【企業研究】人気企業・トヨタの年収はどれくらい？平均年収や働き方について徹底解説！

トヨタ自動車は世界有数の日系自動車メーカーです。就活生に人気の大手自動車メーカーであるトヨタ自動車の年収はどれくらいなのでしょうか。トヨタの平均年収や働き方の特徴など企業研究に役立つ情報を徹底解説します！

トヨタ自動車

トヨタ自動車の概要

会社名 トヨタ自動車株式会社（TOYOTA MOTOR CORPORATION）
創立 1937年（昭和12年）8月28日
本社 愛知県豊田市トヨタ町1番地
資本金 6,354億円（2020年3月末現在）
従業員数 74,132人（連結 359,542人）（2020年3月末現在）

トヨタ自動車は本社が愛知県にあり、関連会社の本社や工場なども多くが愛知県にあります。名古屋大学など地元出身の学生からは、地元で通える大企業ということもあって非常に人気が高いです。

トヨタ自動車株式会社とは

トヨタ自動車は1937年に設立された日本の大手自動車メーカーです。トヨタ自動車が2020年1月30日に発表した2019年の生産・販売実績（ https://global.toyota/jp/company/profile/production-sales-figures/ ）によると、世界販売台数が前年比1.8％増の約971万と、過去最高を更新しました。

また子会社のダイハツ工業などの販売数を含めると2019年トヨタの販売台数は約1074万台でした。これはVW（フォルクスワーゲン）に次ぐ世界2位の販売台数です。海外の生産拠点数は会社と工場などを含めて100以上になります。

これらの情報からわかるようにトヨタは世界有数のモビリティカンパニーであり、世界中に流通している自動車を製造しています。

トヨタ自動車の年収について

大手企業であるトヨタ自動車の年収はどれくらいなのでしょうか。平均年収や具体的な職種と年収の例、競合他社との比較を交えてトヨタの年収について解説します。

平均年収、初任給

2020年3月に報告されたトヨタ自動車の有価証券報告書によると、平均年間給与は8,658,711円でした。つまりトヨタの平均年収は約865万円です。

具体的な役職と年収の例

転職サイトオープンワークの口コミなどから具体的な職種と年収の具体例をご紹介します。

・エンジニア　在籍3～5年目　男性　年収500万円ほど
・営業　在籍5～10年目　男性　年収800万円ほど
・海外営業　在籍5～10年目　男性　年収700万円ほど
・管理部門　在籍3年未満　女性　年収500万円ほど

口コミによるとトヨタの給与は年功序列型であり新卒4年目以降から給与が上昇し、役職が上がれば更に基本給が急上昇する傾向があります。

他の大手メーカーと比較

トヨタの競合である大手自動車メーカーのホンダ、日産の年収と比較します。各社の有価証券報告書によると平均年間給与はホンダ・8,168,000円、日産・8,102,672円と報告されています。トヨタ自動車、本田技研工業、日産自動車の3社の平均年収を比較するとトヨタ自動車の年収が最も高いことが分かります。

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トヨタ自動車の就職関連情報

トヨタ自動車の初任給

初任給はトヨタ自動車採用情報によると以下のようになっています。

学部卒業相当　208,000円
修士修了相当　230,000円
博士修了相当　26,4000円
高専卒業　　　181,000円
専攻科卒業　　208,000円

トヨタ自動車の待遇

トヨタ自動車の諸手当や福利厚生について見てみましょう。

【諸手当】
超過勤務手当
家族手当
通勤補助

【福利厚生】
施設　寮・社宅、スポーツ施設、保養所
制度　選択型福利厚生制度
　　　持家補助制度
　　　従業員持株会制度
　　　財形貯蓄制度

トヨタ自動車では、「選択型福利厚生制度」を採用しています。健康サポートや保険などのコアとなる福利厚生の他に、資産形成・リフレッシュ・介護・育児・自己啓発などから自分のライフスタイルに合わせて選択できるシステムとなっています。

トヨタ自動車に就職すると、勤務地によっては独身寮や社宅が利用できるため、生活費の節約が可能です。

トヨタ自動車の拠点

トヨタ自動車は国内と海外に多くの拠点を構えています。本社は愛知県豊田市にあり、東京都文京区に東京本社、愛知県名古屋市に名古屋オフィスがあります。

研究所や工場はほとんどが愛知県内の各所にありますが、他にも静岡県裾野市に東富士研究所、北海道士別市に士別試験場、東京都八王子市に東京デザイン研究所、などがあります。

海外にも多くの拠点があり、北アメリカ・ラテンアメリカ・ヨーロッパ・アジア・パシフィック地域などに多数の事業所や生産工場を構えています。

トヨタ自動車の魅力

高収入が期待できる

トヨタ自動車は一般の企業と比べて平均収入が高く、役職につくとさらに給料がアップします。主任や課長クラスになれば、平均年収は1000万円前後となっています。

経営も安定しているため、倒産などの心配もありません。安定した環境で高収入が期待できるのは、トヨタ自動車の大きな魅力のひとつです。

グローバルな企業で働ける

トヨタ自動車は、北米・ヨーロッパ・ラテンアメリカ・アジアと世界中に多くの拠点を持つ日本を代表するグローバル企業です。2018年のデータによるとトヨタの海外販売台数比率は80％以上となっており、トヨタ自動車の主戦場は海外とも言えます。

世界中で認められている一流の企業で働けるというのは大きな魅力です。最先端の技術に触れることができ、世界を舞台に活躍することができます。

トヨタ自動車の働き方

年収が高く待遇のいい分仕事は大変です。口コミでもトヨタ自動車の仕事は人によってはかなり仕事量が多く激務であると感じる人もいるようです。トヨタ自動車はどのように働いている社員をサポートしているのか、トヨタでの働き方の特徴についてご紹介します。

先進的に働き方改革に取り組んでいる企業

大企業であるトヨタは福利厚生が充実していて、働き方改革にも積極的に取り組んでいます。近年注目されているテレワーク・リモートワークなどの在宅勤務制度をトヨタは2016年という早い時期から導入を開始していました。

他にも変化する社員一人ひとりのライフスタイルに適応した選択型福利厚生制度を導入しています。通常の福利厚生と異なるのは、自分の生活や需要に合わせて利用する福利厚生を自分で選択することができるという点です。

「モノづくりは人づくりから」人材育成に注力　

トヨタは「モノづくりは人づくりから」という信念を基に人材育成に力を入れています。トヨタの価値観であるトヨタウェイの『チャレンジ』『改善』『現地現物』『尊重』『チームワーク』という5つのキーワードを軸に、様々な実践的な研修や学びの機会を国内外で提供しています。現地現物を重視したOJTはもちろん、海外派遣をはじめとしたグローバル人材育成にも注力しています。

大手自動車メーカーで働きたい！トヨタの就活対策

大手自動車メーカーであるトヨタの就職はかなり難易度が高いです。そんなトヨタで内定を得るために実践すべきおすすめの就活対策をご紹介します。

リクルーター面談を目指す

就活体験記によるとリクルーター面談を利用できた方がより通過率が高いと感じたようです。トヨタのリクルーター面談は複数回、1次選考と2次選考の間に行われます。リクルーター面談では志望度が高いことを示すことが重要です。会社説明会などの機会を活用しリクルーター面談を受けられるように意識しましょう。

技術職は学校推薦がある

トヨタの技術職は大学の推薦枠が多く取られています。学校推薦の選抜方法は大学によって異なり、推薦を取りリクルーター面談を経て最終面接に臨みます。技術職は院生が優先される傾向があるので学内推薦を受けるときは注意が必要です。

最後に

トヨタ自動車の平均年収は865万円でした。年収が高い企業は就職の難易度も高いです。トヨタ自動車の内定を目指して企業情報や選考情報などより深く企業研究を進めましょう。