大学の授業についていけない! 授業を切る前に考えるべきこと

大学の授業についていけないとその授業を諦めたくなることがあると思います。場合によってはその授業を切る判断も有りです。時間を無駄にしていると感じた場合、早々に授業を切って空いた時間を別のことに使ったほうが効率的です。

しかし大学によっては履修登録後に授業を切ると成績として残ってしまう場合があります。もしかしたら授業を切らないほうがいいかもしれません。授業を切る前に何故授業についていけないと感じているのか、どう行動すればいいのか考えてみましょう。

大学の授業についていけない! 授業を切る前に考えるべきこと
目次

何故ついていけないと感じているのか

何故大学の授業についていけないと感じているのでしょうか。いくつか考えられる原因を挙げていきます。

授業内容が難しい

大学には高校までと違って学部の専門科目の授業があります。今までの授業内容より難しく感じることも少なくありません。また第2外国語の授業は必修科目であることが多く単位を落とせないため、テスト前に苦しんでいる人もいます。

授業がつまらない

授業をつまらないと感じ、話を聞いても頭に入ってこないことが原因として考えられます。また授業の進め方やクラスの雰囲気などが原因で授業をつまらないと感じているかもしれません。興味がない授業を聞き続けるのは難しいです。履修登録前であれば授業を受けてみて興味を持てないと感じたら、別の授業に変更することが可能です。

授業を聞いていない

教科書やレジュメが用意されていても教授の話を聞いていないと内容を完全に理解することは難しいかもしれません。特に講義内容が難しい授業ほどテスト前に一から勉強しなおすのは時間がかかります。一度耳で聞いた情報と初めて紙面で見る情報とでは理解度が変わります。とりあえず授業をしっかり聞いて授業内容を理解できるようにする必要があります。

出席していない、あるいは遅刻している

授業に出席していないと当然ながら授業内容はわかりません。大学の授業時間は90分以上と長く、1回の授業を欠席したとき聞き逃した授業内容の範囲が広くなります。教授によっては板書を授業内だけで共有することもあり、授業で何をやったのかも把握できないこともあるかもしれません。遅刻に関しても同様で聞き逃した範囲が広い場合、後々苦労するかもしれません。

大学の授業についていけない時の対策①とりあえずできることをやってみる

授業を切らないことを前提として、ついていけないと感じている授業をどう乗り切ればいいのかいくつかの対処法を紹介していきます。どうしても単位を落としたくないという人は、とにかく次のことだけはやってみてください。

授業に出席し続ける

とりあえず授業に出席し続けることが重要です。授業によっては出席率を重視する授業もあります。授業内容を難しいと感じるなら尚更、諦めずに授業に出席するべきです。

授業に行かなくなると更に授業についていけなくなるかもしれません。授業に出席し続け課題をきちんとこなしていけばいずれ大学の授業の形式に慣れることができます。

友人と授業に出る

難しい授業やつまらない授業でも一人で授業をとるのではなく、友人と同じ授業をとることでモチベーションが上がります。授業に知り合いがいればわからない箇所を教え合ったり、グループワークのメンバーを簡単に組むことができるので授業に参加しやすくなると思います。

ただ、出席表やノートなどの板書に関しては友人に頼りすぎるのは良くないです。片方の負担が大きくならないように注意しましょう。

授業の教科書や参考書を購入する

授業で指定している教科書や参考書があるなら購入しましょう。先生が教科書を指定しているなら授業は教科書の内容に沿って行われているので、授業内容を見直すには手元に教科書があったほうが良いです。

また教科書だけでなく、大学の授業支援システムなどがあれば利用しましょう。事前に授業内容のレジュメを印刷して授業に参加すればより理解を深められます。

テストとレポートは確実にこなす

一度その授業の履修が決定したのなら単位を修得できないと勿体無いです。履修登録後は他の授業を正式に登録することができないので、授業を切ってしまうとその分単位を別の授業で補えず来学期以降に改めて修得する必要があります。

ついていけないと感じている授業でも単位を取るためにレポート課題やテストはしっかりこなすようにしましょう。また出席率や遅刻数を重視している授業なのか、課題だけ提出すればいいのか、その授業の評価方法を確認しておきましょう。

大学の授業についていけない時の対策②勉強量を増やす

勉強量を増やしたり、授業の準備をするのも効果的な対策です。

予習・復習をする

大学では、授業だけを聞いてすぐに理解するのが難しい授業もあります。予習をしておくと授業がわかりやすくなるので、難しい授業は必ず予習をするようにしましょう。

さらに授業後はノートをまとめたりして復習することでさらに理解が深まりその後の授業が比較的スムーズに理解できるようになるはずです。

基礎知識から勉強しなおしてみる

大学の授業は高校までの授業とは違います。これまでの知識では理解できない内容の授業も少なくありません。レベルが高かったり知識不足で授業についていけない場合は、その分野の基礎知識を勉強してみてください。

その分野に関する入門編の参考書や書籍を読むなどして基礎知識を増やしていくことで、授業の理解度を高められる可能性が高いです。

大学の授業についていけない時の対策③人の助けを借りる

授業についていけない時には、人の助けを借りることも必要です。

教授やTAに相談してみる

「人に頼ってはいけない」「自分の力でなんとかしなければ」と頑張りすぎてしまっていませんか?自分の力だけではどうにもならない場合は、人に頼ることも大切です。まずは教授やTAに相談してみてください。

教授に相談するタイミングがわからない人は、「オフィスアワー」を活用しましょう。「オフィスアワー」とは、教授が学生からの質問を受け付けるためにもうけている時間のことです。

授業が難しいと感じているなら、「どんな予習をしておけば理解しやすくなるか」「おすすめの参考書籍はあるか」など教授やTAに相談してみるといいでしょう。

友達や先輩に相談してみる

友達やサークルの先輩に相談してみるのもいいですね。ついつい「自分の力だけでなんとかしよう」と頑張りすぎてしまう人は多いです。時には人に頼ること、助けてもらうことを覚えることも大切ですよ。

先輩に相談してみると、テストの出題傾向が聞けたり過去問をもらえることもあります。こうしたメリットもあるので、サークルや同好会などに入って先輩の知り合いをつくっておくといいでしょう。

最後に

大学で興味のある授業や楽な授業だけで時間割を組むことは難しく、必須科目や単位数の関係で難しい授業やつまらないと感じる授業を取らなくてはいけない場合があります。しかし授業を切り捨ててその授業分の単位を落とした時、来学期や次の学年まで持ち越すと更に面倒くさくなってしまうかもしれません。何とか単位が取れそうだと感じる授業は諦めず頑張るべきです。

また早いうちから多くの授業の単位を修得できていれば、後々空き時間が増えて授業外の活動にも参加しやすくなります。アルバイトやサークル活動、インターンシップなど新しいことに挑戦する機会を増やすことができます。授業と空き時間を調整して時間を有効活用できるようにしましょう。

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