近年就職活動はどんどん早期化しています。学生の中には早期選考として3年生のうちから本選考を受けている人もいます。
早期選考とは何なのでしょうか。早期選考を受けることのメリット・デメリット、対策などについて詳しく紹介していきます。
- ・早期選考とは?どんな企業が実施してる?
- ├早期選考とは
- └早期選考を実施している企業
- ・早期選考へのルート
- ├早期選考へのルート①インターンシップ
- ├早期選考へのルート②リクルーター面談
- └早期選考へのルート③OB・OG訪問
- ・早期選考のメリット
- ├早くに内定を獲得できる可能性がある
- └選考を早くから経験できる
- ・早期選考のデメリット
- ├準備不足になりがち
- ├通常の本選考に挑戦できない可能性がある
- └競争率が高い可能性がある
- ・対策
- ├自己分析や業界研究を進める
- ├面接の練習をする
- └インターンシップに参加する
- ・早期選考で落ちたら
- ├いつまでも落ち込まない
- └早期選考で落ちた原因を分析する
- ・最後に
早期選考とは?どんな企業が実施してる?
早期選考とは
早期選考とは通常より早い時期ら開始される選考のことです。例えば多くの企業が大学4年生の春頃に選考を始めるのに対し、早期選考は大学3年生の秋頃など通常より早い時期に行われることがあります。
大学生の就活スケジュールは原則として大学3年生の3月頃に説明会解禁、大学4年生の6月頃に採用面接などの選考解禁という流れになっています。
しかし外資系企業やベンチャー企業をはじめ、多くの企業では早期選考を実施しています。
早期選考を実施している企業
外資系企業は、業種にかかわらず早期選考を実施している企業が多いです。特に多いのは、外資系コンサルファーム、外資系IT、外資系メーカー、外資系金融などです。
日系企業の場合、商社や金融系に早期選考を実施している企業が多いです。ベンチャー企業は通年で採用をしているところが多く、就活の時期にかかわらず早期内定を出す企業も少なくありません。
早期選考へのルート
早期選考へのルート①インターンシップ
早期選考へのルートの1つとしてインターンシップでの選考や参加特典などがあります。インターンシップ内で高い評価を受けその後2次、3次インターンに進み早期選考会に呼ばれることもあります。また夏や秋冬のインターンシップの参加者に参加特典として早期選考会が設けられていたりします。
早期選考へのルート②リクルーター面談
インターンシップに参加していなくても企業のリクルーター面談を進めていくうちに早期選考に呼ばれる場合もあります。リクルーター面談は面接とは違い合否が明確になるわけではないといわれていますが、実際はリクルーターは学生を評価していて選考に繋がっていることが多いです。なのでリクルーター面談で高い評価を得た学生は早い段階から選考に呼ばれることもあります。
早期選考へのルート③OB・OG訪問
OB・OG訪問は企業により位置付けが異なります。学生が気軽に質問や相談できる機会としている企業もあれば、リクルーターがついて本格的な選考の一環としている企業もあります。
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早期選考のメリット
前述したように就活のスケジュールのルールがなくなることで、就活や企業の採用活動は早期化していくと考えられています。企業にとって早期選考は優秀な学生を早くから確保できるメリットがあります。対して学生が早期選考を受けるメリットはどのようなものがあるのでしょうか。いくつかメリットを紹介します。
早くに内定を獲得できる可能性がある
早期選考を進めていくことができれば、他の学生より早く内定を獲得できる可能性があります。早くに内定を得ることができればこれからの就活の安心材料になります。
また早期選考で内定を得るという成功経験があれば自信を持つことができ、より意欲的に就活に取り組むことができます。
選考を早くから経験できる
他の学生より早く選考を受けたという経験を得られるメリットがあります。選考本番の経験を踏むことで今後の選考の練習にもなり、より自信をもって選考に臨むことができます。
もし選考で落ちてしまったとしても、その経験から今の自分に足りないことや就活の方針の改善点が見つかるなど得られることはたくさんあります。
早期選考のデメリット
メリットが多い早期選考ですが、デメリットも把握しておくことも重要です。学生にとって早期選考のデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。
準備不足になりがち
早期選考は大学3年生の秋ごろなど早い時期に始まるので、自己分析や企業研究など就活の準備ができていない学生も多いです。選考に参加する人が少ないとはいえ、早期選考を受けるときに選考の対策が十分にできていない場合早期選考は受かりにくいです。
通常の本選考に挑戦できない可能性がある
企業によって異なりますが、早期選考を受けたらそのあとに開始される本選考を受けられない場合があります。その企業をもう受けられないこともあるので、早期選考を受けるときはしっかり選考対策して臨む必要があります。
競争率が高い可能性がある
早期選考は通常の時期に行われる選考より参加する学生が少ないですが、同時に採用される枠も少ないです。 企業によってはより競争率が高い可能性があります。
対策
早期選考で内定を得るためには早くから就活を進めて、しっかり対策をすることが必要です。早くからすべき就活対策をいくつか紹介します。参考にしてみてください。
自己分析や業界研究を進める
選考で重視されるのは、その企業への志望度です。志望度が高いことをアピールするためには自己分析や企業理解が必要です。
企業の求める人物像やその企業のビジョンに共感できるのかなど、企業との価値観のマッチングが重要です。より具体的で説得力のある志望動機を言えるようにしっかり対策しましょう。
面接の練習をする
早い時期だと面接の経験が少ない人も多いです。早期選考前に大学や就活サービスの面接対策を受けるなど、面接の練習を何度かしておくといいでしょう。
インターンシップに参加する
早期選考を受けるチャンスを得るためにもインターンシップの参加は必要です。インターンシップに参加することでネットやパンフレットだけでは得られない、企業や社員の人の雰囲気など実りのある情報を効率的に収集できます。
早期選考で落ちたら
いつまでも落ち込まない
選考に落ちるとショックですし、自信をなくしそうになるかもしれません。しかしショックをいつまでも引きずらずに、気分を切り替えることも大切です。
選考で落ちる経験は、就活をするなら避けることは難しいです。早期選考はこうした気分を切り替える練習をするチャンスでもあります。
早期選考で落ちた原因を分析する
まずは早期選考で落ちた原因を分析してみましょう。書類選考の段階で落ちた場合は、ES(エントリーシート)の内容がよくなかったか、自己分析や企業分析が十分でなかった可能性もあります。
面接で失敗してしまった場合は、身だしなみを見直す必要もあります。家族や友人に面接官の役を頼んで、面接のやりとりの感想を教えてもらうのもいいでしょう。
最後に
これからの企業の採用活動は早期化するため学生も早くからの就活が必要となっています。早期選考で内定を早くから獲得できると安心感や自信を得ることができ、その後の就活にもいい影響があるといえます。
もし選考で落ちてしまったとしても自分の課題や就活の改善点なをど早い時期に気づくことができ、克服するために行動できます。機会があれば積極的に早期選考に挑戦してみてください。
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