【企業研究】大創産業の年収はどれくらい？平均年収や働き方について徹底解説！

大創産業(以下ダイソー)は1977年に創立された広島に本社を置く企業です。小売業界で100円ショップのリーディングカンパニーとなっています。月あたり最大800アイテムの新商品を開発していることからもわかるように常に挑戦を続けている企業です。

大創産業の年収について

ダイソーの収はどれくらいなのでしょうか。平均年収や具体的な職種と年収の例、競合他社との比較を交えてダイソーの年収について解説します。

平均年収、初任給

ダイソーは上場していないため年収を公開していませんが、口コミサイトオープンワークによると平均年収は474万円となっています。国税庁の令和元年民間給与実態統計調査結果によると、正社員の平均年収は503万円のため平均と比べると少し低い水準となっています。

公式サイトによるとダイソーの初任給は修士卒と学部卒で異なっていて以下のようになっています。

大学院卒(大学等含め6年制)　228,000円
大学・専門学校卒(4年制)　220,000円

令和元年賃金構造基本統計調査結果（初任給）の概況によると大学卒の初任給は男女平均21万200円、大学院修士課程修了の初任給は男女平均23万8,900円となっているためいずれの初任給も平均より少し高い水準になっています。

具体的な役職と年収の例

転職サイトオープンワークの口コミなどから具体的な職種と年収の具体例をご紹介します。

・運営・販売　在籍5～10年　男性　500万円
・営業　在籍3年未満　男性　360万円
・店長　新卒1年目　女性　250万円
・店舗　在籍10～15年目　男性　600万円

口コミによると役職による給与の差は小さいようです。賞与の割合は小さい一方住宅手当が充実しているという意見が多く見られました。若手から給与が高いのが魅力となっています。

他の企業と比較

同業他社である100円ショップのセリア、キャンドゥ、無印良品を運営する良品計画と比較してみます。

・セリア　633万円
・キャンドゥ　412万円
・良品計画　557万円

ダイソーの年収は474万円であったため、セリア・良品計画よりは低くキャンドゥよりは高い水準であることがわかります。

大創産業の働き方

実際に働くことを意識すると年収以外にも、実際の社員の働き方も知っておきたいところです。ここではダイソーの働く環境や制度について紹介します。

マニュアルがない自由な店舗運営

ダイソーは新卒で入社した場合全員が店舗からキャリアがスタートして3年目までに店長になることが目標にまります。ダイソーの店舗運営にはマニュアルが存在せず、自由度の高い運営を行っていくことができます。毎月新商品も多いため、店舗の立地や客層を考慮してレイアウトや仕入れを決定することが求められます。

バイヤーから物流まで多様なキャリア

ダイソーは商品の開発から製造、販売まで一貫して自社で行っています。そのため商品を仕入れるバイヤーや製造・物流の管理、マーケットリサーチやデータ分析を行う商品部まで幅広いキャリアを歩むことができます。特に昨今は海外展開にも力をいれているため海外とのやりとりや現地駐在などグローバルなキャリアも増えてきています。

人気企業で働きたい！大創産業の就活対策

ダイソーは100円ショップのリーディングカンパニーであり、就職の人気も高いです。そんなダイソーで内定を得るために実践すべきおすすめの就活対策をご紹介します。

インターンシップに参加して早期選考を目指す

ダイソーでは店舗運営インターンシップや商品開発インターンシップを開催しています。いずれも実際の気業務内容に近いことに取り組むことができるため業務のイメージを掴むことができます。少しでも興味があれば申し込んでみましょう。インターンを通して早期選考のルートもあるようです。

リーダー経験や人をまとめた経験をアピール

前述した通りダイソーに入社した場合、現場である店舗からキャリアがはじまります。そのため接客やパート・アルバイトをまとめる力が必須です。リーダーをした経験や人を巻き込んで何かを成功させた経験などチーム力をアピールしましょう。

最後に

ダイソーの年収は474万円でした。ダイソーは数多くの新商品を開発する挑戦し続ける企業です。基本的な企業研究に加えて、実際に店舗に足を運んで新商品やレイアウトの工夫などを見てみましょう。