長期インターンの期間は?いつまで続けるべき?

短期インターンは期間が決まっていることがほとんどですが、長期インターンは基本的に期間が定められておらず、「いつまで参加すればいいんだろう?」と迷う学生も少なくありません。

そこで今回は長期インターンの期間について「どのくらい」「いつまで」働くべきか詳しく解説します。

目次

長期インターンの期間はどれくらい?

期間は決まっていない

長期インターンの期間は決まっていないことがほとんどです。応募の時点で学生と企業が相談して期間を決めたり、期間は決めずに働き始めるケースも少なくありません。

基本的に期間やいつまで続けるべきかについては柔軟に対応してくれる企業が多いです。働きながらいつまで続けるか決めてもいいので、無理のない範囲で続けるのがいいでしょう。

週2~3日、3ヶ月以上が目安

長期インターンは、「週2~3日、3ヶ月以上」が条件となっている募集が多く見られます。

週1日の勤務では学んだことが定着しづらいですし、1ヶ月しか勤務期間がない場合にはようやく必要な知識を身につけた頃にインターンが終了してしまいます。長期インターンでしっかり成長し、就活でいかせる能力を身につけるには最低でも「週2~3日、3ヶ月以上」のペースで勤務することが求められるのです。

授業やサークルの時間をうまく調整しながら1日に5~8時間、週15~20時間程度の時間を確保し、インターンに参加している学生が多いです。

6か月以上働く学生が多い

長期インターンは3ヶ月以上の勤務が条件となっていることが多く、実際には3ヶ月以上勤務する学生が多いです。

6ヶ月働けば基本的な業務に慣れてスムーズにこなせるようになりますし、責任ある仕事を任せてもらうこともできます。最低でも3〜6ヶ月は続けることを想定しておくのがいいでしょう。

【目的別】長期インターンの期間

長期インターンは期間が定められていないため、「いつまで続けるか」に悩むこともあるでしょう。長期インターンに参加する目的別に期間の目安を解説するので参考にしてください。

企業の雰囲気を知りたいなら3ヶ月程度

「業界について知りたい」「企業の雰囲気が知りたい」という目的なら、3ヶ月程度インターンを継続しましょう。

1日だけの1Dayインターンや2〜3日の短期インターンはあっという間に終わってしまうので、業界や企業について知る時間や機会は限られています。長期インターンで3ヶ月程度勤務すれば、良いところも悪いところも含めていろいろなことがわかるでしょう。

ビジネスマナーを習得したいなら3~6ヶ月

ビジネスマナーや社会人としての基礎を身につけることを目指すなら、3~6ヶ月はインターンを継続しましょう。

就活に向けて書籍などでビジネスマナーや言葉遣いを学んでも、実践してみないとなかなか身につかないものです。長期インターンでは「上司と話す」「顧客と話す」「電話をとる」「メールでやり取りする」など、ビジネスマナーを実践する場面がたくさんあります。

最初はぎこちないマナーで注意を受けることもあるかもしれませんが、3~6ヶ月続ければビジネスシーンにふさわしい言動がだいたい身につきます。就活の選考に参加する頃には意識しなくともビジネスマナーに沿ったふるまいができ、ほかの学生より一歩リードすることができるでしょう。

即戦力になるスキル習得を目指すなら半年~1年

「企業で即戦力になれるようなスキルを習得したい!」と考えているなら、半年~1年は勤務することを目指しましょう。

長期インターンで半年以上勤務すると、業務に必要なスキルが向上するとともに、企業から戦力としてみなされるようになります。単に与えられた仕事をこなすだけでなく、自分の裁量で仕事を進めることも少しずつ認められます。

これまでより責任が重くなる分、プレッシャーもあるかもしれませんが、難しい仕事をやり遂げた達成感を味わうこともできます。「プロジェクトをやり遂げた」「企業に貢献した」といったエピソードは、自分が即戦力として活躍できることを示す十分な根拠になるでしょう。

長期インターンを決める際の注意点

目的に合致したインターンを選ぶ

長期インターンを選ぶ前に、まずは参加の目的を決めましょう。インターンの目的を明確にしておくと、インターンを選びやすくなり、期間の目安も設定しやすくなります。

長期インターンを通して、「どんなことが学びたいのか」「どんな経験が積みたいのか」「どんな知識やスキルをどのレベルで身につけたいのか」を考えてみてください。

最低勤務期間を確認しておく

インターンの最低勤務期間は1ヶ月以上、3ヶ月以上、6ヶ月以上など企業により異なります。どのくらい勤務すべきか気になっている方は、契約の前にインターンの最低勤務期間を確認しておくのがいいでしょう。

最低勤務期間がある程度決まっていても、相談に応じてもらえることもあります。「長く働けるかわからないけどどうしてもチャレンジしたい」という募集があれば、勤務期間について問い合わせてみてください。

無理なく続けられるインターンを選ぶ

長期インターンは数ヶ月以上継続して勤務することになるので、無理なく続けられる条件のものを選びましょう。大学の授業やゼミなどに支障が出るような働き方はおすすめできません。

3年生になると就活が忙しくなるため、大学1〜2年生のうちから長期インターンに参加する学生が増えています。長期インターンは学年の制限がなく、通年で募集している企業が多いです。時間に余裕のある1〜2年生のうちに参加しておくのもいいでしょう。

契約期間は短めにしておく

長期インターンの最初の契約は、1~3ヶ月を目途に行うのがおすすめです。長期インターンの契約締結時には会社の雰囲気を十分に知らない状態です。いきなり1年以上の長期契約を結んでしまうと、「社風が合わない」「思っていたような業務内容ではなかった」といったミスマッチが起こった際に、無理をして継続することになります。

もちろん、インターンを辞めたい旨を企業に伝えれば契約の途中でも辞めることはできます。しかし、実際には言い出しにくいと感じる方も多いでしょう。1~3ヶ月という短い期間での契約ならミスマッチがあっても、更新しなければスムーズに辞められます。

まずは短い期間で企業・業界の雰囲気を感じ、自分に合っているかを確かめてみましょう。自分に合っている場合は必要に応じて契約期間を延長すればOKです。

まとめ

長期インターンの期間は決まっていないことがほとんどなので、今後の予定や目的に合わせ、企業の担当者と相談しながら決めるのがいいでしょう。頑張りすぎて、大学生活や精神面に支障が出ないようくれぐれも注意してください。

オンラインで勤務できる募集も多数あり、長期インターンの業務内容や働き方は多様になってきています。勤務条件をしっかり確認して、自分に合ったインターンを見つけましょう。

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