就活をしていれば面接で落ちるなんてことは誰しも経験するものです。むしろ面接に落ちたことがないという人の方が少ないでしょう。
頭ではわかっていても、不採用通知が届いてしまうとどうしても落ち込んでしまうものですし、できれば落ちたくないものです。
そこで今回は面接に落ちる原因を解説するとともに、気持ちの切り替え方もご紹介していきます。就活生や就活を控えた方はぜひ参考にしてみてください。
- ・書類選考は通るのに面接で落ちたという人は多い
- ・面接で落ちた人の特徴8つ
- ├清潔感がない、暗いなど外見の印象が悪かった
- ├ボソボソ喋る、言葉遣いが悪いなど話していて印象を悪くした
- ├頼りない印象を与えた
- ├志望動機に問題があった
- ├企業についての勉強が足りなかった
- ├ぶっつけ本番で臨んでしまい、準備不足だった
- ├面接官とのコミュニケーションがうまくいかなかった
- └緊張感がなさすぎた
- ・面接に落ちた時の切り替え方
- ├面接を振り返り、ミスや反省点の対策をする
- ├自分を否定されたのではなく「相性が良くなかった」と考える
- └趣味や好きなことをしてリフレッシュする
- ・まとめ
書類選考は通るのに面接で落ちたという人は多い
面接で落ちたという方の中で、書類選考は通るのに面接だとうまくいかないという方が少なくありません。その理由は、履歴書やエントリーシートは書き方のコツを押さえたり丁寧な字で書いたりと、良く見せるテクニックを使えば選考を通過できるためです。
加えて、書類選考はあくまで選考の初期段階であり、実際に会ってみて話を聞きたいと少しでも思えた応募者は選考を通過させることが多いことも理由としてあげられます。
面接で落ちた人の特徴8つ
最終的に1社の合格が得られれば良いのですが、できるだけ不採用通知はもらいたくないものです。では、実際に面接に落ちた人にはどのような特徴があるのでしょうか。
ここからは面接で落ちた人の特徴を8つご紹介していきます。自分に当てはまるものはないかチェックしてみてください。
清潔感がない、暗いなど外見の印象が悪かった
「面接は第一印象で決まる」と良く言われますが、その第一印象を決めるのは清潔感です。ボサボサの髪、シワの寄ったシャツでは面接を通過することはとても難しいでしょう。清潔感の無さは疲れている・暗いといった印象も相手に与えてしまいます。
髪の毛は綺麗にまとめて、シャツやスーツ、靴などは常に綺麗に整えておきましょう。日頃から髪の毛や肌の手入れをしておくのも良いでしょう。
また、緊張で表情が硬くなったり暗い顔をしてしまうのも悪印象に繋がるので、日頃から鏡を使って笑顔の練習をしておくのもおすすめです。
ボソボソ喋る、言葉遣いが悪いなど話していて印象を悪くした
緊張で声がか細くなったり、早口で聞き取りづらくなったりすると印象が悪くなってしまいます。明るい声でハキハキと話す練習をしておきましょう。また、意識してゆっくり話すようにすると相手も聞き取りやすい早さになります。
話すときには言葉遣いにも気をつけるようにしましょう。社会人として正しい言葉遣いは必須です。自分ではちゃんと話しているつもりでも癖で悪い言葉遣いになってしまうことがあります。
「なんか」「めっちゃ」などの学生言葉はもちろん、語尾を伸ばした話し方もだらしない印象になるのでNGです。
頼りない印象を与えた
面接の緊張や不安から、視線が泳いだりソワソワしたり不安そうな表情をしたりと頼りない印象を与えてしまうと、落ちてしまう可能性があります。
面接官は応募者が社外の人の前に出たときどう見られるかを想定して面接しています。頼りない印象を受けると、社外の人にも同じように思われてしまう可能性が高いと判断されるため落ちてしまうのです。
面接は緊張してしまうものですが、相手から目線を外さないようにし、明るい表情、ハキハキした話し方を心がけると「頼れる人」という印象が与えられるでしょう。
志望動機に問題があった
企業側が最も重視するのは志望動機の内容なので、問題があった場合選考通過は難しいでしょう。
志望動機は、その企業ではならない理由や志望度の高さをアピールしたり、やりたいことを明確にしたりすると良いでしょう。自分らしい独自性のある志望動機を話せるように準備しておくことが大切です。
企業についての勉強が足りなかった
応募した企業のことは正しく理解しておくべきです。企業のホームページや会社案内、会社四季報などにはきちんと目を通して勉強しておきましょう。
企業についての勉強不足は志望度の低さと認識されるため低評価に繋がってしまいます。企業の説明会やインターンシップに参加することも企業理解につながるため、積極的に参加しましょう。
ぶっつけ本番で臨んでしまい、準備不足だった
面接の準備不足も落ちてしまう原因のひとつです。企業についての勉強不足、質問が無い・浅い、忘れ物、上手く話せない事などから面接官に準備不足を気付かれてしまいます。
同時進行で複数社を受けることもある就活生は忙しいものですが、企業のことやどんなアピールをするのか、持ち物のチェックなど事前準備はしっかり行いましょう。
面接官とのコミュニケーションがうまくいかなかった
質問された内容に合わない答えを返してしまったり、ダラダラと一方的に話し続けてしまったりすると、コミュニケーションが取れないと判断されて落とされてしまいます。また、ボソボソと話していて聞き取りづらい、目線が合わないといったことでもコミュニケーションに問題があるとみなされる場合があるので注意しましょう。
緊張して上手く話せないと思ったら、面接の最初に「緊張してますが、頑張りますのでよろしくお願いします」などはっきり言ってしまうのもおすすめです。志望度の高い企業で緊張するのは当然ですし、開き直る事で気持ちを落ち着けることができます。
緊張感がなさすぎた
緊張するということは志望度が高い証拠でもあります。面接官もそれをわかっているので、緊張を悪い事だと捉えている人はいません。
むしろ、あまりにもリラックスして緊張感のない様子だと志望度の低さを疑われ、それが面接落ちに繋がってしまうこともあります。
無理に緊張する必要はありませんが、背筋を伸ばし、集中して面接を受けるように心がけましょう。
面接に落ちた時の切り替え方
面接で落ちてしまうと、誰でも少なからずショックを受けるものですし、落ち込んでしまうのも無理はありません。ですが、それをいつまでも引きずっていては就活は上手くいかないでしょう。
ここからは面接に落ちた時の切り替え方をご紹介します。自分にあった切り替え方を見つけてみてください。
面接を振り返り、ミスや反省点の対策をする
面接に落ちたとしても、その企業からフィードバックされることはほとんどありません。そのため、ミスや反省点は自分で探す必要があります。
何ができなかったのか、どういう点が問題だったのかを思い出して書き出してみましょう。ただし、それが本当に落ちた理由かどうかはわからないため、あくまで自分なりの反省点として受け止めるようにしましょう。
自分を否定されたのではなく「相性が良くなかった」と考える
不採用の結果が届くと自分を否定されたような気持ちになりますが、決してそうではありません。
就職は個人の能力はもちろん重要ですが、企業との相性も同じくらい重要視されるものです。企業は、個人のスキルがとても良かったとしても社風と合わないことを理由に落とす事も少なくありません。
相性が良くなかったと考えて切り替えれば、相性の良い企業に出会えるように頑張ろうと思えるでしょう。
趣味や好きなことをしてリフレッシュする
気持ちが沈んでしまったら一度就活から離れてしまうのも良いでしょう。趣味や好きなことを思いっきり楽しんでリフレッシュすれば、また新たな気持ちで就活に向き合えます。
仕事にストレスはつきものですから、うまくストレス発散できるようになっておくと就職した後も役立ちます。好きなものを食べる、友達と話す、身体を動かすなど自分にあった息抜きの方法を見つけておきましょう。
まとめ
面接に落ちることは多くの就活生が経験することです。落ちた事実は変えられないので、そのことばかり考えて落ち込んでいても意味がありません。悩みすぎず、気持ちを上手く切り替えて次の選考に臨みましょう。
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