就活の自己PRにはPREP法が使える?例文つきで書き方・話し方を解説

就活ではES(エントリーシート)、面接など自己PRが求められる場面がたくさんあります。自分の長所をわかりやすくまとめることで、魅力が企業側に伝わりやすくなります。

今回は記事執筆などでもよく用いられる「PREP法」を使った自己PRの仕方を解説します。自己PRの例文も紹介しているので就活生の方はぜひ活用してください。

目次

自己PRにはPREP法を使おう

PREP法とは

はじめにPREP法とは、「Point(結論)」「Reason(理由)」「Example(具体例)」「Point(結論)」の頭文字をとったものです。この順番で文章を書くことでわかりやすく、伝わりやすい構成となります。 まずは具体例をみてみましょう。

「Point(結論)」
就活の自己PRではPREP法を用いるのがおすすめです。

「Reason(理由)」
なぜなら、どれだけ魅力的な人でもそれが伝わらなければ就活では意味がないからです。

「Example(具体例)」
例えば、面接で「私にはリーダーシップがあります。主体性や周りに働きかける力があるため入社しても必ず活躍できます」と自己PRされたらどうでしょうか。アピールしたいポイントが多すぎてわかりにくいですし、具体的なエピソードもないので説得力にかけます。

「Point(結論)」
したがって、就活で自分の強みを効果的にアピールするためにはわかりやすい構成であるPREP法を使うことをおすすめします。

このように最初と最後に結論、理由と具体例で補足するという構成にすることで、すっきりとした説得力のある文章になります。

PREP法を使うメリット

就活においてPREP法を使うメリット3つを紹介します。

聞き手が理解しやすい

1番大きなメリットは聞き手である面接官が理解しやすいことです。はじめに最も伝えたい自分の強みを話して、理由、具体例と続くことで、内容が一貫しており聞いていて納得感があります。
ES(エントリーシート)でも同様で、人事は何百・何千と読むため1文目で結論を持ってくるのは有効です。まずは興味を持ってもらうところからはじめましょう。

メモが取りやすい

「聞き手が理解しやすい」というメリットに関連して、面接官がメモを取りやすいというのも大きなメリットとなります。話が行ったり来たりしないため、聞いていることをそのままメモに残すことができます。

基本的に選考の面接は複数回行われますが、面接ごとに面接官は変わることが多いです。前回の面接の引継ぎメモは学生の第一印象に繋がります。

話が逸れない

構成を決めずに話した際、よくあるのは話が逸れたり行ったり来たりしてしまって自分でも何を話したいのか分からなくなることです。結局質問と関係ないことで話し終えてしまい不完全燃焼となってしまいます。 構成をあらかじめ決めておくことは一貫した話ができるという点でもメリットとなります。

PREP法を使った自己PRの例文

【例文①】リーダーシップ

「Point(結論)」
私の長所はリーダーシップです。

「Reason(理由)」
チームメンバーとコミュニケーションをとって状況を把握し、意見を取りまとめるのが得意です。

「Example(具体例)」
レストランのアルバイトでは、バイトリーダーとしてその日に出勤するバイトの配置を考えていました。普段から同僚とコミュニケーションを取って事情や得意分野を把握して、アルバイト歴やシフトの時間帯で配置を決定していました。

「Point(結論)」
このようにメンバーとコミュニケーションを取ってうまく取りまとめるリーダーシップが私の強みです。

【例文②】コミュニケーション力

「Point(結論)」
私のPRポイントはコミュニケーション力です。

「Reason(理由)」
相手の立場に立ってコミュニケーションをとるために、相手が求めていることやどのような考え方をする人なのか考えるようにしています。

「Example(具体例)」
ゼミのメンバーとビジネスコンテストに出場した際には、アイデアを考案するために意見が合わないときもメンバーのアイデアをただ否定するのではなくなぜそのようなアイデアが出たのか聞き出すようにしていました。

「Point(結論)」
このように相手の立場に立って円滑にコミュニケーションをとるのが私の強みです。

最後に

PREP法とは「結論→理由→具体例→結論」の構成のことです。就活の自己PRでもこのPREP法を用いることで論理的に伝わりやすい構成となります。ぜひ活用してみてください。


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