こんにちは。やはり気になる、年収ランキングシリーズ。今回はIT業界の年収について調べてみました。
IT業界の上場企業に絞って、平均年収ランキングトップ10をご紹介します。ここでいうITにはシステムインテグレーター、通信、オンラインゲーム、WEBサービス、ソリューション系の企業を含みます。
第10位:日本電信電話(905万円)
IT業界の平均年収ランキング第10位は、日本電信電話。NTTグループの持株会社です。電話サービスの他に、インターネット関連事業や情報システム構築などの事業を行っています。
NTT東日本、NTT西日本、NTTコミュニケーションズ、NTTドコモ、NTTデータなど数多くの企業を傘下に持っています。
第9位:トレンドマイクロ(915万円)
ランキング第9位は、トレンドマイクロ株式会社。コンピュータやインターネット用の、セキュリティ関連製品の開発・販売を行っています。
セキュリティソフトの「ウイルスバスター」が有名で、「ウイルスバスター」シリーズは日本国内や海外で高いシェアを誇っています。
第8位:インプレスホールディングス(932万円)
ランキング第8位の株式会社インプレスホールディングスは、インプレスグループ企業の経営や財務戦略の策定を行っています。
インプレスグループ企業の主要事業は、コンピュータ関連の雑誌や書籍制作です。ネットメディア事業なども行っています。
第7位:KDDI(936万円)
ランキング第7位は、KDDIです。固定電話や携帯電話サービス、国内や海外で通信事業を行っています。
IoTビジネスやIoTを通じて収集したデータを活用するデータサービスなど、新規事業にも積極的に進出しています。
第6位:三菱総合研究所(975万円)
ランキング第6位は三菱総合研究所です。シンクタンクで、コンサルティングサービスなども行っています。「MRI」や「三菱総研」と略称で呼ばれることも多いです。
以前は幅広い分野の研究をしていましたが、近年はIT需要の増加に合わせて、ITソリューション関連事業の拡大を発表しています。
第5位:日本オラクル(1,031万円)
ランキング第5位は、日本オラクルです。アメリカの企業であるオラクルが1985年に日本で設立しました。
ソフトウェア・ハードウェアの開発提供、コンサルティング等を主要事業としています。 強みはやはり、圧倒的ブランド、認知度でありグローバルではマイクロソフト、IBMに並ぶ世界的なソフトウェア企業です。
第4位:ソフトバンクグループ(1,158万円)
皆さんご存知、ソフトバンクグループが第4位です。よく間違われがちなのですが、いわゆるスマホのソフトバンクを運営している企業はソフトバンク株式会社で、ソフトバンクグループは通信事業としてのソフトバンク、ヤフー、アリババ等グループ全体の持株会社です。
10兆円ファンドの組成等、世界中の投資・スタートアップ業界で孫正義さんの存在感は増しており、バークシャーハサウェイのウォーレンバフェット以上の、世界一の投資家との声も挙がるほど。
現代を代表する同氏の戦略・思考を一部なりとも身内としてかいまみれるという点に絞ってもソフトバンク各社への就職は非常に魅力的な選択肢と言えます。
第3位:野村総合研究所(1,166万円)
野村証券系のSIerである野村総合研究所が、ランキング第3位となりました。
シンクタンクの旧野村総合研究所と、野村コンピュータシステムが合併して発足しました。SIerのトップグループの中でも際立つ存在感を見せており、総合的なソリューション提供を可能とする、圧倒的なアセットや顧客基盤となっています。
また、体育会系でガツガツ系と表される社風がある様です。面接官が見ているポイントの一つなので、選考を受ける際は自身のキャラとのマッチ感もよく吟味しましょう。
第2位:フューチャー(1,178万円)
ランキング第2位は、フューチャーアーキテクトを傘下に収める持株会社フューチャーです。
1989年にフューチャーシステムコンサルティング株式会社として設立され、2007年にフューチャーアーキテクトへ商号変更、2016年に持株会社大勢への移行に伴いフューチャー株式会社に商号変更し今に至ります。
日本有数のSIierとしての強みはもちろん、コードキャンプやマッチアラームの統合に見られる新規領域への投資も積極的です。IT領域で専門性を高めつつ、ゆくゆくは幅広い分野で経験を積みたい方にとっては魅力的な環境と言えるでしょう。
第1位:SRAホールディングス(1,206万円)
IT業界の平均年収ランキング第1位は、SRAグループの純粋持株会社であるSRAホールディングスです。
グループとしては確かな技術力に強みを持ち、1967年以来着実に業績を拡大してきました。2019年4月現在、採用は当社ではなくグループ各社で受け付けている様です。
持株会社ということで、グループ各社の平均給与とはやや開きがあると考えられるものの、独立系の企業としてこの規模まで地に足をつけて成長をつづけ、たたき上げのノウハウ・アセットを蓄積してきた企業は、一社会人として非常に魅力的に感じます。
最後に
IT業界といっても幅広いですが、現代の生活には必要不可欠なものになっています。これから市場規模もさらに大きくなるにつれ、平均年収もさらに上がる可能性が高いです。 早いうちから対策を進めて、時代の最先端を突き進むキャリアを実現しましょう。
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