マーケティングに興味があり、インターンへの参加を考えている学生も多いでしょう。しかしどんな内容なのか、どんな体験ができるのかわからず、応募を躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか?
ここではマーケティングインターンの内容や体験できる業務、身に付くスキルなど解説します。インターンの探し方も紹介するので、インターン選びの参考にしてください。
- ・マーケティングのインターン
- ├マーケティングとは
- ├マーケティングインターンの募集は多い
- ├給料はもらえる?
- └オンラインでのインターンも
- ・マーケティングインターンの種類と内容
- ├リアルマーケティング
- ├Webマーケティング
- └SNSマーケティング
- ・マーケティングインターンのメリット
- ├専門的な知識やスキルが身につく
- ├就活でアピール材料になる
- └適性を見極められる
- ・マーケティングインターンのデメリット
- ├知識やスキルを身につけるのに時間がかかる
- ├学業との両立が難しい
- └求められるレベルが高い
- ・マーケティングインターンの探し方
- ├企業のホームページをチェック
- ├大学で探す
- └インターンシップ総合ナビサイトで探す
- ・マーケティングインターン選びの注意点
- ├志望理由を明確にしておく
- └業務内容を確認しておく
- ・最後に
マーケティングのインターン
マーケティングとは
マーケティングを一言でいうと、「商品が売れるための仕組み作り」です。市場調査から売り場のレイアウトまで、商品を売るためのすべての工程がマーケティングです。
商品やサービスを売るための戦略を立て、プランを実行し、効果測定を行うなど、業務は幅広いです。
マーケティングインターンの募集は多い
マーケティングは専門的な知識が求められる仕事ですが、近年はマーケティングが経験できるインターンが増えています。
グループワークで簡単な業務体験をする短期インターン、数ヶ月以上かけて本格的にマーケティングの仕事を覚えていく長期インターンがあります。インターンで経験できる内容は、コンテンツ企画、データ分析、販売施策の提案など企業によって異なるので注意してください。
大手企業のマーケティングインターンは2〜3日や1週間程度の短期インターンが多く、長期インターンを募集しているのはベンチャー企業や中小企業が目立ちます。
給料はもらえる?
短期インターンだと簡単な業務体験だけなので、ほとんどが無給です。長期インターンは有給のものが多く、時給相場は1000〜1500円くらいとなっています。長期インターンは交通費も支給されることが多いです。
オンラインでのインターンも
最近はオンラインでの短期インターンや、長期インターンでも一部リモートワーク可のものが増えています。近くでマーケティングインターンを募集する企業が見つからない場合は、オンラインインターンを探してみてください。
マーケティングインターンの種類と内容
リアルマーケティング
リアルマーケティングとは街中に広告を出したり、サンプリングをしたりして商品やサービスのPRを行うものです。
具体的な業務としては、市場調査、企画立案、資料作成、商談などになります。長期インターンで慣れてくれば、クライアントとの打ち合わせや商談に同席させてもらえることもあります。
【身に付く知識やスキル】
市場調査
データ分析
パソコンスキル
ビジネスマナー
コミュニケーション能力
Webマーケティング
Webマーケティングでは、ネット広告の運用やwebサイトの改善などを行います。オンラインでのPR活動全般と考えていいでしょう。
具体的な業務としては、データ分析、企画立案、効果測定などになります。体験できたり関われる業務は企業により異なるので、募集要項で内容をよく確認してから応募しましょう。
【身に付く知識やスキル】
データ分析
パソコンスキル
Webサイトの運用や改善
Web広告についての知識
SNSマーケティング
Webマーケティングの手法の一つで、SNSを使って商品やサービス、企業自体のPRを行うのがSNSマーケティングです。SNSの活用に詳しい学生は多いため、企業のSNSアカウント運用をインターン生に任せる企業もあります。
近年はSNSを使って企業のPRや人材募集をする企業が増えており、インターンの募集も増えています。広報の仕事に興味がある方にもおすすめのインターンです。
【身に付く知識やスキル】
SNS運用
画像加工・作成
動画編集・作成
マーケティングインターンのメリット
専門的な知識やスキルが身につく
マーケティングの仕事を通して、市場調査、データ分析、広告についての知識、PRの手法など、専門的な知識やスキルを身につけることができます。
専門性の高い知識やスキルが身に付くインターンは少ないので、募集を見つけたら積極的に応募してみましょう。
就活でアピール材料になる
長期インターンで専門性の高い知識やスキルを身につければ、就活で効果的なアピール材料となります。企業には即戦力となることをアピールできるでしょう。
マーケティングインターンで学べるビジネスマナーや問題解決の考え方などは、他の職種でもいかすことができます。違う職種で就活をすることになっても、アピール材料となるでしょう。
適性を見極められる
その仕事が自分に向いているのか、不安に思う学生は多いでしょう。しかし適性があるかどうかは試してみないとわかりません。
インターンシップは、仕事への適性を見極める絶好のチャンスです。マーケティングの仕事に興味はあるものの、自分にできるのか不安も大きいという方こそ、ぜひインターンに参加してみてください。
マーケティングインターンのデメリット
知識やスキルを身につけるのに時間がかかる
マーケティングインターンでは、データ分析や企画立案など、学生がなかなか体験できない業務を経験できます。しかしこれらの知識やスキルは専門性が高いため、習得するには時間がかかります。
短期インターンで、マーケティングに関する専門的な知識やスキルを身につけるのは難しいでしょう。マーケターとしての知識・スキルを習得したいなら、長期的にインターンに参加する必要があります。
学業との両立が難しい
長期インターンは1日◯時間以上、週に◯日以上などの条件があるものが多いです。毎週決まった時間をインターンで拘束されるため、学業・サークル・アルバイトが忙しい人はスケジュール調整が大変になるかもしれません。
インターンの勤務条件が、無理のない範囲で続けられるものかどうかよく考えてから応募しましょう。すぐに辞めてしまうと企業にも迷惑をかけることになります。
求められるレベルが高い
マーケティングインターンは、求められるレベルが高い募集が多いです。「本気でビジネスに関わりたい学生」「成長意欲のある学生」といった人物を求める募集が目立ちます。
インターン選考のES(エントリーシート)や面接では、志望動機が問われます。インターンで学びたいこと、身につけたいスキルなどをできるだけ具体的にしておくとやる気や本気度が伝わるでしょう。
マーケティングインターンの探し方
企業のホームページをチェック
志望企業が決まっていたり、気になる企業がある場合は企業のホームページを見てみてください。リクルートページや新卒採用のページに、インターン募集について記載があることが多いです。
ホームページに記載がない場合は、企業の代表電話やメールアドレスなどに問い合わせてみるのもいいでしょう。
大学で探す
大学のキャリアセンターで探す方法もあります。就職課など学生の就職をサポートする窓口があれば、そこで相談してみるのもいいでしょう。
サークルの先輩に相談したり、マーケティング関連の授業をしている教授や講師に相談してみてもいいかもしれません。
インターンシップ総合ナビサイトで探す
マーケティングインターンを探すにはインターンシップ総合ナビサイトが便利です。あらゆる業界や職種のインターン募集情報が集約されているため、効率的にさまざまなインターン募集をチェックすることができます。
総合ナビサイトであれば職種ごと、業種ごとに募集を見比べることができるため1社1社調べる手間がありません。応募までの手間も少ないのでぜひ活用してください。
インターンシップガイド会員登録の特典
厳選インターン情報
短期、長期、学年不問などの全国のインターン募集情報を探せる!
締め切りカレンダー
人気インターン締め切りや就活イベントをカレンダーでチェック!
先輩の体験記
企業毎のインターン体験談や内定者のエントリーシートが読める!
企業からの特別招待
企業から交通費や選考免除等の嬉しい特典の招待が届くことも!
マーケティングインターン選びの注意点
志望理由を明確にしておく
マーケティングがよくわからないからインターンをやってみたいというのも志望理由になりますが、それだけでは志望企業を絞れませんし、インターンとして採用されるのも難しいです。
新しい企画を考えたい、売上や閲覧数といったデータの分析をしたい、SNSマーケティングに興味があるなど、やりたいことを考えてみましょう。応募時点でスキルがなくてもやりたいことが明確になっていればインターン採用に繋がりやすくなるとともに企業とのミスマッチを防ぐことができます。
業務内容を確認しておく
マーケティングインターンは企業によって内容が大きく違うため注意してください。例えば、自社サイトへの集客を目的としたコンテンツ企画、記事執筆、データ分析、その結果を用いた施策提案などがあります。
インターン生にどこまで任せるかの裁量権も企業によって違いがあります。具体的に学びたいことや身に付けたいスキルがあるなら、事前によく確認しましょう。募集要項だけではわからない場合は、面接前にメールで問い合わせておくと安心です。
最後に
マーケティングは、イメージと実際のギャップが大きい仕事の一つです。複数の短期インターンに参加していろいろな企業を比較するのもいいですし、長期インターンでじっくり適性を見極めるのもいいでしょう。まずはインターンシップでマーケティングの仕事を体験してみてください。
- CAのインターンとは?就活スケジュールや人気企業のインターン関連情報を徹底解説! 2024/11/22
- 【SYNTH(シンス)北浜ブログ】SYNTH北浜会員無料!全国のビジネスラウンジご紹介★ | 株式会社SYNTH 2024/11/22
- インターンのスーツはどんな服装?夏の暑さ対策や男女の違いを解説! 2024/11/22
- 【SYNTH(シンス)インターン生ブログ】中之島でのイベント「大阪・光の饗宴2024」のご紹介★ | 株式会社SYNTH 2024/11/20
- 何のための就職か、本質を見極めよう。 | 株式会社キャリアデザインセンター 2024/11/20
- 「クオンツ」とは?金融志望の就活生が知っておきたい用語を解説! 2024/11/20
- アメリカではインターンが当たり前?参加するメリットを解説 2024/11/20
- インターンで出会いはあるのか? 2024/11/20