自己PRで思いやりをアピールする方法とは?おすすめの構成と例文を紹介

就活が始まると、自己PRを求められる場面が増えてきます。「思いやり」の気持ちを大切にする自分の性格をアピールしたい、と考えている就活生も少なくないでしょう。

しかし、「思いやりの心を持っていることってどうアピールすればいいんだろう?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?ここでは、「思いやり」をうまくアピールするコツ、自己PR文の書き方、例文などご紹介します。

目次

自己PRで「思いやり」をうまくアピールするコツ

企業の求める人物像をリサーチしておく

企業によって求める人物像は異なります。周囲と協調できる人を求める企業もあれば、独創的な発想ができる人を求める企業もあります。企業の求める人材を把握しておくと、より効果的な自己PRが作成できるでしょう。

「思いやりがある」という強みも、企業の求める人物像によりマッチするような言い方ができないか考えてみてください。例えば、「ニーズを汲み取って自発的に動ける」と言い換えることで、「思いやり」よりも自発的で積極的なイメージを与えられらます。

仕事でいかせる「思いやり」をアピールする

エピソードの選び方には注意してください。遊びや趣味のシーンなど、あまりにも仕事とかけ離れたエピソードだと、「職場でも思いやりを発揮してくれそうだ」という印象を与えるのが難しくなります。

アルバイトやインターンシップ中のエピソードなどがおすすめです。できるだけ働く環境に近いエピソードを選ぶといいでしょう。

言い換え表現をうまく使う

「思いやり」をアピールする就活生は少なくありません。他の学生と差別化するためには、言い換え表現を使うのがおすすめです。

【思いやりの言い換え表現】
気配りができる
気遣いができる
心配りができる
相手の立場に立って考えられる
視野が広い
状況判断力がある
率先して動ける
共感力が高い
ホスピタリティ精神がある

より企業にアピールできる言い換え表現を探すのもいいでしょう。

「思いやり」をアピールする自己PRの書き方

自己PRにおすすめの構成

「思いやり」をアピールする自己PRは、次のような構成で書くとうまくまとまります。

①結論
②具体的なエピソード
③仕事への意欲

まずはじめに「私の強みは〇〇です」と一言で結論を述べましょう。それから、思いやりを発揮した具体的なエピソードを盛り込みます。最後に仕事への意欲や熱意を述べて締めくくります。

例文

私の強みは思いやりです。自分では気づいていなかったのですが、周囲の人に「思いやりがある」「気が利く」と言われることが多く、自身の強みだと認識するようになりました。

書店のアルバイトでも店長に気が利くと褒められたことがありました。備品が少なくなってきた時は気づいた人が補充するのですが、いつも私が率先してやっているのでとても助かると店長や同僚から感謝されました。

思いやりや気配りが強みだと認識してからは、「細かなことにも注意を払うこと」「気がついたらすぐに行動すること」を意識しています。仕事でも細やかな気配りを発揮し、チームに貢献したいです。

思いやりをアピールする際の注意ポイント

自己満足と思われないように

「思いやり」とは、状態を察して、正しい気づかいをすることです。自分がそうしたいからするだけでは「思いやり」ではなく、「自己満足の押しつけ」になってしまいます。自己PRの際は、自分が相手を正しく思いやることができていたのか、客観的に振り返ってみましょう。

「私が○○してあげた」という上から目線になっていないか、相手の気持ちを理解した上での行動だったかを確認する必要があります。誰かに読んでもらって、押し付けがましい印象を与えていないか、聞いてみるのもいいでしょう。

自己評価だけでは危険

「思いやり」のエピソードには、他者からの評価を織り交ぜることでより説得力を持たせられます。自分自身で「私には思いやりの心があります」と言うだけでは、あまり説得力がありませんよね。

とくに、他者からの評価があるとより効果的なアピールとなります。エピソードをまとめる時には、「思いやりに感謝された」「褒められた」など、自分以外の人から感謝されたり褒められた経験を盛り込むのがいいでしょう。

まとめ

思いやりがある人は、自然と相手の立場で考える力が身についています。こうした姿勢の人材を求める企業は多いので、「思いやり」の心を持っていることは自信を持ってアピールしていきましょう。具体的なエピソードや言い換え表現などを使って、より効果的な自己PRを作成してみてください。


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