大学生の会話で必ず挙がる「単位がとれない」という悩み。勉強してそうなのに単位を落とす人もいれば、逆にいつも遊んでいるように見えるのに単位は落とさない人もいます。
大学での単位取得は高校までとは少し勝手が異なります。単位が取れない原因と対処法について解説します。
- ・大学の単位が取れない・・・
- ├単位を取る方法は?
- ├単位を落とすと留年する?
- ├単位が取りにくい学部は?
- └単位を落とすと就活で不利になる?
- ・単位が取れないとこんなデメリットがある
- ├単位が取れないと卒業できなくなる
- ├単位が取れないと就活に十分な時間が割けなくなる
- └単位が取れないと精神的なプレッシャーが生じる
- ・単位が取れない大学生の特徴
- ├大学に来ない
- ├履修の組み方が下手
- ├興味の持てない授業を履修している
- └過去問を見ない
- ・単位を取るために
- ├友達と同じ科目を取ってみる
- ├科目の情報収集をする
- ├履修の組み方を見直す
- └過去問をやる
- ・最後に
大学の単位が取れない・・・
単位を取る方法は?
そもそも高校までと違い、大学は科目ごとに単位の取得方法が違います。期末考査一発勝負の科目もあれば出席とレポートで評価される科目もあります。評価割合も科目ごとに違うので注意して見ていく必要があります。
単位を落とすと留年する?
大学では単位を落としても留年するとは限りません。単位を落としてしまうと進級できず留年となる大学もありますし、とりあえず進級できる大学もあります。留年したくない人は、在籍している大学がどんなシステムになっているかよく確認しておくと安心です。
単位が取りにくい学部は?
理系の学部は文系の学部に比べて難易度が高い授業が多いため、単位を落とす確率が高いです。専門的な内容が多いため、授業についていくのに苦労するのも単位が取りづらい一因となっています。理系学部の場合は、授業の難易度や単位取得のハードルの高さについて覚悟しておきましょう。
単位を落とすと就活で不利になる?
単位を落としたからといって就職で不利になることはありません。日本では、学生の大学での成績や単位取得についてそれほど重視している企業は少ないです。
しかし卒業に必要な単位を取得できていないと卒業ができず、内定が取り消しとなるケースもあります。卒業できるまで待ってくれる企業もありますが、印象はよくありませんので単位不足で卒業できないという事態は避けましょう。
単位が取れないとこんなデメリットがある
単位が取れないと卒業できなくなる
大学では難易度の高い授業が多いですし、実際に単位を落とす学生は少なくないです。だからといって安心していいわけではありません。必要な単位が取れないと、最悪卒業できない可能性があります。
単位が取れないと就活に十分な時間が割けなくなる
とくに就活や卒論などで忙しくなる3・4年生で十分な単位が取れていないと、苦労することになります。就活や卒論に十分な時間が割けなくなることのないよう、できるだけ早いうちに単位を取得しておくべきです。
単位が取れないと精神的なプレッシャーが生じる
単位が取れないと、焦りや不安など精神的なプレッシャーを感じるというデメリットもあります。単位を落としたことでやる気がなくなってしまう人も少なくありません。
大学での勉強に前向きに取り組めなくなったり、出席率が下がってしまう学生もいます。ますます単位が取れない状況に陥ってしまうことのないよう対策を考えましょう。
単位が取れない大学生の特徴
単位が取れない大学生=勉強できない大学生ではありません。単位が取れない大学生にはいくつか特徴があるのでチェックしてみましょう。
大学に来ない
一番大きな要因はこれです。高校と違って自由度が高い大学は休んでも怒られません。出席がチェックされない科目は特に、ほとんど出席せずに講義の内容がわからないままテスト期間に入ってしまい諦めるというパターンも珍しくないようです。
講義の内容はもちろんですが、テストに関する情報を聞き逃してしまうことも単位を落としてしまう一因となっています。
履修の組み方が下手
面白そうだから・アルバイトが無い日だからという理由だけで履修を組むと、テストがある科目ばかりに偏ったり、1日にテストが集中したりします。そうなるとテスト直前に十分な勉強時間が確保できず捨て科目を生む原因になります。
やる気が高ぶって授業を詰め込むのも危険です。はじめはやる気があっても1,2ヶ月経つと出席できなくなることも多いです。
興味の持てない授業を履修している
大学の授業が面白くないと感じているのではないでしょうか?大学の単位が取れない人は、興味の持てない授業ばかり履修している可能性があります。
そもそも人は興味のないことには全力で力を注げないものです。少しでも興味のあるジャンルやテーマの授業を選ぶようにしてみてください。
過去問を見ない
なんとなく高校までの習慣で過去問を見るのに抵抗があるという人も単位を落としがちです。過去問を使い回す教授もいますし、そうでなくてもテストの傾向がわかるため勉強がしやすくなります。 過去問が手に入る場合はフル活用しましょう。
単位を取るために
それでは単位を取るためにはどうすれば良いのでしょうか?4つの対処法を紹介します。
友達と同じ科目を取ってみる
友達と取る科目を合わせると聞くと、そんな決め方でいいのかと思われるかもしれません。 ですが、単位を取るという意味ではとても有効な方法です。わからないところを教授に質問するのは難しいかもしれませんが、友達に質問となるとぐっとハードルが下がります。
欠席してしまった場合も大事なところは聞くことができるのでテスト前にに焦るということが無くなります。もちろん学びたい科目を諦めてまで友達に合わせる必要はありませんが、科目選びに迷ったら参考にしてみてください。
科目の情報収集をする
科目によって単位の取りやすさは違うので、情報収集が鍵となります。方法としては、サークルやゼミの先輩から楽な科目を聞く、大学で公開されているシラバスや成績評価割合を確認する、知名度が高い大学ならネットの掲示板を利用するといったことが考えられます。
履修の組み方を見直す
履修を組む時点でテスト期間のスケジュールを見通すのはとても重要です。絶対ではありませんが、同じ日にテスト科目を履修するとテストの日も被ることが多いです。上手くレポート科目を混ぜるなどしてテスト期間の自分を楽にしましょう。
はじめから授業に行きやすい履修にすることも有効です。朝に弱い人は1限は取らないようにしたり、空きコマを減らして無駄な時間を減らすと大学に行くモチベーションが上げられます。
過去問をやる
過去問が手に入る場合は、前日にパッと見るだけでなく勉強をはじめる前に一通り解いて見ましょう。問題の傾向がわかると時間をかけるべきところとそうでないところがわかりテスト勉強を効率的に進めることができます。
最後に
大学生は勉強以外にもサークルやアルバイト、遊びなどやりたいことがたくさんあります。単位をしっかり取って、充実したキャンパスライフを送りましょう。
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