
面接が終わった後、結果の連絡がいつ・どのように届くのか、不安に感じる方も多いのではないでしょうか。一般的に「○日以内にご連絡します」と案内されることはありますが、具体的な手段が伝えられない、予定日を過ぎても連絡がこないというケースもあります。
そこで本記事では、面接結果の連絡が来る時間帯や、シーン別の対応方法、受け答え方まで解説します。面接の機会が多い就活生だからこそ、結果の連絡を受ける際に気をつけるべきポイントを確認しておきましょう。
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- ・面接結果の電話が来るのはいつ?時間帯は?
- ├面接から3日~1週間くらいが多い
- ├時間帯は午前中であることが多い
- └採用人数や応募者が多ければ遅くなりやすい
- ・面接結果により連絡方法は変わる?
- ├合格/採用の場合は電話のことが多い
- └不合格/不採用の場合はメールや郵便のことが多い
- ・面接結果の電話を受ける際のマナー
- ├静かな環境で受ける
- ├メモを準備する
- ├連絡事項は復唱する
- ├3コール以内に出る
- ├ハキハキと受け答えをする
- ├相手よりも後に電話を切る
- └留守電を受けられるよう設定しておく
- ・面接結果の電話への好印象な受け答え方
- ├次の選考に進む場合
- └採用の場合
- ├内定を承諾する場合
- └内定を辞退する場合
- └不採用の場合
- ・面接結果の電話が来ない時はどうする?
- ├2週間まで待ってからメールで連絡する
- └面接結果がいつごろになるかを問い合わせる
- ・面接結果の電話に出られなかった時の対応方法と折り返し方
- ├留守電を確認する
- ├気づいたらすぐに折り返す
- └折り返しではまず謝罪を伝える
- ・最後に
面接結果の電話が来るのはいつ?時間帯は?
面接が終了してから合否結果の電話はいつごろ来ることが多いのでしょうか。企業によって違いはあるものの、だいたいの目安は決まっていることが多い傾向にあります。
また連絡の来る時間帯についても、過去の傾向や応募者の規模からある程度推測することができるでしょう。ここでは、面接結果がいつ、どの時間帯に来る可能性が高いのかという点について解説します。
面接から3日~1週間くらいが多い
面接結果の連絡は多くの場合、面接が行われた日から3日後から1週間後くらいが目安です。面接が1日に行われたのであれば4日から8日頃に連絡が来ると考えてください。
もちろん企業によってばらつきはありますが、目安を知っておくことで連絡に気づかないといったリスクを軽減できます。面接時に人事担当者や面接官にいつごろ合否の連絡をするかを聞きそびれてしまった場合は、だいたいそのくらいに連絡が来ると思っておきましょう。
時間帯は午前中であることが多い
それでは、面接結果の電話は何時頃にかかってくることが多いのでしょうか?こちらは企業やその担当者によってかなり異なります。しかし、企業側の状況としては、午前中の会議で合否が決まり、そのまま午前のうちに電話連絡が行われるケースが多いようです。
人事担当者としても、合格の人にはできるだけ早く連絡を入れないと、優秀な人材を逃してしまうかもしれないという焦りがあります。合否が決まったら合格の人から順番にできるだけ早く連絡をいれようという心理が働くのです。
採用人数や応募者が多ければ遅くなりやすい
面接結果の電話がかかってくる時間帯は、採用人数や応募者数によっても変わってきます。応募者が10人で合格者が2人といった小規模の会社の場合には10人全員に電話で連絡をしてもすぐに終了するでしょう。
対して、大企業や人気企業などの応募者が数百人から数千人規模の場合には、合格者のみへの連絡となる傾向があります。合格者数も数十人ということが多く、電話をかけるだけでもかなりの時間を要するため、連絡の来る時間帯は遅くなるでしょう。
採用人数や応募者が多ければ、面接結果の電話は遅くなると認識しておくと安心です。
先輩が面接結果の電話をいつ受けたのかは体験談からチェックしよう
面接結果により連絡方法は変わる?
では、合否によって連絡方法は変わるのでしょうか。企業は、面接結果や連絡事項の内容によって、連絡手段を変える傾向にあります。ここでは、それぞれのシーン別に面接結果の連絡方法を見ていきましょう。
合格/採用の場合は電話のことが多い
合格者の方には人事担当者から今後のスケジュールや手続きについて細かく話をする必要もあるため、電話での連絡がほとんどです。自社で採用しようとしている優秀な人材を逃さないよう、丁寧に対応したいという思惑もあります。
万が一、内定や次の選考へ進むことを辞退されてしまった場合には、別の候補者を繰り上げ合格にしなければなりません。そのため、電話で直接反応を見て、自社の内定や次期選考に前向きであるかを確認しているということもあります。
不合格/不採用の場合はメールや郵便のことが多い
不合格/不採用の場合には、電話ではなくメールや郵便での連絡が多い傾向にあります。なぜなら、企業にとっては結果を早く伝える必要がないからです。合格者に比べて優先度が下がるため、対応が後回しになるケースも少なくありません。
たとえば、合格者には当日午前中に電話連絡が入るが、不合格者には数日後にメールが届くといった対応の違いが考えられます。このように、不採用通知は比較的遅く、かつ形式的な手段で行われる可能性が高いことを理解しておきましょう。
面接結果の電話を受ける際のマナー
面接結果の電話が来た時には、相手に失礼のない対応を心がけましょう。ここでは、相手に悪い印象を与えないための基本的なマナーをご紹介します。
静かな環境で受ける
企業からの電話を受けるときは、静かな環境で電話に出るようにしましょう。騒がしい場所にいると、大事な情報を聞き間違えたり何度も聞き返したりと相手に迷惑をかけてしまう可能性があります。
外出している場合は人が少ない場所や建物の中などできるだけ静かな場所に移動し、自宅にいる場合はテレビや音楽などを消してから電話に出るようにしましょう。
すぐに静かな場所へ移動できない場合でも、電話に出ないということは避けてください。一度電話に出てすぐに対応できない旨を伝えた上で、後で折り返すもしくは相手の指示に従った行動を取りましょう。
メモを準備する
企業からの電話に出る際は、必ずメモの準備をしておきましょう。次の面接がある場合は日程や場所を伝えられる傾向にあります。日付や場所はきちんとメモしておかないと、記憶が曖昧になり面接日を間違えるなど、企業側に迷惑をかけることになってしまいかねません。
日時や場所は必ずメモすることを習慣づけておきましょう。企業の担当者に質問があれば、事前に整理して質問事項をメモしておくと良いですね。
あらかじめ内定後の準備事項を知っておこう
連絡事項は復唱する
面接結果の電話の際には、必ず重要事項を復唱しましょう。特に合格の場合には、次の選考や研修の日時を伝えられる可能性があります。さらに、復唱をすることは聞き間違いを防ぐだけでなく、連絡事項が正しく伝わっている証明にもなるため効果的です。
特に日時や場所のような重要事項はメモをすると同時に復唱することを心がけましょう。
3コール以内に出る
企業から電話がかかってきた際には、3コール以内に出ることを心がけましょう。ビジネスシーンにおいては、3コール以内に出ることがマナーとされています。それ以上電話に出ないと、相手は待たされたと感じてしまうでしょう。
騒がしい場所にいる場合は、静かな場所に移動しながら出ると好印象です。できるだけ素早い対応をとることで相手に好印象を与えられます。
ハキハキと受け答えをする
電話で受け答えをする際には、十分な声量でハキハキと話すよう心がけてください。電話は対面で話すよりも聞き取りづらいことが多いため、ハキハキと話すことで聞き間違いや誤解を防げます。
また、ボソボソと話すのは印象がよくありません。電話で話す際には、滑舌良く、普段よりも少し明るめのトーンで話すことを心がけてみましょう。
相手よりも後に電話を切る
ビジネスシーンでは、電話をかけた方が先に切るというマナーがあります。そのため、企業側からかかってきた面接結果の電話が終わる際は、相手よりも後に切りましょう。先に電話を切ることは、急いでいるという印象を与えてしまう可能性があるからです。
裏を返せば、最後まで相手の声を確認してから切ることで相手に丁寧さが伝わります。そのため、面接結果の電話では必ず相手が切った後に静かに切るようにしましょう。
留守電を受けられるよう設定しておく
就活では、スケジュール調整や面接結果など多くの場面で、企業の担当者から電話がかかってきます。いつでも電話に出られるとは限らないので、必ず留守電を使えるように設定しておきましょう。
留守番電話は、スマートフォン本体の電話アプリもしくは、ソフトバンク・ワイモバイルのようなオンラインサービスから設定できます。
どのような内容で電話がかかってきたのかがわかると、折り返し連絡をする場合でも話がスムーズに進みやすくなるため、まず留守番電話を受けられるようになっているか確認しましょう。
面接結果の電話への好印象な受け答え方
ここでは、面接結果の電話に対するシーン別の受け答え方を紹介します。実際に電話対応をする際に参考にしてみてください。
次の選考に進む場合
応募者 はい、〇〇大学の〇〇(名前)です。
採用担当者 〇〇会社の〇〇と申します。面接の結果、〇〇様には次の選考にお進みいただくことになりました。
応募者 ご連絡いただきありがとうございます。ぜひ次の選考も受けさせていただきたいと思います。
採用担当者 次回の選考は〇月〇日の〇時を予定しておりますがご都合はいかがでしょうか?
応募者 はい、〇月〇日の〇時で問題ございません。よろしくお願いいたします。
採用担当者 では、当日は〇〇(場所)までお越しください。
応募者 承知いたしました。〇月〇日の〇時に〇〇(場所)にお伺いいたします。
採用担当者 それでは、当日お待ちしております。
応募者 本日はお忙しい中ご連絡いただきありがとうございました。当日はよろしくお願いいたします。失礼いたします。
採用の場合
ここでは、採用の時の受け答え方を、承諾する場合と辞退する場合に分けてご紹介します。
内定を承諾する場合
応募者 はい、〇〇大学の〇〇(名前)です。
採用担当者 〇〇会社の〇〇と申します。面接の結果、〇〇様を採用させていただくことになりました。
応募者 この度は内定のご連絡をいただき、ありがとうございます。ぜひ御社に入社させていただきたいと考えております。入社日までにしっかりと準備を済ませ、早くから貢献できるよう尽力いたします。今後の流れと必要な準備があれば教えていただけますでしょうか。
採用担当者 (今後の流れとやるべきことを伝えられる)
応募者 承知いたしました。改めまして、この度は内定のご連絡ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。失礼いたします。
内定を辞退する場合
応募者 はい、〇〇大学の〇〇(名前)です。
採用担当者 〇〇会社の〇〇と申します。面接の結果、〇〇様を採用させていただくことになりました。
応募者 この度は内定のご連絡をいただき、ありがとうございます。評価していただき非常に嬉しく思います。しかしながらあらためて慎重に検討した結果、別の企業とのご縁を感じ、内定を辞退させていただきたいと考えております。本来であればこちらから内定辞退のご連絡をすべきところ、ご報告が遅れ申し訳ございません。
採用担当者 承知いたしました。
応募者 この度はお忙しい中、面接や選考の機会をいただきありがとうございました。選考のために貴重なお時間をいただいたにも関わらず、ご期待に添えず申し訳ございません。失礼いたします。
不採用の場合
応募者 はい、〇〇大学の〇〇(名前)です。
採用担当者 〇〇会社の〇〇と申します。面接の結果、今回はご期待に添えない結果となりました。
応募者 ご連絡いただき、ありがとうございます。この度は選考の機会をいただき、ありがとうございました。またの機会がございましたら、よろしくお願いいたします。
採用担当者 こちらこそ、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
応募者 この度はお忙しい中、ご連絡いただきありがとうございました。失礼いたします。
面接結果の電話が来ない時はどうする?
では、面接結果の電話が来ない時はどうすれば良いのでしょうか。
あらかじめ伝えられていた合否連絡のタイミングを既に過ぎている、あるいは何も言われていなかったにも関わらず、1週間以上経過しても連絡がなかった場合には不安になりますよね。ここでは、面接結果の電話が来ない時の対処法を解説します。
2週間まで待ってからメールで連絡する
1週間たっても連絡がない時は、2週間ほど待ってからメールで連絡をしましょう。結果が遅くなっているのには、合否を決めるのに時間がかかっている、担当者が忙しいなどといった原因が考えられます。
そのため、問い合わせる場合には2週間ほど待ってから、担当者が都合の良いタイミングで返信できるメールで問い合わせると良いでしょう。メール文の例は下記の通りです。
面接結果につきまして|〇〇大学〇〇学部 氏名
本文
〇〇株式会社 人事部
採用担当者様
お世話になっております。
〇月〇日に貴社の面接を受けさせていただきました、〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。
先日は面接の機会を賜り、誠にありがとうございました。
選考結果についてまだご連絡をいただいていないのですが、いつ頃のご連絡になるかお伺いしてもよろしいでしょうか。
ご多忙中のところ大変恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。
―――――――――――――――
氏名
〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇年
携帯電話:☓☓☓☓-☓☓☓☓-☓☓☓☓
メール:☓☓☓☓@☓☓☓☓☓☓.jp
―――――――――――――――
このように、面接結果をメールで問い合わせる際は大学名・氏名・面接日を述べてから結果の連絡時期について聞くと丁寧です。
電話で問い合わせる場合には、相手が面接結果を急かされていると感じないよう、マナーを守って話すことを意識しましょう。
面接結果がいつごろになるかを問い合わせる
面接結果について問い合わせる際には、直接結果を聞くのではなく「いつ面接結果の連絡をもらえるか」を聞くようにしましょう。「合否を教えていただけますか」というように直接結果を聞くと、企業側の都合を考えていないととらえられる可能性があります。
問い合わせた段階では合否が決まっていないケースも多いため、必ず面接結果を教えてもらえる時期について問い合わせるようにしましょう。
面接結果の電話に出られなかった時の対応方法と折り返し方
では、面接結果の電話に出られなかった場合はどのように対応すれば良いのでしょうか。ここでは、電話に出られなかった時の対応方法や、いつ・どの時間帯に折り返すのかについてご紹介します。
留守電を確認する
まず、折り返す前に留守電を確認しましょう。企業によっては、留守電に面接結果やその後の指示を入れている場合があります。
例えば、留守電に「折り返し不要」といった指示が残されているにも関わらず折り返し電話をしてしまうと、企業側に悪い印象を与えてしまう場合があります。まずは留守電を確認し、折り返す必要があるのかを判断しましょう。
気づいたらすぐに折り返す
面接結果の電話が来ていたことに気が付いたら、すぐに折り返しましょう。その日の営業時間内に折り返すのがベストですが、難しい場合は24時間以内に折り返してください。ただ、折り返す際はできるだけ、始業・終業間際・昼休憩のような電話に出にくい時間は避けましょう。
折り返さずに相手から再度かかってくるのを待つのはマナー違反です。特別な指示がない限りは必ず折り返すようにしましょう。
折り返しではまず謝罪を伝える
折り返し電話をかける時は、必ず謝罪をしましょう。電話に出られないと、担当者に折り返し対応などの手間をかけることになってしまいます。また、「面接結果は電話で伝える」と知らされていた場合は特に、いつ電話が来ても出られるようにしておくことが基本です。
そのため折り返し電話をする際には、大学名や氏名を名乗った後すぐに、電話に出られなかったことへの謝罪を伝えましょう。
最後に
面接の結果はできるだけ早く知りたいですよね。しかし、企業ごとに状況や連絡方法は異なります。どうしても気になる場合は、面接時に合否連絡の方法や時期について確認しておきましょう。
就活では多くの面接とその結果連絡への対応をする必要があるため、スケジュール管理が最も重要です。出来るだけ早い段階から各企業の選考スケジュールを把握し、計画的に就活を進めましょう。
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