が用意したプログラムを体験しながら企業や業務の理解を深めていきます。
・グループディスカッション
・課題解決のグループワーク
・プレゼン
・ロールプレイングでの職業体験
・実際の部署での職務体験
・社員との座談会
学生は企業や仕事内容について理解を深めることができ、企業は学生の人間性やスキルをチェックできるというメリットがあります。グループワークが中心のプログラムは参加人数が限られるため、選考基準が厳しくなります。
長期インターン
長期インターンシップは1か月~1年以上のインターンシップで、社員と一緒に働きながら業務体験をするものがほとんどです。
業界や企業について理解が深まるのはもちろん、仕事を通してビジネスマナーやスキルを身に着けることも可能です。有給のものが多いため、アルバイト代わりに長期インターンをする学生も増えています。
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インターンシップの選び方
インターンシップを選ぶ基準は次のようなものがあります。
①志望業界から選ぶ
②志望職種から選ぶ
③条件や場所で選ぶ
④好きなことから選ぶ
⑤評判で選ぶ
自分の中で選ぶ基準に優先順位をつけ、その中から探っていきましょう。
①志望業界から選ぶ
興味のある業界がある場合は、業界で絞って探してみましょう。同じ業界でも企業により文化や働き方が大きく異なることもあるので、同業界で複数の企業のインターンシップに参加してみると志望企業が決めやすくなります。
②志望職種から選ぶ
営業やマーケティングなど、志望職種が決まっている場合は職種で絞って探しましょう。業務内容について社員が詳しく話してくれるものや短期でも簡単な職務体験ができるもの、もしくは長期インターンに参加して本格的に業務体験ができるインターンがおすすめです。
③条件や場所で選ぶ
通いやすさを重視するなら、条件や場所で選ぶのがいいでしょう。実施場所や勤務地が自宅や大学から近いところで探してみてください。実施時期や期間など、条件で絞って探すことも可能です。
④好きなことから選ぶ
興味のある業界や職種がとくにないという方は、好きなものやサービスに関われるインターンに参加してみるのがいいでしょう。普段使っている日用品やWebサービスなど、知っている企業のインターンに参加して企業の中を覗いてみるというのは大学生だからこそできる経験です。
⑤評判で選ぶ
過去にその企業のインターンに参加した先輩の感想を元に選ぶ方法もあります。インターン内容が大きく変わることはあまりないので、参加者の口コミを参考にしながら興味が持てるプログラムを探してみるといいでしょう。
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インターンシップの探し方
大学のキャリアセンターを利用する
ほとんどの大学の就職課やキャリアセンターではインターンシップの紹介をしています。授業の一環でインターンシップを行っていたり、企業と提携しインターンシップの環境を整えている場所もあります。
キャリアコンサルタントの資格を持つ職員がいたり個別相談ができる大学もあります。相談できる環境が用意されている場合が多いので、インターンシップの選び方について相談してみるのもいいでしょう。
先輩や知人に相談してみる
企業で働いている先輩やインターンを経験した知人に紹介してもらうという方法もあります。家族や親戚が働いている企業でインターンシップの募集をしているかを聞いてみるのもいいでしょう。
インターンシップ専門のサービスを利用する
インターンシップ専門のサービスも増えています。無料で利用できるものがほとんどなのでぜひ活用してみてください。インターンシップの紹介サービスなら、インターン情報が集約されており、マッチングの実績も豊富です。
業界や職種で絞ったり、条件や地域で絞ってインターンシップの募集情報を調べることができるので、自分に合ったインターンを効率的に見つけることができるでしょう。
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インターン選びの注意ポイント
インターンに参加する目的を決めておく
インターンの企業選びで失敗しないためには、参加する目的を明確にしておくことです。いろいろな企業を見てみたいのか、スキルを身につけたいのか、志望企業に熱意をアピールしたいのか、参加の目的によって選ぶインターンの種類が変わってくるからです。
知名度や雰囲気だけでインターン先を選んでしまうと、「思っていたのと違った」「時間の無駄だった」ということになる可能性があります。まず目的を決め、目的やゴールに合ったインターンを選ぶようにしましょう。
スケジュール調整をしっかりと
インターンの経験からは学ぶことが多いですし就活でもプラスになるものなので、できるだけインターンシップに参加するのはいいことです。しかしあまりに予定を詰め込みすぎないようにしてください。
あれもこれもと短期のインターンシップに申し込み、日時が重なってどちらかをキャンセルしなければならない事態になってしまうケースも多いです。インターンのキャンセルで企業に迷惑をかけることがないよう、スケジュール管理はしっかり行いましょう。
参加価値のあるインターンを厳選する
インターンシップは、ただやみくもに参加すればいいというものではありません。数をこなしたからといって高評価になったり、就活で有利になるわけではないからです。
実際に自分の目的にあったインターンに参加して、有益な学びがあってこそインターンに参加したかいがあったと言えます。情報収集をして、参加する価値があるかどうか見極める力も必要です。
選考方法も確認しておく
人気企業や有名企業のインターンの倍率は高く、エントリーしても選考で落ちてしまう人がほとんどです。インターンシップの選考では、ES(エントリーシート)、筆記試験、面接などが多く本選考なみに基準が高いこともめずらしくありません。 インターンを選ぶ際には選考倍率や選考方法も調べておき、できるだけ早い時期から準備を始めましょう。
まとめ
インターンシップに参加する学生が増えていますが、初めてのインターンや慣れない場合は不安なことや疑問も多いと思います。選び方や選考について、専門のカウンセラーに相談してみるのもおすすめです。
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