【企業研究】三井住友銀行の年収はいくら?平均年収・満足度・就活対策まとめ

三井住友銀行は3大メガバンクの1つで、就活生からの人気も高い企業です。就職先として、年収がどれくらいなのか、職場はどんな環境なのかが気になっている方も多いでしょう。

ここでは三井住友銀行の初任給や平均年収、社員の年収への満足度などまとめています。就職や転職を考えている方は、働き方の特徴や就活対策などもぜひ参考にしてください。

目次

三井住友銀行の概要と評判

三井住友銀行の基本情報

 社名 株式会社三井住友銀行(Sumitomo Mitsui Banking Corporation)
 本店 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号
 資本金 17,709億円
 従業員数  28,104人
 拠点 国内本支店数 452ヵ所(出張所・代理店・インターネット支店等を除く、公務部等を含む)
 海外支店 19ヵ所(出張所、駐在員事務所を除く)

本社は東京丸の内にあり、40か国・地域、130拠点でビジネスを展開しています。

三井住友銀行(SMBC)とは

株式会社三井住友銀行(Sumitomo Mitsui Banking Corporation:通称SMBC)は三井住友フィナンシャルグループ傘下の都市銀行です。三菱UFJフィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループとともに日本の3大メガバンクに数えられます。

三井住友銀行の主なビジネスは銀行業です。個人や企業から資金を預かる預金業務、預かった資金を基に企業や個人に貸し付ける融資業務、顧客からの依頼で振り込みや送金を行う為替業務などがあります。他にも会社が欲しいものを代わりに購入して貸し出すリース業、証券業務や海外事業を展開しています。

三井住友銀行の評判は?

三井住友銀行社員による口コミを見てみると、次のようなコメントが多いです。

【良い評判】
・優秀な人が多い
・実力主義
・成長できる環境
・仕事でやりがいを感じられる

【悪い評判】
・保守的
・トップダウン
・ハードワーク

歴史のある大企業ということもあり「トップダウン」「官僚的」などの口コミがよくみられますが、その分組織としてしっかりしていて安定感があると感じている人も多いです。

ハードワークで忙しいという口コミもありますが、忙しさや有給の取得しやすさは部署・職種により異なります。

教育制度が整っていて、若手のうちから責任ある仕事を任されることが多いため成長できる環境です。

「体育会系の人が多い」「上下関係に厳しい」「風通しがよくない」という口コミも多いです。

三井住友銀行の年収について

平均年収、職種や役職ごとの年収の具体例、競合他社の年収の比較などを交えて三井住友銀行の年収について解説します。

三井住友銀行の平均年収

2020年3月期に公開された有価証券報告書によると、平均年間給与は8,286,000円と報告されています。つまり三井住友銀行の会社全体の平均年収は828万円ほどということです。

三井住友銀行の株主である三井住友フィナンシャルグループの年収は11,576,000円となっています。親会社である三井住友フィナンシャルグループとは従業員数や平均年間給与も異なるので注意が必要です。

初任給と待遇

三井住友銀行採用情報の募集要項によると、初任給と待遇以下の通りです。

【初任給】
総合職 大学院卒:230,000円 4年制大学卒:205,000円

【福利厚生】
雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険 など保険制度
社宅、独身寮 など住宅支援
育児休業制度、看護休暇制度、時間短縮勤務制度、在宅勤務制度 など両立支援制度

【休暇】
完全週休2日制、有給休暇、連続休暇(1週間)、勤続休暇、スポット休暇、半日休暇制度 等

具体的な役職と年収の例

三井住友銀行の具体的な役職や職種と年収の例をいくつかご紹介します。

・MC(マネーライフ・コンサルティング) 在籍3~5年 女性 年収550万円ほど
・法人営業 部長代理補佐 在籍5~10年 男性 年収650万円ほど
・営業 在籍3~5年 男性 年収550万円ほど
・運用・企画 部長補佐代理 在籍10~15年 男性 年収1350万円ほど

競合他社と比較

三井住友銀行とともに3大メガバンクである三菱UFJ銀行、みずほ銀行の平均年収と比較してみます。各社の有価証券報告書によると平均年収は以下のようになっています。フィナンシャルグループの年収ではなく、株式会社三菱UFJ銀行と株式会社三井住友銀行の年収と比較しています。

・三菱UFJ銀行 7,744,000円
・三井住友銀行 8,286,000円
・みずほ銀行 7,358,000円

他のメガバンクの銀行と比較しても三井住友銀行は最も高い平均年収であることが分かります。

三井住友銀行社員の年収についての満足度は?

三井住友銀行社員による年収についての口コミを見てみると、次のようなものが目立ちます。

【良い口コミ】
・給与が高い
・安定している

【悪い口コミ】
・年功序列

給与水準が高く、社員の満足度も高いです。大企業だけあり福利厚生も充実しているので、給与や待遇について不満があるという口コミはほとんどみられません。

2020年の実績では、 昇給が年1回、賞与の支給は年2回となっています。

三井住友銀行での働き方

実際に働くとしたら年収以外にも、その企業で社員がどのような働き方をしているのか知っておきたいところです。ここでは三井住友銀行の働く環境や制度などをご紹介します。

若いうちからダイナミックな案件に関われる

三井住友銀行にはお堅い銀行のイメージを払拭するようなチャレンジ精神あふれる企業風土があります。トラディショナルな商業銀行業務に加え、顧客基盤や情報を活用した幅広いサービスを提供しています。

若手のころから大きな案件に関わることができる環境であり、グローバルな仕事に挑戦できる機会も多くあります。入社10年で経験できる案件は例えば、グローバル企業の担当として大型M&A案件を実行、シリコンバレーのデジタルイノベーションラボに派遣等です。

モチベーション高く成長できる職場づくり

三井住友銀行では従業員が仕事にやりがいを持ちながら、生産性高く働くことができる職場づくりを行っています。時間や場所に縛られない柔軟な働き方を支援する制度が整っており、スライド勤務や企画型裁量労働制在、宅勤務制度やサテライトオフィス等を導入しています。

制度を整えるだけでなく、活用を推進する取り組みも行っています。例えば従業員が休みやすいよう経営陣が進んで休暇を取るなど制度を利用しやすい風土づくりを力を入れています。その結果有給休暇の取得率は80%以上と非常に高いです。

メガバンクに就職したい!三井住友銀行の就職活動対策

三井住友銀行は就活生に毎年人気が高く、内定を得るのも難易度が高いです。三井住友銀行に就職するために実践すべき選考対策をご紹介します。

リクルーター面談を通じて会社理解を深める

インターンシップガイド掲載の就活本選考体験記によると、会社説明会の後リクルーターがつくことがあるようです。また社員の人と直接話すことができるリクルーター面談で企業研究を行った人も多いです。内定者によると10年後に活躍できる人材かどうかはかなり重要視されています。入社後どのように活躍したいか、イメージが明確になるように社員の人と話す機会を作りましょう。

メガバンクの中でSMBCの志望度が高いことをアピールする

面接で重要なのは三井住友銀行に入行したいという高い熱量を伝えられるかどうかです。特に同じメガバンクである三菱UFJ銀行やみずほ銀行との差別化は必須です。他社と比較して三井住友銀行ならではの魅力を見つけ、面接で志望度が高いことをアピールできるように準備しましょう。

インターンシップに参加する

三井住友銀行はインターンシップを実施しているので、就職を考えているならぜひ参加してみてください。過去に実施されたインターンシップの内容は、営業コース、クオンツコース、DXコースなどがあり、職種別に三井住友銀行での業務を体験できるものが多くなっています。

インターンの期間は1dayの仕事体験、2〜3日の仕事体験、1週間程度のグループワークなどがあり、プログラムによりさまざまです。

インターンシップの内容や実施の有無は毎年変わる可能性があるので、三井住友銀行公式サイトの採用ページやインターンシップ専門の情報サイトなどをこまめにチェックするのがいいでしょう。

最後に

三井住友銀行の平均年収は828万円ほどでした。三井住友銀行のについてもっと知るために、OB訪問やインターンシップを活用して実際の働き方や具体的な仕事内容について社員の方の話を聞いてみましょう。

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