リクルーター面談とはどんなもの?逆質問は何を聞く?

就活の時期になると、企業から懇親会のお誘いをいただくことがあります。懇親会といっても様々で、カフェやランチを食べながら気軽にお話ししましょうというカジュアルな形が多いのですが、実はこれはリクルーター面談と呼ばれる1つの面接形式なんです。

「リクルーター」や「リクルーター面談(リクルーター面接)」、「リク面」と呼ばれることも。リクルーター面談とはどんな面接なのか?普通の選考と何が違うのか?どんな準備をしたら良いのか?こうした就活生の疑問にお答えします!

会談
目次

リクルーター制度って?

リクルーター、リクルーター制度とは

リクルーターとは、recruiterという英語が由来の和製英語で、企業の人事から要請を受け、優秀な学生の早期発掘を目的として採用の初期段階に就活生と接触する社員のことです。

リクルーターを付けて選考を行う制度のことをリクルーター制度といい、特に金融業界、インフラ業界などの大手企業で多く見られる制度です。

リクルーターは企業の依頼で、どれくらいの学生を1次選考に進めるという形で企業と話を進めている場合が多いです。

いつからスタートするの?

通常の選考と違い、経団連の「採用選考指針」の制約を受けずに3年生の秋など早期から学生と企業の接触が開始することが特徴です。企業としては優秀な人材を早期に囲めるというメリットがある制度となっています。

行われる時期は企業により様々ですが、プレエントリーや説明会が開始する頃(2018卒であれば3月〜5月頃)が主です。また、内々定を出した後のタイミングで、学生の内定辞退を避けるためにリクルーター面接を行うこともあります。

OB訪問とは違う?

リクルーターの多くは、自身の出身校に対してリクルーティングすることが多いです。集団説明会で優秀と感じた学生に接触を図ることもありますが、卒業生が自分の学校に訪れて接触を図ったり、プレエントリーした学生に対し、同じ大学の卒業生が接触を図ることも多いためです。

そのため、OB訪問とリクルーター面談を混同する人が多いのですが、OB訪問とリクルーター面談は意味や選考への影響が大きく違うので、違いをしっかり把握していきましょう。リクルーター面接は就活の第一歩であるということをしっかり認識しておく必要があります。

リクルーター面談の流れ

企業のリクルーターと学生との面談をリクルーター面談(リク面)と呼びます。

リクルーターからコンタクトがある

ある日、大学の先輩を名乗る人物から電話があり、(非通知の場合も多いので、就活時期は非通知でもしっかりした対応で電話に出ることを心がけてください。)面談がセットされます。リクルーターを次々紹介され人事までの道が長い企業もあれば、それにより1次面接や2次面接を免除される場合もあります。

カジュアルな雰囲気で実施

面談場所は企業ごとにまちまちですが、カフェや企業の会議室などで行われることが多いです。面談の時間はだいたい30分~1時間くらいで、通常は学生1~3人程度とリクルーター1人で行われます。

たいていは通常の選考より和やかな雰囲気で行われますが、それでも選考であることに変わりはないので油断せずに挑む必要があります。

形式はいろいろ

形式は、通常の面接と同じように学生が質問に答えていくものもあれば、「何か質問はありますか」という逆質問を求められるものや、就活の状況を雑談形式で話していくような場合もあります。

リクルーター面談についての疑問を解消

リクルーター面談に参加する方法は?

リクルーター面談の通常の選考との大きな違いは、学生が応募するものではなく企業のリクルーターからのオファーにより実施されるということです。そのため自分から参加を申し込むことはできません。

基本的に企業へのプレエントリー、エントリーを行なっている場合にのみリクルーターからのオファーが来ます。リクルーター面談のオファーは、メールで「少人数の懇親会に参加しませんか?」「今度、面談をしませんか?」といった内容で送られることが一般的です。

リクルーターがつく人とつかない人の違いは?

同じ大学で、同じように企業へのプレエントリー、エントリーを行なっているのに、リクルーターがつく人とつかない人がいます。リクルーターをつける基準は企業によって様々なので一概には言えませんが、考えられる基準としては次のようなものがあります。

・早くプレエントリー、エントリーした学生につく
・学科や所属サークルなど、プレエントリー時の情報で学生を選んでいる
・説明会に参加した学生を優先している

エントリーシートをまだ提出していなければ、このようなことでしかリクルーターも判断できないのです。

リクルーターがつかないと評価が低い?

リクルーターが誰につくかの判断は個人の裁量にある程度任されている場合もあります。リクルーターである社員と同じ系統の学科やサークル活動に所属する学生が優先的に選ばれるということもあり得るでしょう。

傾向としてはMARCH以上の学歴の方につく傾向があり、早慶レベルの学校だと採用ページからプレエントリーしただけでリクルーターがつくこともあります。リクルーターがつくかどうかはある程度運に任せるしかないような部分もあるのです。

リクルーターに付いてもらいたいなら、早めにプレエントリーする、説明会の予約も早めに行う、プレエントリー時に入力できる情報があればしっかりと自分をアピールできるように入力する、などしてみましょう。リクルーターがつかなかったとしても、それほどネガティブに捉える必要はありません。

リクルーター面談には参加した方がいいの?

リクルーター面談を利用すると特別ルートでの選考となるため一般の選考ルートより倍率が低く、また通常より早くから就活を開始できるという学生にとっての大きなメリットがあります。

誘いを無視したり断ったりすると、後から通常の選考を受けるときに志望度を疑われてしまうかもしれません。興味のある企業からリクルーター面談の誘いが来たらぜひ参加しましょう。

リクルーター面談に参加することになったら

リクルーター面談でのマナー、服装

リクルーター面談は、企業のリクルーターから「ざっくばらんにお話をしましょう」のような誘われ方をすることが多いですが、それでも社会人と接するので失礼のないようにマナーを守る必要があります。以下のことに気をつけましょう。

・待ち合わせ時刻の5分前には必ず到着する(どうしても遅れる場合はすぐに連絡する)
・服装について指定がなければスーツを着用する
・メールには必ず返信する
・企業側からのオファーで会っているとはいえ、終了時にはお礼をする

リクルーター面談でよくされる質問

リクルーター面談でよくされる質問は、以下のようなものがあります。

・学生時代に頑張っていたこと
・興味のある業界
・就活の状況
・自社への志望度

まだ就活が本格的に始まっていない時期であれば自己PRや志望企業が定まっていない場合が多いと思いますが、その時点での自分の考えはきちんと話せるようにしておきましょう。

逆質問を用意しておく

リクルーター面談では「何か質問はありますか?」という逆質問もよく行われます。 公式Webサイトなどで自分で調べればわかるようなことを質問してしまったり、質問したいことが少なすぎると、その企業に興味がないと思われてしまいます。事前にある程度企業について調べて、質問を考えておきましょう。

逆質問の具体例としては、以下のようなものが挙げられます。

■企業に関する質問
・自分は将来〜〜という仕事をしたいと考えているが御社では実現可能か
・配属の希望の通りやすさや異動の頻度について
・△△事業の業務内容は自分では〜〜と認識しているが異なる部分はあるか
・○○事業の今後の展開について

■リクルーター個人に関する質問
・仕事のやりがいや楽しいこと、大変なこと
・入社前と入社後で会社に対するイメージが変わったこと
・今後のキャリアの展望

このように企業のことや社員の個人的な意見を聞くことで企業の理解に繋がり、志望企業選びや選考に役立ちますし、積極的にたくさん質問することで就活に対する前向きな姿勢をアピールすることができます。

逆質問は自分の知りたいことを聞くのが基本ですが、質問内容に悩んだら上記を参考にしてみましょう。

話を聞くときは、大事なことを聞き逃さないようにメモと筆記用具を用意しておきましょう。メモをとりながら聞くことで、熱意をアピールすることもできます。

終了後はお礼メールを

リクルーター面談が終了したら、感謝の気持ちを伝えましょう。手紙だと届くまでに数日かかってしまうので、当日中にメールを送る方がいいです。面談時にリクルーターのメールアドレスを聞いておくようにしましょう。

まとめ

今回はリクルーター面談について解説してきました。ポイントをまとめると以下のようになります。

・リクルーターとは、採用の初期段階に就活生と接触する社員のこと
・リクルーターと学生の面談を「リクルーター面談」と呼び、選考の形態の一種である
・プレエントリーやES提出、説明会参加などを行うことでリクルーター面談のオファーが来る確率が上がる
・リクルーター面談経由での選考は通常の選考ルートよりも倍率が低いため、オファーが来たらなるべく参加するべき
・リクルーター面談では失礼のないようにマナーを守る
・リクルーター面談参加前に、よくある質問には答えられるようにしておく ・リクルーター面談参加前に企業のことを調べて逆質問の内容を考えておく
リクルーター面談を攻略して、就活を有利に進めましょう!


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