伊藤忠商事の就活本選考体験記(2022年卒,総合職)

伊藤忠商事株式会社の就活本選考体験記(2022年卒,総合職)です。先輩の体験記を参考にして、就活を有利に進めましょう!

就活本選考体験記一覧

会社名伊藤忠商事株式会社
部門(職種)総合職
卒業予定年/卒業年2022年
内定(内々定)が出た時期大学4年生の6月
就活本選考体験記

選考フロー

・ES/C-GABテストセンター
・1次面接
・2次面接 (面接後TALを受験)
・最終面接 (面接後小論文を記入)
・人事面談

説明会

参加時期

①大学2年11月 ②大学3年1~5月

形式、選考への影響、感想など

①東京ビッグサイトで行われたマイナビ主催の説明会。新卒1年目の新卒採用担当の方が会社プレゼンを行った後に、学生からの質疑応答セッションに入る。

②企業主催のセミナー。グループ会社の経営陣や駐在員、コーポレートなど、セミナー毎に様々な職能の方が登壇され、学生はどのセミナーに参加するか自由に選択できる。どのセミナーも基本的にはウェビナー形式で開催され、Zoomのアンケート機能・チャット機能を通じて質疑応答をしていくスタイルであった。

エントリーシート

提出時期

3年生の3月22日

提出方法

マイページから提出

設問、文字数

あなたが大学入学以降、チームで取り組み成果を上げた経験について教えてください。(30)
その取り組みを行うことになった背景や目的を教えてください。 (200)
その取り組みを行う際にチームやあなた個人が定めた目標を教えてください。(200)
その取り組みを行う過程でどのような課題があり、解決のためにどんなアクションを行ったかを教えてください。(300)
その取り組みの結果を教えてください 。(100)

結果連絡の方法、日数

提出1週間後、テストの結果と同時にマイページ上で通知

留意したポイント、アドバイスなど

面接材料となるので、真実のままに、論理的に記載する事を意識した。

筆記試験

受験方法

テストセンターにて受験

内容や難易度

問題内容・難易度共に玉手箱とほぼ同じである。

結果連絡の方法、日数

受験1週間後、ESの結果と合わせてマイページ上にて通知

一次面接

同時に面接を受けた学生の人数

1人

面接官の人数、役職など

1人・課長補佐クラス

時間

20分

質問内容や進め方

・学生時代に力を入れた事
・総合商社の

志望理由
・伊藤忠商事の志望理由
・伊藤忠商事で何をしたいか

雰囲気

面接官の方は、関西弁を用いてフランクな雰囲気を作って下さった。
素を出せた面接であった。

留意したポイント、アドバイスなど

論理的に話すことは当然ながら、自分が伝えたい個性を全面に出した。

結果連絡の方法、日数

面接終了3時間後、電話にて

二次面接

同時に面接を受けた学生の人数

2人

面接官の人数、役職など

2人。30代前半の中堅社員と、50歳近い部門長の方。

時間

30分

質問内容や進め方

「学生時代に力を入れた事」に関する質疑応答で7割ほどの時間を使ったが、隣の学生の話を一通り聞き終わった後、自分のターンとなった。トピック毎に回答者が移り変わるイメージで面接は進められた。以下質問内容。

・学生時代に力を入れた事
・総合商社の志望理由
・伊藤忠商事でやりたい事
・伊藤忠商事に対する印象
・最後に一言

雰囲気

重め。部門長の方が厳格な雰囲気を放っており、論理の粗があった際には鋭く指摘される。

留意したポイント、アドバイスなど

論理的に、爽やかに、個性的に回答する事。自己分析を徹底的に行い、自分が伝えたいポイントを抑えた上で面接に臨んだ、そのため、全ての質問に対して原体験ベースで回答する事ができ、印象に残せたのだと考えている。

結果連絡の方法、日数

面接終了5時間後、電話にて

三次面接(最終面接)

同時に面接を受けた学生の人数

1人

面接官の人数、役職など

3人、カンパニープレジデントクラス

時間

20分

質問内容や進め方

・他社の選考状況
・(競合他社の) 三菱商事の選考状況
・他業界も含めた受験企業の共通点
・伊藤忠商事の志望理由
・OB訪問はどのように行ったか
・伊藤忠商事に対する印象
・リーダーを務める際に大切にしている事
・最後に一言

雰囲気

面接前に緊張して損をしたと思うくらい、和やかな面接だった。深堀も全くなく、最終ではあるがマイナスチェックのような印象を抱いた。

留意したポイント、アドバイスなど

最低限の論理性は担保しつつも、会社への想い、自分の根底となる価値観を言葉にする事を大切にした。特に最後の一言では、過去の挫折経験から形成された価値観から、伊藤忠商事の社風に共感している旨のメッセージを涙ながらに伝えた。

結果連絡の方法、日数

面接終了4時間後、電話にて

内定後

同じ部門の内定者数は何人くらいか

99人

内定後の拘束状況

拘束はなし

OB訪問

内定先企業にOB訪問したか

した

内定先企業にOB訪問した場合は方法や選考への影響、感想など

ビズリーチやOB名簿を使用してOB訪問を行った。OB訪問経由の特別選考等はなかったが、業務内容の理解や志望理由の添削を通じて、自己分析の言語化をする事ができ、内定に直結したと考えている。

インターンシップ

内定先企業のインターンに参加したか

参加しなかった

この企業の選考全体を通して

企業研究をどのように行いましたか?

OB訪問を通じて企業研究を行った。お相手が属する部署の事業概要を聞いた後、1社員としての働き方について伺い、企業理解を進めた。

選考で重視していたと思われる点は何ですか?

「行動」と「思考」のバイタリティがあるか否か。これは内定後に採用責任者の方が声を大にして言っていた。留学系、体育会系、長期インターンシップなど、様々な属性の学生が内定したいたが、共通ポイントとしては「目標を自分で掲げる積極性があるか」「達成のための最適なアプローチを探すまでに思考放棄をしないか」「困難に直面した際、愚直に走り続けられるか」以上3点があった。

この内定先の社員や内定者にはどんな人が多いと思いますか?

合理性×情熱の両面を持ち合わせている人が多い印象。頭を使えて、かつ愚直に実行段階まで取り組める人が多い会社であると思う。

おすすめの選考対策、アドバイスがあれば教えてください。

OB訪問の「質」と「量」を最大化させること。特に早慶以下の学生はOB訪問を頑張るべき。他大生と比較して論理的思考力で劣っているため、他の人の知恵を借りて論理を完成させる必要がある。実際に選考を突破した先輩からお話を伺い、ロジカルチェックをしてもらえるOB訪問をしない手はないと思う。


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