面接の前日にしておくべき準備と緊張を和らげる過ごし方

面接の前日は場所の確認、服装や持ち物の用意、質問の対策など、やることがたくさんあって大変ですよね。何から準備すればいいのかわからない就活生のために、必要な準備と前日の過ごし方について解説します。

ポイント!!!
目次

面接前日に確認すべきこと

集合時間と面接会場

まずは集合時間と場所の確認です。時間を勘違いしていたり、説明会と同じ場所だと思い込んでいたら違っていたりということもあるので必ず確認しましょう。

メモや手帳に面接の時間や場所を書いている場合は、書き写しの際に間違えている可能性があります。メモや手帳ではなく、企業から届いているメールや書類を確認するのが確実です。

乗り換え方法や地図

行き慣れない駅を利用する際は乗り換えルートも調べでおくのがいいでしょう。交通機関の遅延や駅で迷ってしまうことも考慮して、余裕のある時間配分で予定を立てる必要があります。

面接会場の場所は地図を印刷したり、スクリーンショットを取っておくと安心です。駅から歩いてどれくらいかかるか調べ、ルートも確認しておくといいでしょう。

選考内容と当日の流れ

当日の選考内容や流れも確認しておきましょう。企業からのメールや採用ページに、「個人面接を行います」「集団面接を行います」「面接後に筆記試験を行います」などと書かれている場合があります。

面接当日の流れや大まかな内容を頭に入れておくことで、落ち着いて行動できます。

リマインドメール

面接前に企業から追加の連絡やリマインドメールが届くことがあるので、前日にメールがきていないか確認しましょう。企業からのメールは自動的に迷惑メールフォルダに振り分けられてしまうこともあるので注意してください。

面接のリマインドメールがきている場合は必ず返信しましょう。企業から連絡がきていない場合は、とくにメールなどする必要はありません。

服装や持ち物の準備

当日着る服を用意する

「スーツ着用」「私服でお越しください」など、当日の服装について記載がある場合はそれに合わせる必要があります。面接案内に記載されていないか必ず確認しましょう。

スーツやシャツにはしっかりとアイロンをかけ、靴は磨いておきます。アイロンがけや靴磨きなど服装の準備は、当日やると慌ただしくなる可能性があるので、前日にしておきましょう。

必要な持ち物を揃えておく

提出書類、メモ帳、筆記用具、企業研究ノートなど、必要な持ち物は前日に用意しておくといいでしょう。忘れ物がないように、持ち物のチェックリストを作っておくと安心です。

予約票を印刷して持参する場合や、ESや履歴書などの書類を提出する場合もあります。企業からのメールや予約票に記載されている当日の持ち物リストも合わせて確認しましょう。

面接で話す内容を復習

頻出質問に備える

面接では「自己PR」や「学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)」など定番の質問があります。かなりの確率で聞かれる質問については、実際に声に出しながら答える練習をしておくといいでしょう。

【よくある質問】
・自己紹介をお願いします
・自己PRをしてください
・学生時代に頑張ったことは何ですか
・長所と短所を教えて下さい
・挫折経験について聞かせて下さい
・周りからどのような人だと言われますか

面接で話す内容とES(エントリーシート)や履歴書に書いた内容とが食い違わないよう注意してください。提出するESや履歴書は必ずデータや印刷で残しておき、前日や面接直前に見直せるようにしておきます。

逆質問の準備

面接の最後に「何か質問はありますか?」と面接官から聞かれることがあります。これは逆質問といって、学生の疑問を解消するためなのはもちろんですが、意欲や熱意を知ろうという目的もあります。業界研究や企業研究をしていて気になったことがあればぜひ聞いてみましょう。

「とくにありません」と答えると、「企業に興味がない」「志望度が低い」といった印象を与えます。だからといって事業内容や強みなど、少し調べればわかるような内容について質問をするのも失礼です。企業についてよく調べているとアピールできるような質問がいいでしょう。

企業の最新情報をチェック

その企業について調べたのは数ヶ月前ということもあるでしょう。面接の前日にも企業のホームページや口コミ、新商品のプレスリリースなどをチェックしておくべきです。

企業の公式SNSアカウントをフォローしておくのもいいでしょう。最新の情報がキャッチしやすいのでおすすめです。

就活ノートを見返す

面接前日なのにやる気がでないこともあるでしょう。そんな時は企業研究ノートを見返したり、就活中の記録やメモを見てみるのもいいでしょう。就活を始めた頃の新鮮な気持ちを思い出す可能性が高いです。

企業研究ノートや就活ノートを見返すことで、新たな気づきが得られることもあります。面接で話せるような話題や自己PRが見つかるかもしれません。

面接前日の過ごし方

体調管理をしっかり行う

面接前日は緊張するものですが、緊張を和らげたり気晴らしをするために飲みに行くのはやめましょう。ついつい飲み過ぎてしまうと、万全の状態で面接に臨めなくなります。

遠出して遊びに行ったり激しい運動をしたりせずに、いつもと同じように過ごすのがいいでしょう。面接の前日はいつもより早めに帰宅し、準備や対策に時間を使うのが一番です。

リラックスする

必要な準備を終えたら、就寝前はなるべくリラックスして過ごすようにしましょう。寝る直前まで面接のためにやることや準備に追われていると、質のいい睡眠の妨げになる可能性があります。

ゆっくりお風呂に入ったり、好きな音楽を聞くなどしてリラックスをすることも大切です。いい精神状態でたっぷりと睡眠をとるようにしましょう。

家族と電話する

何をしても不安な場合、緊張で眠れなかったり落ち着かない場合は、家族や友達に電話してみるのがおすすめです。何気ない会話をするだけでもリラックスしたり、気分転換になるでしょう。

話すだけで気持ちが明るくなったり、元気付けられる友達はいませんか?数分だけでもいいので話し相手になってもらうといいでしょう。

早めに寝る

万全の状態で面接に挑めるよう、前日は夜更かしをせず早く寝るようにします。寝坊をして面接に遅刻したり、ギリギリに到着するような事態は避けたいものです。

準備を入念に行うのもいいですが、睡眠時間を削るのはおすすめしません。しっかり睡眠をとり確認した内容を記憶に定着させることも大切です。

まとめ

持ち物や服装の準備、面接での回答の最終確認などは前日に済ませておくと安心です。必要な準備をしたら気分転換をして、たっぷり睡眠をとりましょう。


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