就活の履歴書はどこで買うべき?正しい書き方は?

就活中は履歴書の提出を求められることが多いですが、種類がたくさんあって迷ってしまったり、書き方がわからなくて作成が進まない就活生もいるのではないでしょうか?

ここでは、就活で使う履歴書の選び方や正しい書き方について解説します。写真の貼り方は?メールで送るときはどうすればいい?など就活の履歴書作成でよくある疑問にもお答えするので参考にしてください。

履歴書
目次

履歴書はどこで買えばいい?

大学で買える履歴書がおすすめ

履歴書は大学、文具店、コンビニエンスストアなどで購入できます。どこで買っても問題はありませんが、大学で購入できる履歴書が一番おすすめです。

大学で購入する履歴書は、新卒採用に合わせ、新卒採用に必要な項目が網羅してあり、見栄えの良い履歴書ができるためです。 大学のロゴや名前がもともと印刷してあるため、企業の採用担当者が大学名を把握しやすいというメリットもあります。

企業によっては指定のフォーマットがあり、ダウンロードして使用するよう指示されることもあります。この場合は、企業指定のフォーマットを利用しましょう。

就活用履歴書の規格やサイズは?

履歴書には規格があり、目的別にいくつかの種類に分かれています。

①JIS規格
②一般用
③転職用
④パート・アルバイト用

就活に使う履歴書には、①JIS規格もしくは、②一般用を選びましょう。③転職用や④パート・アルバイト用は職歴のスペースが大きいため、就活にはふさわしくありません。

履歴書のサイズには、A4とB5があります。A4サイズの方がより一般的ですが、どちらのサイズでも特に問題はありません。A4サイズの方が書くスペースが広いため、たくさん書いてアピールしたい場合はA4サイズがいいでしょう。

履歴書の正しい書き方

基本情報

日付
日付は郵送なら投函日、手渡しなら当日の日付を記入しておきます。西暦でも和暦でも構いませんが、履歴書全体で統一するようにします。

印鑑
履歴書内に押印箇所がある場合は、必ず印鑑を押しましょう。押印は慣れないと失敗することが多いため、履歴書を作成する前に押しておくのがおすすめです。

写真
履歴書の写真のサイズは、一般的には3cm×4cmです。B5サイズの履歴書ではまれに、2.4cm×3.6cmサイズとなっている場合もあるので注意しましょう。剥がれてしまった場合に備えて、写真の裏面に大学名と氏名を書いておくと安心です。

住所
住所の数字は、アラビア数字(0~9)を使いましょう。番地は「-(ハイフン)」を使って書くのではなく、戸籍登録してある表記が好ましいです。大字「おおあざ」はつけなくても問題ありません。

メールアドレス
就活中はメールアドレスで連絡をする企業が多いため、必ず記載しましょう。携帯電話のキャリアメールではなく、就活用にパソコンで管理できるメールアドレスを作成しておくのがいいでしょう。

学歴欄

新卒の場合、学歴欄は中学卒業から書くのが一般的です。学校名は長くても省略をせずに、正式名称で書くようにします。大学の卒業見込み(大学院の場合は修了見込み)も忘れずに記入しましょう。

職歴としてアルバイトの経歴を記入する必要はありません。正社員で働いた経験がない場合は、職歴には「なし」と記載します。最後に「以上」と書くのも忘れないようにしてください。

免許・資格欄

「先に免許を書いて続いて資格」という順序で書きます。免許や資格は長くても省略せずに、正式名称を書くようにしましょう。学歴欄同様一番最後に「以上」と記入します。

自己PR欄

自己PRを書く上で重要なのは、要点を絞ることです。できればひとつ、多くてもふたつにしておきましょう。あれもこれもとアピールしすぎると、どれも印象に残りません。

自己PRでは企業の求める人材を意識することも大切です。企業の社風や文化、求められる人材をリサーチしておくと、より効果的なアピールができるでしょう。

志望動機欄

履歴書はES(エントリーシート)に比べると書けるスペースが小さいです。志望動機はなるべく簡潔に、わかりやすく要点をまとめるようにします。

志望動機は企業が重視する項目のひとつです。熱意や志望度の高さが伝わるような志望動機を作成しましょう。

趣味欄

趣味は就職に関係ないと思う人もいるかもしれませんが、面接の際に会話のきっかけとなることが多いので、できるだけ記入しましょう。空欄のままや、「特になし」などと書くのはおすすめしません。

「読書」「映画観賞」などありきたりなものではなく、個性的な趣味や好きなことを書くと面接官の興味を引く可能性が高くなります。印象付けるために嘘を書くのはよくありませんが、なるべく自分の個性を表現できるような趣味を考えてみてください。

就活の履歴書についてよくある疑問

学校指定の履歴書を使わないと不利になる?

学校指定の履歴書は「新卒学生向けにつくられている」「担当者に大学を認知してもらいやすい」などのメリットがあるのは事実ですが、履歴書の種類が選考を左右するようなケースは滅多にありません。

就活では大学指定の履歴書を利用することが推奨されていますが、それ以外の履歴書を使ったからといって選考で不利になることはないです。学校指定の履歴書がなかなか手に入らない場合は、文具店やコンビニで購入したものでも構いません。

履歴書は手書きにすべき?

履歴書テンプレートをダウンロードして使用する方法もありますが、手書きの方がいいのではないかと迷う学生も多いでしょう。パソコンでも手書きでもどちらでも構わないという採用担当者が多いですが、手書きの履歴書をより高く評価するという採用担当者もいます。

実際に手書きの方が手間がかかるので、熱意をアピールしたい場合は手書きで作成するのもいいでしょう。しかし大切なのは作成方法よりも内容なので、無理に手書きにこだわることはありません。

履歴書は何で書くのがいい?

履歴書は、油性もしくはゲルインクのボールペンで記入します。インクの色は黒か青がいいでしょう。消せるボールペンは、摩擦や熱で消えてしまうことがあるので使用しないでください。

手書きの場合はとにかく丁寧に書きましょう。字がきれいか上手かどうかよりも、丁寧に書かれているかどうかが印象を決めます。

写真はどこで撮影すべき?

履歴書用の証明写真は、撮影スタジオ、証明写真撮影機、スマホアプリなどで撮影ができます。自分できれいに撮る自信が無い場合は、写真屋さんやスタジオでの撮影がおすすめです。

料金は証明写真機だと大体800円くらいですが、スタジオで撮影すると1500円くらいと2倍近くかかります。しかし写真屋さんやスタジオでは一度撮影した写真を好きなだけ現像できる場合もあるので枚数によっては写真屋さんの方がお得という場合もあります。

履歴書を郵送する場合の封筒は?

履歴書を郵送する際の封筒は、白色無地の角型2号を使いましょう。履歴書を中央で半分に折って、添え状と一緒にクリアファイルに入れて封筒に入れます。

封筒の表面には宛先を書き、左下に「履歴書在中」と赤字で書きます。裏面には自分の大学・学科名、住所、氏名、日付を書いておきます。

メール

履歴書をメールで送付する場合は、ファイル名を「20220820_履歴書_氏名」などとわかりやすくしておきましょう。データの添付忘れがないように、送信前にちゃんと添付されているか確認します。

データで送る場合も写真は必要なので、必ず画像データにして履歴書の写真貼り付け欄に貼り付けましょう。

まとめ

履歴書は種類によって志望動機や自己PRを書くスペースの大きさが違ったりするので、自分がアピールしやすい履歴書を選ぶのもいいでしょう。最低限の書き方マナーはしっかりとおさえ、履歴書でも最大限に自分をアピールしていきましょう。


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