「面接が苦手」という大学生は少なくないですが、なかでも英語面接に対して苦手意識がある人は多いでしょう。面接官の質問に、適切に応えられるか不安ですよね。そこで今回は、英語面接のコツと使えるフレーズをご紹介します。
- ・英語面接を突破するコツ
- ├聞き返すこと自体はNGではない
- ├スムーズなコミュニケーションを意識
- └暗記するのは一部だけ
- ・英語面接で使えるフレーズ
- ├面接の始まりで使えるフレーズ
- ├自己紹介で使えるフレーズ
- ├自己PRで使えるフレーズ
- ├困ったときに使えるフレーズ
- └質問をする時に使えるフレーズ
- ・最後に
英語面接を突破するコツ
英語面接を突破するのに、必要なコツをご紹介します。
聞き返すこと自体はNGではない
緊張しているときに英語で質問されると、なかなか上手く聞き取れないですね。そんなとき、「質問したら英語ができないと思われるんじゃないか?」と不安になるかもしれません。しかし、日本語の面接であっても、英語の面接であっても、面接官に質問を聞き返すこと自体は失礼には当たらないんです。
むしろ、質問をわかっていないのに返事をしてしまう方がNGです。「仕事が始まってからも、お客さんに適当なことを言うのではないか」というイメージを与えてしまいます。きちんともう一度質問を聞き、適切に応えるようにしましょう。
スムーズなコミュニケーションを意識
英語面接では、あなたが英語でどのくらいコミュニケーションがとれるのかが見られています。そのため、スムーズなやり取りが求められているんです。日本人はつい文法にこだわり、何度も言いなおしたり、正しく言うためにつっかえてしたりしますが、そうするとコミュニケーションが苦手だと思われてしまいます。
もちろん文法が正しいに越したことはありませんが、それよりも面接官とスムーズなやりとりができるよう心がけましょう。細かな時世などにとらわれすぎず、「何を伝えたいか」を意識するのがコツです。
暗記するのは一部だけ
日本語の面接でも同じことが言えるのですが、面接官からの質問を想定し、答えをある程度考えていく人がいます。これは間違いではないのですが、明らかに「暗記しました」というような答え方をしてしまうと印象がよくありません。
特に英語面接だと、きちんと答えられるか不安であらゆる答えを暗記しようとする人がいるもの。しかしそれでは自然な話し方ができないので、要所要所のフレーズのみ覚えるにとどめるのがおすすめ。
英語面接で使えるフレーズ
ここからは、英語面接で実際に使えるフレーズをご紹介します。
面接の始まりで使えるフレーズ
Thank you for giving me an opportunity.
「このような機会をいただき、ありがとうございます。」
面接がはじまるとき、まずは面接を設けてくれたことに対するお礼をのべるといいでしょう。ただHelloというよりも慣れた感じがします。
It’s my pleasure to meet you.
「お会いできて光栄です。」
初めての方に会う時の、決まり文句のようなフレーズです。先のThank you for giving me an opportunity.と続けていうこともできます。
自己紹介で使えるフレーズ
I’m a student in 〜 university.
「~大学の学生です。」
自己紹介のときは、名前と一緒に出身大学を言いますよね。そのときに使えるフレーズです。また、英語では学年によって呼び方が違います。freshman:1年生、sophomore:2年生、junior:3年生、senior:4年生という言い方をするので、覚えておくといいですね。
I have been working as ~ at ~ for ~ years.
「私は~で~として~年働いています。」
すでにどこかで働いていたり、インターンなどをしているときに使えるフレーズです。最初の~には職種を入れます。salesman:営業、accounting:経理、public relation:広報、perrsonnel:人事、などがよく使われるでしょう。二つ目の~には企業名を入れ、三つ目の~には働いている年数を入れて下さい。
I am kind of person who ~
「私は~という性格です。」
自分がどんなタイプの人間かを説明するときに使います。active:行動的な、kind:親切な、responsible:責任感がある、bull-spirited:意志の強い、friendly:親しみやすい、creative:創造的な、patient:勤勉な、このようなフレーズがよく使われます。
自己PRで使えるフレーズ
「One of my greatest strength is 〜.」
「私の強みは~です。」
自己PRでは、自分に出来ることを表現します。このフレーズは強みをアピールするのにぴったりです。leadership:リーダーシップ、fearless:大胆、などがよく使われます。
My biggest weakness is ~
「私の短所は~です。」
自己PRでは、必要に応じて弱みを説明する必要があります。clumsy:不器用、passiveness:受け身、shyness:人見知り、sensitiveness:繊細、などが使えます。尚、短所を説明するときは自分がそれをどんな風に克服しようとしているかも一緒に言えるようにしておきましょう。
困ったときに使えるフレーズ
Excuse me ?
「すみません。」
Could you say that again ?
「もう一度行っていただけますか。」
これはどちらも、相手の発言を聞き返すときに使えるフレーズです。先にも説明しましたが、聞き返すこと自体は無礼ではありません。再度聞いてもわからないときは、「~ということですか?」と確認しても良いでしょう。
質問をする時に使えるフレーズ
Would you be able to describe a normal working day?
「一日の仕事はどのような感じか教えていただけますか。」
英語面接でも、最後に質疑応答の時間が設けられることが多々あります。そのときに使えるのがこのフレーズ。実際に自分がそこで働くイメージができるか判断できますし、説明の中で気になる部分があれば「~の点についてもう少し詳しく教えてください」と追加で質問することもできます。
How will my performance be evaluated?
「評価はどのようにされるのですか。」
自分の仕事がどのように評価されるのか、実際に入社する前に知っておく必要があります。インセンティブがあるのか、年収はどのように決められるのか、把握しておきましょう。
What training do you provide?
「どのような研修がありますか。」
新卒で入社する会社であれば、研修内容も気になるところです。系統だった研修が組まれているのか、実務の中で学んでいくのか、会社によって特徴は異なります。自分がステップアップするイメージができるか、内容を聞いて考えてみてください。
最後に
今回は、英語面接を突破するコツと使えるフレーズについてご紹介しました。英語に対してプレッシャーを感じるかもしれませんが、きちんと準備さえすれば恐れることはありません。ここで紹介した点を頭に入れて、頑張ってくださいね。
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