長期インターンの期間は?おすすめの開始時期といつまで続けるべきか解説!

一般的に、長期インターンの応募条件に掲載されている期間は3ヶ月以上であることが多いものの、終了時期についての記載はありません。そのため、1dayや3dayのように期間が明確に定められている短期インターンとは異なり、「いつまで参加すればいいんだろう?」と迷う学生も少なくないでしょう。

そこで今回は、長期インターンの期間について「いつから」「どのくらい」「いつまで」働くべきかを詳しく解説します。

目次

長期インターンはいつから始めるべき?

長期インターンは基本的に通年で募集が行われており、思い立ったときにいつでも応募することが可能です。しかし、就活本番につなげるには始めるタイミングが重要になります。ここでは、長期インターンの開始時期について見ていきましょう。

学年不問が多いが、大学1・2年生がおすすめ

長期インターンの募集は、学年不問であることがほとんどです。そのため、就活が終わった大学4年生が、社会人になる前に経験を積むために参加する場合もあります。

しかし、おすすめの開始時期は大学1・2年生の早い段階。実務に長期間関われることがメリットである長期インターンは、長く継続できるほど様々な経験ができます。企業によっては責任あるポジションを任せてくれることもあり、大学生の早い段階でリーダー的なポジションを経験できることは大きな財産となるでしょう。

就活生である大学3年生の応募も多い

長期インターンの開始時期は早いほど良いですが、大学3・4年生であっても遅くはありません。長期インターンでの経験は選考で有利に働くことがあり、就活生の応募も多くあります。

ただ注意しておきたいのは、稼働時間の確保が必要になる点です。就活でまとまった時間の確保が難しい場合には、シフト制やフルリモートのインターンを検討することも視野に入れてみましょう。

応募から働き始めるまでは1~2ヶ月かかる

長期インターンでは、実際に働き始めるまで時間がかかることが多くあります。これは、採用までにいくつかの選考があることが原因です。

長期インターンでは、学生であっても社員と変わらない扱いを受けます。長期間実務に携わり、会社の看板を背負うことになるため、企業側は「仕事を任せられるか」「一緒に働いていけるか」をしっかりと判断しなければなりません。書類選考から面接、さらには簡易的なテストを設けている企業もあり、厳重に審査が行われます。

そのため、長期インターンの開始時期を調整したい場合には、早めに行動し始めるのがおすすめです。

長期インターンの期間はどれくらい?

短期インターンとは異なり、期間が明確に定められていない長期インターンですが、一般的に多いのはどれくらいの期間なのでしょうか。ここでは、長期インターンの期間や実際に学生が働いている期間についてご紹介します。

週2~3日、3ヶ月以上が目安

一般的に、長期インターンでは「週2~3日、3ヶ月以上」が条件となっている募集が多く見られます。これは、「学生を育成したあと、しっかり戦力として活躍してもらいたい」「人柄や能力を見極め、優秀な人材は本採用に繋げたい」といった企業側の意図があるからです。

学生側にとっても、能力を身につけ、自分自身を成長させていくためには、それなりの期間が必要になってきます。そのため、長期インターンは3ヶ月以上の期間が目安です。

勤務の時間帯は、あらかじめ決まっている企業もあれば、シフト制で柔軟に対応してもらえる企業もあります。曜日についても同様で、学生としては嬉しい土日に勤務可能な企業もあるため、勤務形態でインターンを選ぶのも1つの手段です。

授業やサークルの時間をうまく調整しながら、1日に3~8時間、週15~20時間程度の時間を確保し、インターンに参加しましょう。

6ヶ月以上働く学生が多い

長期インターンは3ヶ月以上の勤務が条件となっていることが多いですが、実際には6ヶ月以上勤務する学生がほとんどです。6ヶ月以上働けば基本的な業務に慣れてスムーズにこなせるようになり、責任ある仕事を任せてもらえる可能性も高まります。

これから長期インターンを始めることを検討しているのであれば、最低でも3〜6ヶ月は続けることを想定しておくのが良いでしょう。

終了時期は決まっていない場合が多い

募集段階では、長期インターンの終了時期は決まっていないのが一般的です。学生と企業が相談して期間を定めたり、具体的な期間は決めずに働き始めたりするケースが少なくありません。

無理のない範囲で継続し、辞める際には1ヶ月前に相談するのが基本です。

目的に合わせて長期インターンの期間を決めよう

長期インターンでは、具体的な終了時期が定められていないことが多いため、いつまで続けるかを悩むかもしれません。そのような時は、目的に合わせて期間を決めるのがおすすめです。ここでは、目的別のおすすめな継続期間をご紹介します。

企業の雰囲気を知りたいなら「3ヶ月」

「業界について知りたい」「企業の雰囲気が知りたい」という目的なら、3ヶ月程度インターンを継続しましょう。

1日だけの1Dayインターンや2〜3日の短期インターンはあっという間に終わってしまうので、業界や企業について知る時間や機会は限られています。長期インターンで3ヶ月程度勤務すれば、良いところも悪いところも含めていろいろなことを知ることが可能です。

ビジネスマナーを習得したいなら「3~6ヶ月」

ビジネスマナーや社会人としての基礎を身につけたいなら、3~6ヶ月はインターンを継続しましょう。

就活に向けて、書籍などでビジネスマナーや言葉遣いを学んでいても、実践してみないとなかなか身につかないものです。長期インターンでは「上司と話す」「顧客と話す」「電話をとる」「メールでやり取りする」など、ビジネスマナーを実践する場面がたくさんあります。

最初はぎこちないマナーで注意を受けることもあるかもしれませんが、3~6ヶ月続ければビジネスシーンにふさわしい言動をだいたい身につけることができます

就活の選考に参加する頃には意識しなくともビジネスマナーに沿ったふるまいができ、ほかの学生より一歩リードすることができるでしょう。

即戦力レベルを目指すなら「半年~1年」

「企業で即戦力になれるようなスキルを習得したい!」と考えているなら、半年~1年は勤務することを想定しましょう。

長期インターンで半年以上勤務すると、業務に必要なスキルが向上するとともに、企業から戦力としてみなされるようになります。単に与えられた仕事をこなすだけでなく、自分の裁量で仕事を進めることも少しずつ認められます。

これまでより責任が重くなる分、プレッシャーもあるかもしれませんが、難しい仕事をやり遂げた達成感を味わうこともできます。「プロジェクトをやり遂げた」「企業に貢献した」といったエピソードは、自分が即戦力として活躍できることを示す十分な根拠になるでしょう。

長期インターンの時間を確保するためのポイント

長期インターンを継続するためには、時間を確保することが欠かせません。とはいえ、講義にゼミにサークルにバイトに就活に…と大学生活は忙しいこともしばしば。ここでは、長期インターンを長く続けるためのポイントをご紹介します。

アルバイトとの掛け持ちは避ける

長期インターンを長く継続したいのであれば、アルバイトとの掛け持ちは避けるのがおすすめです。

長期インターンは最低勤務時間が定められていることが多くあります。アルバイトと掛け持ちをしていると、どちらかがおろそかになってしまったり、オーバーワークで体調を崩してしまったりするかもしれません。ほとんどの場合、アルバイトと長期インターンの両立は難しいでしょう。

そのため、アルバイト先やインターン先の方に迷惑をかけないためにも、どちらかに専念することをおすすめします。長期インターンでは給与が発生することも多いので、アルバイトの代わりに行っても良いでしょう。

大学などの予定は先に決めておく

大学や旅行などのインターン以外の予定は、先に決めておくのが良いでしょう。

例えば、多くの大学では半年に1度履修登録が必要になります。早めに履修登録を済ませることで、インターン先とのスケジュール調整がしやすくなるでしょう。あらかじめ予定がわかっていれば、勤務日を相談して柔軟に対応してもらうことができます。

稼働時間を調整する

大学3・4年生の就活本番に差し掛かってくる時期などは、稼働時間を調整してもらうのもおすすめです。

通常であれば週30時間程度の勤務が求められることが多いですが、企業によっては就活の時期だけ週10時間程度に減らしてもらうこともできます。その代わり前後の期間に稼働時間を増やすなど、うまく調整をしてもらいましょう。

フルリモートやフレックスを視野に入れる

まとまった時間の確保が難しいという場合には、フルリモートやフレックスに対応している長期インターンを視野に入れるのがポイントです。

稼働時間を学生の方で調整できるため、空きコマを有効活用することもできます。平日の夜間や土日の稼働がOKの企業もあり、学業や就活との両立に悩まされることが少なくなるかもしれません。

長期インターンを決める際の注意点

長期インターンは目的に合ったものを選び、長く継続していくことが重要です。そのためには、決める前にしっかりと検討しなければなりません。ここでは、長期インターンを決める際の注意点についてご紹介します。

目的に合致したインターンを選ぶ

長期インターンを選ぶ前に、まずは参加の目的を決めましょう。インターンの目的を明確にしておくと、インターンを選びやすくなり、期間の目安も設定しやすくなります。

長期インターンを通して「どんなことが学びたいのか」「どんな経験を積みたいのか」「どんな知識やスキルをどのレベルで身につけたいのか」を考えてみてください。

最低勤務期間を確認しておく

インターンの最低勤務期間は1ヶ月以上、3ヶ月以上、6ヶ月以上など企業により異なります。どのくらい勤務すべきか気になっている方は、契約の前に最低勤務期間を確認しておくのが良いでしょう。

最低勤務期間が決まっていても、相談することで柔軟に対応してもらえることもあります。「長く働けるかわからないけれどどうしてもチャレンジしたい」という場合には、あらかじめ勤務期間について問い合わせてみるのがおすすめです。

無理なく続けられるインターンを選ぶ

長期インターンは数ヶ月以上継続することになるので、無理なく続けられる条件のものを選びましょう。大学の授業やゼミなどに支障が出るような働き方はおすすめできません。

3年生になると就活が忙しくなるため、大学1〜2年生のうちから長期インターンに参加する学生が増えています。長期インターンは学年の制限がなく、通年で募集している企業が多いです。時間に余裕のある1〜2年生のうちに参加しておくのもいいでしょう。

まとめ

長期インターンの期間は決まっていないことがほとんどなので、今後の予定や目的に合わせ、企業の担当者と相談しながら決めるのが良いでしょう。頑張りすぎて大学生活や精神面に支障が出ないよう、くれぐれも注意してください。

オンラインで勤務できる募集も多数あり、長期インターンの業務内容や働き方は多様になってきています。勤務条件をしっかり確認して、自分に合ったインターンを見つけましょう。

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ライターのインターンって何するの?仕事内容やメリットについて解説!
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近年就活の一環として長期インターンを始める学生が増えてきています。長期インターンの中でもライターインターンの募集の数はかなり多いです。ライターのインターンではどのような仕事をするのでしょうか。仕事内容やメリットなど、ライターのインターンについてご紹介します。 ライターインターンについて ライターとは記事や原稿、コラムなど様々なコンテンツに掲載する文章を書く職業です。ここではライターにはどんなカテゴリーがあるのか、ライターインターンは未経験でも可能なのかなどについて解説します。 手っ取り早くライターインターンを探したいという方はこちらから確認できます。 <長期インターン! (internshipguide.jp)> ライターの種類 ライターは仕事の内容によって、いくつかの種類に分けることができます。インターンで募集が多いのは、次の3種類です。 Webライター 取材ライター インタビューライター webサイトのコンテンツ内の文章や記事作成をするのが、Webライターです。自社のサイトなどに掲載する記事を作成するケースが多いです。 話題のお店や企業などに取材をして記事を作成する取材ライターの募集も多いです。慣れるまでは先輩社員が同行してくれるので、取材のスキルや経験を身につけたいと考えている人は取材ライターのインターンから始めるのがいいでしょう。 インタビューライターは、記事テーマに合った人にインタビューを行いその内容を記事にします。文章力だけでなく、記事になりそうなエピソードを引き出す力も必要になります。人と話すのが好きな人に向いているでしょう。 広告のキャッチコピーなどを作成するコピーライターなどもライターに分類されることがありますが、インターンの募集は少ないです。 ライターのインターンは未経験でもできる? ライターのインターンは、未経験でも可能な募集がほとんどです。特別なスキルが必要な作業はないので、文章を書くのが好きな人や論文作成が得意な学生なら、すぐにでもできるでしょう。 長期インターンは業務を経験しながらスキルを身につけていくことが前提となっていることが多いので、「文章を書くのは苦手だけど文章作成の力をつけたい」「文章力をアップさせたい」という学生にもぴったりのインターンです。 ライターのインターンは就活に役立つ? 文章を書くスキルは、社会人になると様々なシーンで必要となります。メールのやりとりや、企画書・報告書の作成など、職種にかかわらず必要になることが多いので、就職後に役立つことは多いです。 記事作成に必要な、「要点をまとめる力」や「伝える力」は、志望動機や自己PRの作成など、エントリーシートを書く際にも非常に役立ちます。 ライターのインターンの仕事内容・働き方・期間・業界 近年Webコンテンツを利用したサービスを提供する企業が増えています。それに伴いライターのインターンの募集も増えてきています。ライターのインターンにはどのようなものなのか、仕事内容などをご紹介します。 ライターインターンの仕事内容 ライターの主な仕事はコラムや記事の執筆です。記事のテーマに沿って自分の持っている知識やネットや書籍で収集した情報を基に記事を執筆します。 また取材ライターであれば、個人や団体に取材し取材内容や原稿を基に記事を執筆します。企業によっては写真撮影など取材に関連した業務を体験することもできます。 インターンでどのような仕事を経験できるかは企業の扱うコンテンツやインターンの募集によって大きく異なります。事前に募集要項をしっかり確認するようにしましょう。 ライターのインターンの働き方 ライターのインターンは基本的には会社のオフィスで仕事をします。記事は企業のサイトなどで掲載するケースが多く、会社の人からアドバイスや確認をもらう必要があるので、オフィスで仕事をする方が多いです。 しかし仕事に慣れてきてある程度自分一人でもこなせるようになると、リモートワークも可能になります。ライターの業務は慣れてくれば一人で作業することが多く、場所に縛られず作業できるというメリットがあります。最近ではリモートワークでライターの仕事の募集も多いです。 ライターインターンの期間 ライターのインターンは長期インターンとしての募集が多いです。記事の検索順位や閲覧数など結果を数字で出すには時間がかかります。また取材などは取材する相手のスケジュールや、取材内容の書きおこしなど記事にするまで長期間に渡り仕事にコミットする必要があります。 そのため学生ライターの募集は1年以上の勤務など、長期インターンのケースが多いです。短期インターンは無給のことが多いですが、長期インターンは有給のものがほとんどです。アルバイトの代わりにライターインターンを始めてみるのもいいでしょう。 ライターインターンを経験できる業界 ライターと聞くと出版業界や広告業界をイメージする人もいますが、ライターの仕事はWebコンテンツを作成している企業のインターンであれば様々な業界で経験することができます。 例えば就活サイトを運営している企業であれば人材サービス業界、観光地や旅行関連の情報を発信している企業であれば旅行業界、他にも広告業界や美容業界など多種多様です。 ライターのインターンで身につくスキルや知識 情報をまとめ文章を書き続けるライターの仕事は一見他の仕事に繋がりにくいと思われがちです。しかしライターのインターンで身につくスキルは文章力だけではありません。 表現力 1つ目は物事や情報をわかりやすく伝達する力です。情報を相手にわかりやすく伝えることはコミュニケーションでも重視され、就職活動ではエントリーシートの作成や面接などで特にこの能力が必要とされます。 ライターは情報を読者に伝わりやすいようにテーマや記事構成を作成し、記事を執筆します。このような作業を通じて自分の考えや情報を相手にわかりやすく伝える力を養うことができます。 相手のニーズを引き出す力 2つ目は相手のニーズを引き出す力です。記事の構成やタイトル・見出しのつけ方などは、読者のニーズに合うようにすることを重点に置きます。 記事の構成や文章の書き方を試行錯誤していくうちに、相手のニーズを引き出し応える力を身に着けることができます。 記事で取り扱う分野の知識や最新情報 3つ目は記事で取り扱う分野の知識や業界の最新情報などです。記事を執筆したり取材を行うときは、取り上げる業界の基本的な知識やトレンドを知る必要があります。 ライターの仕事をしていくうちにその業界に詳しくなったり、社会人との人脈ができるなど就職活動でも役立つメリットがあります。 ライターのインターンを始めるのに重要なこと ライターは初心者や未経験でも始めやすいインターンです。しかし自分に合わないインターンは続けられなかったり、就職活動に上手く繋げられないなどのデメリットもあります。ライターのインターンを始めるときにどのようなことを気に掛けたらいいのかご紹介します。 地道な作業を長期的に継続する ライターの仕事は基本的には1人で黙々と作業をします。取材や社内の人とコミュニケーションを取ることもありますが、最終的には1人で記事を執筆します。そのため1人で作業をするのことが苦手な人は向いていない場合があります。 また取材や修正など記事の完成まで、その後の記事の反響の結果が出るまで時間がかかります。初めの数本記事を書いただけでは結果は出にくく、良い記事を書けるようになるまで何本も書き続ける必要があります。ライターのインターンを始めるときは地道な作業を長期的に取り組むことができるか考えてみてください。 目標や目的を持つ 同じような作業をしていると最終的に自分は何を得ることができたのか不明確なまま就活本番を向かえてしまう場合があります。そのため具体的に目標を持って取り組むことが重要です。 例えば記事を検索上位5以内に入れる、Webサイトの会員登録社数の増加につなげるなど目標を持って取り組むことで結果にコミットした作業をすることができます。 またライター以外にも長期インターンに参加する際は、インターンを通じてスキルやノウハウを身につけたいなど具体的な目的を持つようにしましょう。 知らないことは積極的に勉強する 時には自分の専門外のことや知らないことについて記事を執筆する場合もあります。記事を書けないだけでなく、浅い知識で執筆すると文章にも説得力がありません。 他の人の記事や書籍などから知識や情報を集めて、なるべく自分の言葉で書くようにすることでよりいい記事を書くことができます。ライターには知らないことを積極的に勉強する姿勢が重要です。 業務の幅を広げることも可能 やる気や意欲があれば、ライターの仕事だけでなく、さらに業務の幅を広げることも可能です。サイトの運営やデータ集計・分析なども兼務することで、コンテンツ作成にもプラスになります。 ライターの仕事に慣れてきたら、コンテンツマーケティング・企画・サイトの分析など、業務の幅を広げたいと相談してみるのもいいでしょう。 最後に ライターは初心者でも挑戦しやすいインターンの1つです。企業にもよりますが、自分のペースで作業することができ忙しい学生でも長期インターンを始めやすいのでお勧めのインターンです。興味のある業界や企業のライターインターンに挑戦してみてください。...

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インターンの意味・語源・正式名称|就活生が知っておきたい基本情報
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大学生なら誰でも一度は耳にする「インターン」ですが、「インターンの正式名称は?」「インターンという言葉の意味は?」と聞かれたときに自信をもって答えられる方は少ないのではないでしょうか。 そこで今回は就活生が知っておきたい基本情報として、インターンの正式名称や意味・語源を詳しく解説します。 インターンの正式名称は? インターンの正式名称は「インターンシップ(Internship)」で、「就業体験」「仕事の経験を積む期間」という意味を持つ英単語です。日本語では「インターン」も「インターンシップ」も就業体験の意味で使われていますが、実は英語の「インターン(intern)」は、実習生や研修生を意味する言葉です。 もともとinternは「一定の区域内に入れる/閉じ込める」という意味を持っており、「職場の中に入る」というイメージから実習生や研修生を指す言葉としてインターンが用いられるようになりました。日本語では「インターン」だけではインターンシップのことか、インターンシップに参加する学生のことか判別しづらいため、後者を「インターン生」と呼んで区別することがあります。 インターンシップやインターンに関する英語と日本語それぞれの使われ方の違いを下の表にまとめました。 英語 日本語 就業体験 インターンシップ インターンシップ/インターン 実習生 インターン インターン生 誤解を生むことのないように、本来の意味も理解した上で言葉を使うようにしましょう。この記事では日本語での使用法に合わせて、就業体験の意味で「インターン」という言葉を使っています。 インターンの語源や歴史 ここからはインターンの語源と歴史についてお話しします。 アメリカの「コーオプ教育」が始まり インターンはアメリカで行われた「コーオプ教育(Cooperative Education/Co-op Education)」から発展したものだと考えられています。コーオプ教育は1906年にシンシナティ大学の工学部長ハーマン・シュナイダーによって考案されました。 当時、工学部の学生は大学で学んだ理論を実践する場がありませんでした。そこでシュナイダーは、地元のメーカーと連携し、学生がこれまで学んできた理論を実践できる就業体験を行ったのです。その後、シンシナティ大学以外の大学もコーオプ教育を導入し始め、コーオプ教育はアメリカ全土へと広まっていきました。現在でも数十万人の学生がコーオプ教育を受けています。 インターンの起源とされるコーオプ教育ですが、インターンが企業による「採用活動」の一種であるのに対し、コーオプ教育は学生のための「教育活動」である点が異なります。インターンでは企業が学生に業務などを教えるのが一般的ですが、コーオプ教育では学生が企業に専門的な知識を教えます。コーオプ教育では学生と企業が対等なビジネスパートナーとなっているのです。 日本には1997年頃普及 バブル崩壊後の1990年代後半、日本ではニートやフリーターの増加が問題となっていました。そこで重視されたのが大学でのキャリア教育の改革です。1997年1月には教育改革プログラム『教育立国を目指して』に基づきインターンが推進され始めました。 1997年9月には文部省・労働省・通商産業省(現在の文部科学省・厚生労働省・経済産業省)の三省合意のもと、「インターンシップの推進に当たっての基本的な考え方」が作成され、インターン推進を後押ししました。1997年より推進されたインターンシップは、現在に至るまで大学生がキャリアを考える大切な機会となっているのです。 「教育」と「採用」の両方が目的の場へ コーオプ教育という「教育活動」を起源とするインターンですが、企業によってはインターンに参加した学生を選考で優遇するなど「採用活動」としての面を重視しているのは明らかです。 「インターンは教育と採用のどちらを目的として実施するべきか」というテーマは、長年にわたって議論が重ねられています。特に文部科学省はインターンの教育効果を重視し、採用を目的としたインターンシップには否定的な立場を取っています。 その一方で、日本経済団体連合会(経団連)はインターンの期間が短いと教育効果が乏しくなることは理解しつつ、5日未満のインターンを認めているのが現状です。教育と採用との間でせめぎ合いながら、インターンは今日まで続けられています。 まとめ インターンの正式名称は「インターンシップ(Internship)」で、「就業体験」「仕事の経験を積む期間」を指す英単語が由来となっています。現在のインターンは学生の教育効果を重視するのか、それとも採用活動の一環としての役割を果たすべきなのか、2つの目的がせめぎ合った状態で実施されています。 参考資料 田中寧(2013.3)コーオプ教育の歴史と現状、および、日本における展開とその課題 高等教育フォーラム 第3号 pp9-20. 亀野淳(2021.8) 日本における大学生のインターンシップの歴史的背景や近年の変化とその課題 ―「教育目的」と「就職・採用目的」の視点で 日本労働研究雑誌 No.773 ...

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インターンシップでは何を学ぶべき?就活生が具体的に得られることはこれ!
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インターンシップは学生のうちに職場体験ができる貴重な機会です。しかし、インターンシップで何が学べるのかを意識して参加しないと、何も得られないまま時間だけが過ぎてしまうこともあります。 そこで今回はインターンシップで学ぶべき内容を具体的にお話しするとともに、学ぶために必要な3ステップを解説します。 インターンシップで学ぶべき内容 インターンシップで学ぶべき内容は「社会人として働く意識」「実践的なビジネススキル」「業界や企業への理解」「本選考に向けた選考経験」の4つです。1つ1つ詳しく見ていきましょう。 社会人として働く意識 インターンシップで学ぶべき内容の1つ目は「社会人として働く意識」です。「バイト経験ならある」という方もいるかもしれませんが、バイトと社員とでは仕事への意識に差があります。 バイトは与えられた仕事をこなせばOKですし、バイトがミスをしたときは職場の社員が責任を取ります。しかし、社員は自分で考え行動しなければならず、万が一ミスをしたときも自分で責任を取らなければなりません。 インターン中は正社員として働くわけではありませんが、社会人として働く責任感や充実感を体験することが可能です。責任ある仕事を任されることで「バイトよりも充実感ややりがいを感じる」という声もあります。 実践的なビジネススキル インターンシップで学ぶべき内容の2つ目は「実践的なビジネススキル」です。ビジネススキルには次の3つがあります。 テクニカルスキル:業務をこなすために必要となる技術的なスキルです。例えば、WordやExcelなどを使いこなせるPCスキルが挙げられます。 ヒューマンスキル:他者に対して適切に関わるためのスキルです。日常的なコミュニケーションだけでなく、リーダーシップやプレゼンテーションの能力なども含まれます。 コンセプチュアルスキル:問題解決に必要となるスキルです。情報収集力や論理的思考力、判断力などが問われます。 インターンシップでこれら3つのスキルを教わり、使ってみることでビジネススキルを向上させることができます。社員の方のスキルを間近に見られることも大きな学びとなります。 業界や企業への理解 インターンシップで学ぶべきことの3つ目は「業界や企業への理解」です。「業界や企業のことは本やインターネットで簡単に調べられる」と思うかもしれませんが、インターンシップでは社員から直接話を聞けますし、分からないことがあれば質問できます。 誰でも得られる表面的な情報ではなく、あなたが本当に必要とする情報を得られる貴重な機会なのです。インターンシップでは業界全体の説明や、業界の中での企業の立ち位置などをまとめて説明してくれるため、自分で情報収集するよりも効率的です。 就活の本選考に向けた選考経験 インターンシップで学ぶべきことの4つ目は「就活の本選考に向けた選考経験」です。企業によってはインターンシップに選考が設けられている場合があります。インターン選考で面接やグループディスカッションの練習を重ねておけば、本選考にも活かせます。 初めての環境は緊張が高まりやすいため、「模擬面接ではスラスラ答えられたのに本選考では頭が真っ白になった」という人も少なくありません。インターンシップで選考経験を重ねておけば、本選考で失敗するリスクを減らせます。 インターンシップで学ぶために必要な3ステップ ここからはインターンシップで着実に学ぶために必要な3ステップをご紹介します。 ①成長した自分の姿をイメージする インターンシップで学ぶためには「インターン後に成長した自分の姿を具体的にイメージする」ことが大切です。 ダイエットでも「できるだけ痩せたい」という漠然とした目標を掲げているだけでは、何から始めればいいか分からず行動できませんし、「今日はいいや」と気分で挫折してしまいます。しかし、「2ヶ月でこのスキニーが入るように痩せる」という具体的な目標があれば、その目標から逆算して「ウエストと太ももは何センチ痩せればいいんだろう?」「脚痩せする運動は?」など具体的な行動を見つけ出すことができますし、モチベーションも維持できます。 インターンで「なりたい自分」を具体的に考えてみましょう。なりたい自分のモデルになるような人が身近にいれば、その人を目標にしても構いません。ドラマやアニメ、歴史上の人物などを参考にしても良いでしょう。 ②成長するため必要なことを明確にする インターンシップで成長した自分をイメージできたら、そのために必要な要素を挙げていきましょう。例えば、「正しいビジネスマナーを使いこなせる自分」が目標だとすれば、「敬語表現が使える」「ビジネスメールの対応ができる」「電話対応ができる」などが挙げられます。 ③達成すべき行動を考える 最後にインターンシップで成長するために達成すべき行動を考えていきます。達成すべき行動はできるだけ具体的な形にしていきます。例えば、「正しいビジネスマナーを使いこなせる自分」になる要素を満たすためには以下のような行動がとれるでしょう。 ・敬語表現が使える:インターンシップ後に敬語表現のフィードバックをもらう ・ビジネスメールの対応ができる:社員の方に質問のメールとお礼のメールを送る ・電話対応ができる:1日3回は電話を取って正しい言葉遣いで話す 達成すべき行動を具体的にするほど、行動までのハードルが下がります。「いつ」「どこで」「誰に」「何を」「どのように」をできるだけ含めて考えてみましょう。 まとめ インターンシップで学ぶべき内容としては、次の4つがあります。 ・社会人として働く意識 ・実践的なビジネススキル ・業界や企業への理解 ・就活の本選考に向けた選考経験 これらをインターンシップで学ぶための3ステップは以下のとおりです。 1.インターン後で成長した自分の姿を具体的にイメージする 2.成長した自分になるために必要なことを挙げる 3.成長するために達成すべき行動を考える ぜひインターンシップを有効活用するために試してみてくださ...

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大学生は1年生・2年生もインターンシップに行こう!
大学生は1年生・2年生もインターンシップに行こう!

「インターンシップは大学3年生が就活のために行くもの」と考えていませんか? 確かに日本の大学生の多くは、大学3年生(あるいは修士1年生)になって周りが「就職活動」を意識する雰囲気になってきてからインターンシップへの参加を考え始めているようです。 しかし、インターンシップガイド運営事務局は大学1・2年生にもインターンシップへの参加をおすすめしたいと考えています。 今回は大学1・2年生がインターンに参加するメリットや、参加するための準備などについて解説していきます。 インターンシップについて知ろう インターンシップとは インターンシップとは、学生が就職する前に一定の期間はたらく就業体験のことです。日本では、就活のためにするものというイメージが強いですが、必ずしも就活のためにするということではありません。 短期インターンやセミナー型と呼ばれるものもあります。こちらは企業説明会に近く上記のイメージには当てはまらないかもしれません。 1年生・2年生から参加する場合には、短期インターンではなくて、長期インターン・有給インターンと呼ばれる長期間に渡って参加するタイプにするとよいでしょう。 短期インターンは無給なことが多いですが、長期インターンは有給なことがほとんどです。 アルバイトと長期インターンの違い アルバイトも長期インターンのどちらもお金を稼ぐという点では変わりませんが、目的が少し異なります。 アルバイトの場合、雇用する側は人手を求めており、働く人はお金を求めています。そのため時間とお金を交換している感覚が比較的強くなります。 長期インターンでは、企業側は優秀な学生と知り合いたいという目的もありますが、基本的に学生の成長を応援しています。学生としてもスキルアップを期待して参加することが多いです。 「お金を稼ぐこと」に重きが置かれているのか、「スキルアップ」に重きが置かれているのかという点で異なります。 大学1年生・2年生がインターンに参加するメリット 仕事を本格的に経験して知ることができ、就職先選びのミスマッチを防ぐ 学生にとって、社会人の仕事がどのようなものなのかをイメージすることは簡単ではありません。 多くの大学生は3年生になって就職先を選び始める段階で初めて、企業の説明会や口コミ、インターネットなどで情報収集をして卒業後の仕事について知ろうとします。 しかし、それでは自分に合った就職先を考える期間が十分にありません。 また、説明会や口コミ、インターネットなどから得られる情報だけでは、仕事への理解度に限界があります。説明会やOB訪問でしっかり企業研究をして就職したのにもかかわらず、いざ働き始めてみるとやはり仕事が自分に合っていないと気付くという方は多くいます。 インターンシップに参加すれば、説明会に参加するだけとは違って仕事を実際に体験することになるので、その仕事が自分に合っているかどうかをきちんと判断することができます。 説明会で「営業」「企画」「エンジニア」など様々な職種の説明を受けただけという人と、インターンシップで実際にそれらの仕事を体験した人では、仕事内容や自分自身の適性に対する理解度が大きく変わりますよね。 インターンシップの経験があると就活の選考で有利になる 長期インターンシップでは実務を経験するので、ビジネススキルやビジネスマナーを身につけることができます。 また、インターンシップ先の企業からも入社のオファーがもらえることがあるだけでなく、インターンシップで会社に貢献した経験は就職活動で他の企業の面接を受ける際にもアピールになります。 よく大学3年生が参加する「短期インターンシップ」だとシミュレーションが主なので実際の仕事を経験するわけではなく、他の企業の面接でアピールできるような会社に貢献した経験は作りにくいのですが、長期のインターンシップならそれが可能になります。 大学3年生になる前から就活で役立つようなビジネススキル、ビジネスマナーを磨いて実務で活躍したという経験を持っていれば、同学年の中でかなりリードすることができるといえます。 高度な知識やスキルを活かした仕事ができ、より充実した学生生活になる 大学生の多くは、大学で学んでいる分野や将来就いてみたいと思う職業とほとんど関係のないアルバイトをしています。接客、塾講師、軽作業など…。 もちろんそのようなアルバイトでも得られることはたくさんありますが、大学で学んでいることや将来就いてみたい職業に大きく関連するような仕事を大学生のうちから体験できる「インターンシップ」があるということを、もっと学生に知ってほしいと思います。 学生がインターンシップで体験できる職種は、営業、エンジニア、企画、マーケティング、事務、広報など様々で、インターンシップガイドを用いて自分に合ったインターンを探すことができます。 様々な業種、様々な職種でインターンシップの募集があるので、あなたが経験してみたいと思うような仕事もきっと見つかるでしょう。就職活動のためだけでなく、充実した大学生活を送るためにインターンシップに参加してみてはどうでしょうか? 時間に余裕があるのでさまざまな経験が積める もしインターンシップを始めて合わない仕事だと感じたら、辞めて次を探せば良いのです。そうやって試行錯誤するためにも、時間に余裕がある大学1年生・2年生のうちから始めるのがベストですね。 1日や数日の短期インターンや、夏休み中だけのサマーインターンなどもあります。「まだ将来何をしたいか決まっていない」という人は、なるべくたくさんの企業や職種のインターンを経験してみると、やりたい仕事や興味のある分野が見つかるかもしれません。 就職活動が始まってからだとたくさんのインターンを経験している時間的な余裕がなくなるので、インターンを始めるなら今がチャンスです。 インターンについての疑問や不安を解消しよう スキルも資格も何もないけどインターンに参加できる? できます。はじめから仕事に使えるスキルを持っている大学生などほとんどいません。 仕事をしながら新しいことを学んでいく姿勢さえあればスキルや資格は不問で募集しているインターンシップがたくさんありますので、インターンシップガイドを使って探してみましょう。 エントリーシートや面接といった選考があるインターンもありますが、はじめからスキルや資格を求められるインターンは少なく、仕事を通じていろいろなことを学んでいく意欲さえアピールできれば問題ありません。 どんな企業がインターンを募集してるの? 大学1年生・2年生のインターン生を募集しているのは、中小企業やベンチャーが多いです。大手企業で募集しているところはあまり多くありません。 募集している業界はさまざまですし、職種も幅広いです。事務や営業以外にも、エンジニアやクリエイティブ系職種の募集もあります。 「仕事内容が知りたい」「職場環境が見てみたい」など気になる業界や企業がある人は、インターンシップに参加してみるのが一番ですよ。 インターンでお給料はもらえるの? 有給か無給かは、企業やインターンプログラムによって違います。基本的には1日や数日の短期インターンは無給のことが多く、数週間以上の中期間・長期間のインターンは有給となるケースが多いです。 お金がもらえてアルバイトのかわりにもなるような長期のインターンシップに参加するなら、就活やゼミなどで時間が取りにくくなる前の一年生、二年生のときがおすすめです。 インターンと大学の勉強・サークルは両立できるの? スケジュールについては、学生の都合に合わせて調整してくれる企業がほとんどです。週に何日・何時間働けるかなど、面接の際に相談しておくと安心ですね。 夜遅くまで営業している企業や、土日に勤務できる企業などもあります。最近はリモート作業ができるインターン募集も増えているので、そうしたインターンを探してみるのもいいでしょう。 大学生活の過ごし方の選択肢にインターンシップを! 学業、部活、サークル活動、アルバイトなど、学生時代に打ち込みたいものはそれぞれたくさんあり、そのどれも素敵な経験になると思います。 そういった中の選択肢の1つとして「インターンシップ」があるということを、大学1年生のうちから多くの大学生にぜひ知っておいてもらえたらと願っています! インターンシップガイドには、大学1・2年生におすすめのインターンシップ情報を多数掲載しております!あなたにあったインターンシップを探してみましょう!...

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