内定を保留し企業に待ってもらう際の上手な伝え方

就職活動中、多くの企業の選考を同時に受けることになる学生がほとんどだと思います。
その中から、ご縁のあった企業の内定を頂くことになります。就活中によくあるのが「内定はもらったけど、志望度の高い企業の選考が残ってる…どうしよう、、、」というものです。そんなときに疑問に感じるのが「内定って待ってもらえるのかなぁ?」という類のものだと思います。
今回はそんな疑問に答えていきたいと思います。

保留 時間
目次

内定って保留できるの?

すでに知っている人もいると思いますが内定は連絡をもらった後、意思決定をするまで待ってもらうことができます。内定への返答期限を延ばしてもらうことを「内定保留」と言います。内定保留の連絡方法は電話かメールの2つが主流な方法になっています。

内定保留の存在は知っているけどどのくらい待ってもらえるのかわからない、という人は多いと思います。内定保留できる期間は基本的には決まっておらず、企業ごとに異なっています。内定に対しての返答期限を設定している会社が多いものの、ほとんどの場合は内定保留することが出来ます。
内定保留期間の延長を申し出る場合は、学生自身が企業の人事の人に「いつまでに連絡いたします。」と連絡して折り合いをつけなければなりません。一般的なマナーとしては1週間前後とされていますが交渉次第では内定式前日まで待ってもらえることもあります。内定保留をすることが出来る一方で入社意欲が低いと思われることや内定を強引に取り消されるリスクがある、ということは認識しておきましょう。

内定企業からの「オワハラ」とは?

内定の通知をした後就活をすることをやめるよう指示する、いわゆる「オワハラ」をしてくる企業がある、という話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?オワハラをしてくる企業があるのは事実なのでオワハラをされるかどうかは自分の受けている企業次第ということになります。

オワハラにも種類があります。
・「今ここでウチから内定出たら就活をやめるって宣言してくれたら内定をあげる」と交渉し言質をとってくるもの
・「辞退してもいいけど、辞退したら君の大学からは二度と内定者を出さないから」という強迫じみたもの
・気前良く高そうなご飯をおごってくれると思ったら「ご飯おごったし、ウチに来てくれるよね、、、」という罪悪感や同情を利用するもの
・5月30日ぐらいから1週間、内定者で研修や旅行に行って面接にいけないように束縛するもの
などが代表的なオワハラとして知られています。

オワハラの対処法

内定保留を待ってくれないオワハラの対処方法は
・とりあえず内定承諾する
・内定を辞退する
の2つがあります。

とりあえず内定承諾する

内定承諾をしても民法に規定されている「労働者側からの労働契約解約の自由」の項を利用して、その後別の行きたい企業に内定したとき内定辞退をする、というものです。ちなみにこの方法がオワハラをされたときにオススメです。

理由としては、上記の他に内定辞退をした後、就活を続けても内定がもらえず就活留年になってしまうリスクをケアすることができ、長い目で見ると賢いからです。また、中途半端に待たせて結局入社するよりも、早めに内定承諾して結局その会社に入社したときの方が採用担当の印象が良いと言うこともあり有効な方法と言えるでしょう。

内定を辞退する

オワハラをする企業は入社後も上司から何かあるたびにの圧力をかけられる、いわゆるパワハラ企業の可能性が高いので辞退、というものです。この選択をとるのは、他の企業から内定をもらっている学生か他企業から内定をもらえる自信がある学生が良いでしょう。

内定保留が内定取り消しに繋がる危険性

内定保留をすることで内定が取り消しになってしまう可能性があります。企業としては他の学生の採用との兼ね合いもあり、内定をだした学生にはできるだけはやく承諾するかどうか決めてほしいと考えています。そのため内定保留期間中に、その場で承諾するような学生がいれば、そちらを優先することもあるそうです。第一志望の企業であれば内定をいただけたタイミングで承諾できるといいでしょう。

内定保留をしている学生は企業からすれば、志望度が低いと思われてしまうリスクがあります。どうしても家族に確認をとったり、他の企業の採用結果を待ったりしたい場合には、なるべく印象が悪くならないように工夫をしましょう。内定保留するときに確認することについては次の章で詳しく説明します。

内定保留をする際に確認すること

内定を保留する際に気をつけたいことは
・内定保留する理由を伝えること
・いつまでに返事をするか伝えること
・自分の中で優先順位を決めておくこと
の3つです。

内定保留する理由を伝えること

このことが内定保留を申し出る場合にもっとも重要になります。企業も一応は内定保留が内定者から出ることは予想しています。内定保留の連絡は自分たちの計画が崩れるため、快くは思っていません。

内定保留の際に、入るにしてもなぜ保留をするのか理由をしっかり伝えられていなかったり、面接のときと話の整合性がとれない学生は入ってもらっても困ると考えられてしまいます。
面接の時、企業に与えた良い印象を落とさないようにしましょう。入社への意欲はあることをうまく伝えることができると、なおよいでしょう。

いつまでに返事をするか伝えること

企業は内定への返答期限を延長される時は「いつまでにあなたが意思決定をするのか」を知りたがります。もし、あなたが返答期限を決めていない場合は押し切られてしまう可能性があります。また内定保留の期間を決める際は、無理に格好を付けて短めに伝えないようにしましょう。期限を設定したら基本的にその期限は守らなくてはなりません。

短めに設定してしまい、他の選考が終わる前に内定の期限が来て苦しむのはあなたです。期日は慎重に決定するようにしましょう。

自分の中で優先順位を決めておくこと

「他の企業の就活をやめないと内定を出さない」のようなことを言ってくる企業もいます。 また、それほどあからさまなことを言われなくても、その場の雰囲気に押されて内定を承諾してしまうということもあるでしょう。そのため、最終選考に行くくらいの頃には自分の中で志望度の順位を明確に決めておくことが重要になってきます。

明確に決めておくことで面接中に「ここで他の選考を全て辞退したら内定をあげる」のようなことを突然言われても、流れにのまれることなく自分の考えに基づいた対処ができます。

内定保留する際の具体例

今回取り上げる内定保留の際の具体例を2つ挙げさせて頂きますその他の場合については、うまく下記の文章例を参考にして対処しましょう。

電話で内定の短期間保留をお願いする場合

「お世話になっております。△△大学の××と申します。先日は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。私自身御社から高く評価いただき、大変うれしく思っています。すぐに返事をさせていただきたいのですが、両親も詳しく話を聞きたいと申しております。私としましても、一度実家に帰って説明して了承を得たいと考えています。そのため、内定のお返事を御社の5営業日後である○月○日まで待っていただいてもよろしいでしょうか」

といった形などが代表的です。この連絡は採用担当者に直接しなければならない、ということが注意点としてあげられます。もし、別の社員の方が出た場合は採用担当者に取り次いでもらえるようお願いしましょう。不在や外出等で取り次いでもらえなかった場合は、時間をおいてかけ直すようにしましょう。

メールで内定の長期間保留をお願いする場合

件名:内定保留のご連絡とお願いについて △△大学 ××

本文:
○○株式会社 人事部
新卒採用担当 ○○様(わからない場合は新卒採用担当様)

お世話になっております。
△△大学の××と申します。

先日は内定のご連絡を頂き、誠にありがとうございました。
貴社から今回高くご評価いただけたことを、大変嬉しく思っております。
入社のお返事に関しまして、大変恐れ入りますが、○月○日までお待ちいただくことは可能でしょうか。

現在、他に選考が進んでいる会社があり、そちらの選考が○月○日に終了する予定となっております。貴社にも非常に魅力を感じておりますが、人生に関わる大きな決断となるため、できる限り後悔がないように、しっかりと考えて判断をさせていただきたく思っております。

お待ちいただくことで、貴社にご迷惑をおかけするのは大変心苦しく思いますが、ご理解いただけると幸いです。

何卒よろしくお願い申し上げます。

△△大学 ××
電話:000-1234-5678
メール:asdfg@zxcvb

最後に

今回は内定保留の方法について解説してきました。
自分の中で志望度の順位を明確にしておき、企業の人事にすぐに内定を承諾して欲しいと迫られても必要に応じて内定を保留するという対応をとることで、納得のいく就職活動にしましょう。


facebookでシェア twitterでシェア このエントリーをはてなブックマークに追加
大学生おすすめコンテンツ