テレビ局の業界研究、就職活動対策

インターネットの台頭などにより、厳しい局面にあると言われるテレビ局ですが、それでもなお、華やかで楽しげなイメージや、有名人に会えるなどの理由から、就活生に高い人気を誇っています。
ここでは、テレビ局への就職を考えている大学生向けに、テレビ局の仕事について、就職活動対策について紹介します。

テレビ局の業界研究、就職活動対策
目次

テレビ局の仕事内容は大きく分けて6つ

華やかなイメージのテレビ局の仕事ですが、テレビの出演者となる仕事はアナウンサーのみで、ほとんどが裏方を支える仕事です。
時間も不規則なうえ、体力が必要な仕事も多く、精神的にも体力的にもタフな人が向いていそうな業界です。
そんなテレビ局の仕事を、大きく5つに分けて紹介します。

編成

テレビ番組のタイムテーブルや、番組ごとの予算決めなどを行う、テレビ局の根幹を担う仕事です。
制作部が作った番組の企画書をもとに、新番組や特番などを検討し、編成内のプレゼンを通過させることで新番組や特番がが決まります。
個人の力量で、番組の継続や新番組の立ち上げが決まることもある、影響力の大きい仕事です。

制作系(ディレクター、プロデューサー、ADなど)

制作系の仕事は、ADと呼ばれる、アシスタントディレクターの仕事からスタートします。ADは、テレビ制作の現場で、雑用係のような役割をこなします。
番組内容が決まったら、番組内のコンテンツをリサーチする、ロケ場所を探す、番組内容をシミュレーションするなどの準備を行います。撮影が始まると、出演者控室の準備やスケジュール管理、カンペ持ちなど、多くの仕事を同時進行でこなさなければなりません。
大変なAD時代を乗り越えると、番組制作の監督的な役割を果たすディレクター、テレビ番組の統括的な責任者でもあるプロデューサーなどへ昇格し、制作マンとして活躍することができます。

技術系(カメラマン、音声、編集など)

カメラマン、音声、編集など技術系職の仕事もあります。 入社後は、アシスタントとして先輩社員について、一から技術を身に付けることから始まります。
長時間重いものを担いだり、遠方までロケに出かけたりと、肉体的にかなりハードが仕事なので体力に自信のある人に向いています。

正社員としての募集はかなり少ない職種なので、映像制作の専門学校などで学び、制作会社でアシスタントとして腕を磨き、一人前になってから中途社員として就職を目指すというルートもあります。

アナウンス(アナウンサー)

テレビ局における花形、人気の職業は今も昔も変わらずアナウンサーです。
ニュース原稿を読み上げる、スポーツ中継の実況を行ったりするなど、言葉を使って正確な情報を伝えるアナウンス業務が主な仕事です。

民法のテレビ局に就職すると、アナウンス業務だけでなく、バラエティ番組の進行やレポートなどを行う場合も多く、場の空気を読んだアドリブや、面白いコメントを求められることもあります。
アナウンス業をこなしながら、バラエティ番組でも活躍できるアナウンサーは、人気アナウンサーとして局の看板になることもあります。

営業系(営業、広報など)

営業系の仕事も、テレビ局には欠かせません。

まず、番組のスポンサーを集める営業の仕事があります。テレビ番組は、その制作費のほとんどを、スポンサーと呼ばれる企業から得ています。テレビ番組の合間に流れるCMは、スポンサーとして番組制作費を払っている企業のものです。このスポンサー企業を集めるために営業に出向き、さらにスポンサー企業とCM制作をする広告代理店への営業も行います。

番組が出来がると、それを多くの人に見てもらうための広報活動も必要になります。新番組の制作試写会やイベントなどの企画・運営を行うのが広報です。最近では、番組SNSの運用も広報の仕事になっています。

総務系(事務、経理、人事など)

テレビ局にも、やはり一般企業と同じく総務の仕事が必要です。
制作には興味はないけれど、テレビ局に就職してみたいという学生などから高い人気を誇ります。

正規雇用は年々減少

毎年度、正規社員の採用は行われていますが、その採用人数は年々減少傾向にあります。どの職種も若干名の採用しかないのが現状です。
その背景にはインターネットの台頭や娯楽の多様化があり、特にインターネットの視聴時間が長い、若年層のテレビ離れが懸念されています。

キー局での採用は超難関

テレビ離れやテレビ業界の不況がささやかれても、テレビ局はやはり人気の就職先で、入社倍率はかなり高いです。特にキー局の入社は難しく、職種にもよりますが採用倍率は500~1000倍とも言われています。
特別な技術を問われない、事務などの総務系の倍率が特に高いようです。

地方局や契約社員も視野に入れる

キー局に入社するのは、超のつく狭き門であることを考えると、どうしてもテレビ業界に入りたいという気持ちがあるのなら、就職に関する基準をゆるめてみるとよいかも知れません。

例えば、地方局の採用試験を受けてみることです。地方といえども、100~600倍ほどの倍率があるので受かるのが難しいことに変わりはありませんが、東京のテレビ局に入社するより入りやすいのは確かです。

正社員でなく、契約社員の募集を探してみるのも一つの手です。結果が出せれば正社員に登用されるチャンスもあるはずなのでチャレンジする意味はありそうです。

テレビ局の就活対策は?

とにかく狭き門であるテレビ局への就職。少しでも有利に進めるためにはどんな対策がとれるでしょうか。

インターンとして働く

本選考への明確な優遇措置はないものの、内定できる可能性が高まると言われているインターンへの参加。インターンでも、高い倍率の採用選考を通過しなければなりませんが、インターン参加者から多くの内定者が出ているようなので、テレビ局志望者にとって、インターンへの応募は欠かせないものと言えます。

テレビ局主催のイベントでアルバイト

夏休みなどに開催される、テレビ局主催のイベントでアルバイトするのも、就活を有利にすすめる方法の一つです。社員とつながりを持つことができ、うまくいけば自分を売り込むチャンスがあるかもしれません。
イベントでアルバイトした経験を、志望動機や自己PRに盛り込むこともできます。

テレビ局や制作会社でアルバイトをする

テレビ局の実態を知り、就活でアピールできる経験を積むために、テレビ局や制作会社でアルバイトをしてみるのもいいかもしれません。

キー局でのアルバイトが難しければ、キー局などのテレビ番組を制作している会社でアルバイトする手もあります。テレビ番組が実際にどう作られるのか知ることができますし、実際にテレビ局に出入りする機会があれば、雰囲気や社風を知ることができます。

OB、OG訪問を行う

OB訪問を行い、社員とのつながりを持ったり企業研究を深めたりするのもよい方法です。テレビ局の社員であればOB訪問の依頼も多そうなので、他の就活生より一歩先にOB訪問をはじめ、じっくり話をさせてもらえるようにしましょう。

最後に

テレビ局へ就職するのは超難関なので、普通に就活するだけで採用されるのはなかなか難しそうです。インターンやアルバイトを検討するのはもちろんのこと、情報収集をしっかりして、考えつく限りの努力をしてみましょう。

インターンシップを探す

facebookでシェアtwitterでシェアこのエントリーをはてなブックマークに追加
大学生おすすめコンテンツ