【例文あり】就活の作文でよくあるテーマと書き方のポイントを解説

就活で作文試験を受けることがあります。あらかじめ準備できるESとは異なり、限られた時間で書き上げなければならないので、不安な就活生も多いのではないでしょうか。

ここでは作文試験でよく出されるテーマや書き方について解説します。見直しで注意すべきポイントや作文が苦手な方におすすめの対策もご紹介するので参考にしてください。

作文
目次

就活における作文試験とは?

テーマや文字数は企業により異なる

一般的には時間・テーマ・文字数が決められており、就活生はテーマに従って時間内に作文を書きます。

作文を提出して試験終了の場合もあれば、続く面接で自分が書いた作文の内容について深掘りされる場合もあります。自分の考えを上手に、分かりやすく文章にまとめる力が求められます。

企業が作文試験を出題する狙い

就活生の考え方を知りたい
仕事ではただ指示に従うだけではなく、自分の意見を持つことも大切です。意見を求められることもあるので、企業側は就活生の物事に対する考え方を知っておきたいのです。

就活生の文章力を知りたい
仕事では、メール、日報、会議資料作成などで文章を書いたり、会議やプレゼンで説明をする機会も多いです。文章を読めば、「伝える能力」「わかりやすく説明する能力」がどれくらいかわかります。こうした能力を見極めようという意図もあります。

作文試験を重視する業界は?

おおむねどの業界の仕事においても文章力は必要です。しかし、特に文章を書くこと自体が仕事に直結する業界では、作文試験が重視されます。

例えば新聞業界、出版業界、広告業界、マスコミ業界は文章がそのままコンテンツとして売り出されるので、社員に文章力が求められます。これらの業界を志望する就活生は作文試験対策をしっかりしておきましょう。

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就活の作文でよくあるテーマ

業界にもよりますが、作文試験でよく出るテーマはいくつかあります。頻出テーマは大きく分類すると、「将来について」「過去の経験について」「興味関心のあることについて」の3つに分けられます。

自分の将来について

「10年後の自分」「将来の夢」など、自分の将来に関するテーマがよく採用されています。

【テーマ例】
・仕事で成し遂げたいことについて書いてください
・10年後どんな自分になっていたいですか?
・理想の社会人像は?
・夢について書いてください

さらに具体的になると「やってみたい仕事」「入社後のキャリアパス」などとなります。文章力だけでなく、社会人としての意識や目標を問われているので、将来の目標やビジョンを明確にしておきましょう。

過去の経験について

「学生時代に力を注いだこと」「その体験から学んだこと」など、これまでの経験や成功体験に関するものも、よくテーマとして扱われています。

【テーマ例】
・学生時代一番苦労したことについて書いてください
・一番影響を受けた人物や出来事は?
・これまで一番努力したことは?
・学生時代の楽しい思い出について書いてください

学生時代のことを振り返り、学んだことや感じたことを棚卸ししておきましょう。

興味・関心について

「最近気になったニュース」について、自身の意見を述べるというパターンも多いです。「最近読んだ本」や「感動した映画」がテーマとなることもあります。

【テーマ例】
・今年一番感動したことについて書いてください
・最近身近でおきた興味深いことについて書いてください
・業界関連のニュースで印象に残ったものは?
・おもしろかった本もしくは映画について書いてください

普段から自分なりの意見や感想を人に伝えるようにしていると、考えをまとめるいい訓練になります。

【例文】興味を持ったニュースについての作文

ここでは例文をご紹介します。構成や文章の書き方などを参考にしてみてください。

テーマ:最近興味を持ったニュース
文字数:400字以内

私が最近興味を持ったニュースは、日経新聞が報じた『IT人材不足・19年危機』です。私はこのニュースを受けて、日本のIT教育をもっと活発にすべきだと考えるようになりました。

日本のIT教育は先進国の中では遅れており、それがIT人材の不足に直結していると考えるからです。解決するためには、小中学校の時点から簡単なプログラミングに触れさせ、ITに興味を持たせることが重要だと考えています。

日本の大学の情報系講義のカリキュラムも改善の余地があります。未だにメインフレームの時代の知識やC言語プログラミングのような、IT黎明期の講義が多いです。最新技術であるAIやブロックチェーンなどの実用的な講義を増やすべきです。

いまや仕事をしていく上でITは欠かせないものとなっています。「IT人材の不足」という問題を解決するためにも、日本はIT人材の育成に力をいれるべきだと感じます。

就活試験の作文の書くときのポイント

双括型で書く

「初めに結論を書き、続けて理由、最後に再び結論を述べる」双括型で書くのがよいでしょう。結論がぶれにくいですし、採用担当者も読みやすい形式です。書き出しでインパクトのある主張や結論を書くことを意識してみてください。

構成を考えてから書く

いきなり書き始める人もいますが、まずは構成を考えるのがおすすめです。結論と理由でどんなことを書くかざっくりとでいいのでメモにまとめましょう。全体像がイメージできている方が書き進めやすいです。

結論はひとつに絞る

作文では結論(自身の主張)が必要ですが、結論は必ずひとつに絞りましょう。結論や主張が複数あると要点が伝わらず、考えがまとまっていないと判断される可能性があります。

作文見直しのチェックポイント

全体の長さは適当か

制限文字数は守るようにしましょう。限られた文字数で文章(意見)をまとめる能力を見られているので、文字数をオーバーするとマイナス評価となります。極端に短くなるのもいけません。少ない文章だと熱意が感じられないので、制限文字数の90%は埋めるようにします。

題名と内容が一致しているか

題名(タイトル)は、内容と一致させるようにします。全体を書き終わった後に、タイトルと本文の内容にズレがないかを確認するようにしましょう。タイトルは、作文での重要なポイントとなります。読み手の興味を引くような、独自の表現を意識してみてください。

誤字脱字はないか

当然ですが、誤字脱字には注意しましょう。文章がわかりにくくなってしまうだけではなく、「正確性にかける」「ミスが多い」と判断されてしまいます。必ず最後に一度は誤字脱字がないか確認しましょう。

作文試験についての疑問を解消

シャーペンで書いてもいいの?

試験や提出用の作文は、シャーペンでなくボールペンや万年筆で書くようにします。書き損じが不安な場合は、シャーペンや鉛筆で下書きをしてから、ペンで清書をします。字に自信がないという人でも、丁寧に書くことを心がければ大丈夫です。

文体はどうすべき?

「ですます調」か「だである調」どちらかに統一します。どちらでも書きやすい方で構いませんが、違う文体を混在させないようにします。はっきりと意思を主張するなら「だである調」、丁寧な印象を与えたいなら「ですます調」で書くのがいいでしょう。

「書式自由」の場合は?

自宅で書いた作文を提出するというケースもあります。「書式自由」となっている場合は、原稿用紙を使った縦書きでも、ワードを使った横書きでもどちらでもかまいません。不安な場合は、担当者に問い合わせてみてもいいでしょう。

作文が苦手な人におすすめの対策

新聞や本を読む

普段ほとんど読書をしない人は、文章を読む機会を増やすと効果的です。インプットを増やすことで言葉や表現の幅が広がり、文章を書く力も向上します。

ネットのニュース記事やSNSなどは砕けた表現が多いので、できれば書籍として出版されているものがいいでしょう。時事ニュースがテーマになることも多いので、新聞を読むのは効果的な対策です。

練習する

作文が苦手な方には、とにかくたくさん作文を書くことをおすすめします。書いているうちに自分なりの「型」ができて、どんなテーマにも対応できるようになるでしょう。

過去のテーマや条件を公表している企業もあります。志望企業が過去に出したテーマで作文の練習をすれば、傾向をつかみやすくなるはずです。きちんと時間を計って時間内に書き上げる練習をすることで、時間配分もうまくできるようになるでしょう。

添削を受ける

文章を添削してもらうことも大切です。文章作成で未熟な部分や苦手なポイントがわかり、改善に繋げやすくなります。

大学の就職課で作文添削を受け付けていることがあります。大学の教授や講師が引き受けてくれることもあるので相談してみてください。

最後に

作文が苦手でもきちんと対策すれば読み応えのある作文が書けるようになるので心配ありません。「作文が苦手」「作文の試験で落ちる」という方は、今回ご紹介した対策からはじめてみてください。


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