エンジニアの長期インターンは未経験でもできる?レベルや探し方を解説

エンジニアの長期インターンに興味を持っているものの、「具体的にはどんなことをするの?」「どうやって探すべき?」と疑問を持っている方も多いかもしれません。

エンジニアと一口に言っても業務内容は様々ですが、エンジニアは需要が高く、長期インターンで経験を積めば就職後に即戦力になれることもあります。

今回は、エンジニア長期インターンの応募条件や待遇、業務内容、メリット・デメリット、具体的な探し方など解説します。

目次

エンジニアの長期インターンは未経験でもできる?

未経験でも応募できる募集は多い

エンジニアの長期インターンは、未経験でもOKという募集がたくさんあります。はじめは社員の方や先輩インターンについて基礎的なことを学び、慣れてきたら簡単なプログラムの修正などを担当する、といった流れが一般的なためです。

インターンの内容や求められるレベルは、企業やプログラムによって異なります。さまざまな募集があるので、自分のレベルに合ったインターン募集を選ぶことが大切です。

長期インターンで求められるレベルは?

長期インターンの対象は基本的に大学生なので、それほど高いレベルは求められていません。プログラミングや特定の開発言語について基礎的な知識があることが応募の条件となっていることもあるので、最低限の勉強はしておくと応募できるインターンが増えるでしょう。

短期インターンは数日間で集中的に企画・開発をしたり、ハッカソンのような形で本格的な開発をするものが多いので、そうしたプログラムの場合はある程度のレベル以上であることが応募の条件となります。

文系でもエンジニアインターンはできる?

エンジニアインターンは理系学生を主な募集対象としているものがよく見られますが、文系学生歓迎という募集も少なくありません。独学でもプログラミングについて勉強していればOKというケースもあります。

文系学生の方は大学でプログラミングを学べる授業を取ったり、最低限必要なスキルを独学で身につけてから応募するといいでしょう。未経験/文系の方はナビサイトで「エンジニア 未経験」「エンジニア 文系」というキーワードで検索し、自分に合ったインターンを見つけることをおすすめします。

エンジニアの長期インターンの時給や待遇

時給は1100〜2500円程度が相場

エンジニアの長期インターンの時給はレベルや業務内容により異なり、かなり幅があります。未経験の場合は1100〜1200円くらいからスタートのものが多く、即戦力となる知識とスキルがあれば時給2500円以上の募集もあります。

スキルが上がれば時給アップとなるインターンも少なくありません。学習用の教材やテキスト代を支給してくれることもあるので、学習意欲の高い学生にはいい環境です。

働く環境

交通費は支給されるものがほとんどですが、長期インターンは最低3ヶ月以上の勤務が条件となっているものが多いので、通いやすい勤務地のインターンを選ぶのがいいでしょう。

新型コロナウィルスの影響で、リモートワークが可能なインターンシップも増えています。エンジニアインターンはパソコン作業が中心なので、リモートワーク可能な募集が他の職種よりも多く見られます。

エンジニアインターンの主な業務内容

①サービスの企画・設計・プログラミング

エンジニアはまず顧客からヒアリングをし、顧客のニーズに合ったシステムを提案します。それをもとに、「基本設計」と「詳細設計」の2段階で設計を行います。基本設計では、機能や画面のレイアウトなど、主にサービスのユーザーに見える部分の大まかな設計をします。詳細設計では、実際にプログラムを作るために設計を細かく落とし込みます。

詳細設計を元に、実際にサービスを運用できるようにプログラミングを行います。プログラミングは、エンジニアとは別でプログラマーが担当する場合もあります。

②プログラムのテスト・デバッグ

プログラムを開発したら、実際に運用する前に正常に動作するかどうか、テストをします。正常に動作しなかった場合はプログラムのバグを探し、修正した後にもう一度テストをします。正常に動作するまでこれを繰り返します。

③サービスの運用・保守

サービスを運用・保守するのもエンジニアの仕事です。運用は、ユーザーが常にサービスを利用できるように管理することです。保守は、何か問題が発生した際に対処することです。エンジニアはサービスを設計・開発するだけではなく、ユーザーがサービスを利用できるよう常に監視する必要があります。

エンジニアインターンに参加するメリット

①実際の現場でスキルを学べる

エンジニアは専門性の高い職種であるため、就職後に即戦力になるためには予めスキルを身につけておく必要があります。独学やスクールでスキルを身につけるという方法もありますが、独学はモチベーションが保ちにくく、勉強方法から内容まで、自分で情報を入手しなければなりません。スクールの費用は数十万円かかる場合があり、学生にとっては大きな負担になります。

インターンではプロのエンジニアと同じ環境で仕事ができるので、プロの仕事を間近で見て学んだり、分からないことがあった時にすぐに助けてもらえます。長期インターンはほとんどの場合給与が発生します。学生がアルバイト代わりに参加し、スキルを身につけることができ、一石二鳥です。

②仕事内容への理解が深まる

インターンに参加することで実際に会社で社員と同じ仕事を体験できるので、エンジニアの仕事に対する理解が深まります。エンジニア志望の方はインターンに参加して、会社運営においてエンジニアがどのような役割を担っているのかを知ることをおすすめします。エンジニアの仕事のスキルだけでなく、ビジネススキルを身につけられるのもインターンの魅力です。

③就活の際のアピールポイントになる

現在エンジニアは不足しており、今後も需要が拡大すると予想されています。エンジニアのような技術職は、スキルが身についている学生が即戦力として採用されやすい傾向にあります。インターンを通じてスキルを身につけておくことで、就活の際の大きなアピールポイントになります。

エンジニアインターンに参加する際の注意点

①専門的な知識・スキルを必要とする

エンジニアは専門的な知識やスキルを必要とする職種であるため、未経験のインターン生の募集がない企業もあります。未経験で始めた場合も、スキルを身につけるためには自分でも日々勉強する必要があります。

②学業との両立が大変

長期インターンは、期間も1日の拘束時間も長いため、学業やサークルなどのその他の活動との両立が難しいという注意点があります。さらに、一般企業の就業時間は大学の授業時間に被ってしまうため、時間割を工夫しないとシフトを入れることが難しい場合があります。

③責任が伴う

インターン生であっても、会社の一員として働く以上、仕事には責任が伴います。責任を持って仕事をしなければ自分のミスによって会社全体の信用を損なう場合があります。長期インターンに参加する際は学生気分でいるのではなく、その会社の一員としての自覚を持つようにしましょう。

エンジニアインターンの探し方

①インターンに特化したナビサイト・アプリから探す

長期インターンの情報は、インターンに特化したナビサイト ・アプリから入手するのがおすすめです。ナビサイトやアプリは、様々な企業のインターンの業務内容や条件が一目でわかるというメリットがあります。

エンジニアの中でも種類や業務内容にこだわって探している方は、「Webエンジニア」「システムエンジニア」など、キーワードを入れて検索すると条件を絞ることができます。

②大学のキャリアセンターに相談する

大学のキャリアセンターには企業から直接求人が届くことがあります。キャリアセンターに相談することで、ナビサイトでは入手できない独自の情報を入手できたり、過去の先輩が長期インターンに参加していた企業を紹介してもらえる場合もあります。

③大学の知人からの紹介

理系の学生であれば、学部や学科の先輩にインターン先を紹介してもらえる場合があります。知人からの紹介であれば予め仕事内容や社風、学業との両立などについて話を聞き、応募前に雰囲気を知ることができるというメリットがあります。

【まとめ】エンジニアインターンで知識やスキルを身につけよう!

エンジニアの需要は高く、インターンに参加することで実際の現場でスキルを身につけ、就職後に即戦力になれる可能性があります。エンジニアは専門的な知識やスキルを必要とするため、他の職種に比べて条件が限られるので事前によく調べてから応募しましょう。

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