【企業研究】りそな銀行の年収はどれくらい？平均年収や働き方について徹底解説！

りそな銀行は首都圏・関西圏を中心に全国に展開する銀行です。りそな銀行で働く人の年収はどれくらいなのでしょうか。平均年収や勤務環境、働き方について解説します。

・りそな銀行とは
・りそな銀行の年収について
├平均年収、初任給
├具体的な役職と年収の例
└他の企業と比較
・りそな銀行の働き方
├商業銀行で唯一フルラインの信託業務を行える金融機関
└自己選択型のキャリア形成
・人気企業で働きたい！りそな銀行の就活対策
├メガバンクとの違いを理解する
└インターンに参加して社員の方と直接話す
・最後に

りそな銀行とは

りそな銀行は1918年に大阪で設立された銀行です。首都圏・関西圏を中心に、国内最大級である約830の店舗を持っており、53兆円の預金と36兆円の貸出を行っています。「商業銀行×信託銀行」の独自性を活かしているのが特徴です。

りそな銀行の年収について

全国に展開するりそな銀行の年収はどれくらいなのでしょうか。平均年収や具体的な職種と年収の例、競合他社との比較を交えてりそな銀行の年収について解説します。

平均年収、初任給

有価証券報告書によると、りそな銀行の平均年収は6,711,000円つまり約670万円です。国税庁の令和元年民間給与実態統計調査結果によると、正社員の平均年収は503万円のため一般的な企業に比べて極めて高い金額であるといえるでしょう。

りそな銀行では初任給は院卒と学部卒で異なっており以下のようになっています。

・230,000円（院卒）
・205,000円（大卒）　　＊2019年4月実績

令和元年賃金構造基本統計調査結果（初任給）の概況によると大学卒の初任給は男女平均21万200円、大学院修士課程修了の初任給は男女平均23万8,900円となっているため、固定残業代を考慮しない初任給は学部卒、院卒ともに平均と同じ程度の水準になっています。

具体的な役職と年収の例

転職サイトオープンワークの口コミなどから具体的な職種と年収の具体例をご紹介します。

・法人営業　　　　　　在籍3~5年　新卒　男性　500万円
・窓口　　　　　　　　在籍5～10年新卒　女性　400万円
・営業　　　　　　　　在籍3年未満　新卒　男性　450万円
・本部、マネージャー　在籍5～10年　中途　男性　850万円
・個人営業　　　　　　在籍3~5年　新卒　女性　430万円

口コミによるとグレードによって給料が決定するようです。個人営業よりも法人営業の方が給与水準が高いという声もありました。

他の企業と比較

都市銀行・旧長期系銀行業界の平均年週は757万円となっています。りそな銀行の平均年収は約670万円のため平均よりも低い水準となっています。

次に同業他社と比較してみます。

・三菱UFJフィナンシャル・グループ　771万円
・三井住友フィナンシャルグループ　　820万円
・みずほフィナンシャルグループ　　　737万円
・三井住友トラスト・ホールディングス　1,303万円

これより、りそな銀行の平均年収は他の都市銀行よりも低い水準であることがわかりました。

りそな銀行の働き方

りそな銀行への就職を考えるなら、年収以外に働き方も知っておきたいところです。ここではりそな銀行の働く環境や制度について紹介します。

商業銀行で唯一フルラインの信託業務を行える金融機関

商業銀行は信託機能は持っておらず、グループの中の信託銀行と連携するのが一般的です。しかしりそな銀行は信託機能も有しているため、融資から信託まで一貫したサポートを提案することができます。

そもそも信託とは、「自分の大切な財産を、信頼できる人に託し、自分が決めた目的に沿って大切な人や自分のために運用・管理してもらう制度」のこと”　　
（信託協会https://www.shintaku-kyokai.or.jp/trust/base/より引用）です。りそな銀行では信託の機能を持つことで、不動産の仲介や遺言の手続きを請け負うことができるのです。