ソフトウェア業界の業界研究、就職活動対策

就活生のみなさん、就職活動は順調ですか?本記事では今のIT社会で重要な役割を担っている「ソフトウェア業界」について解説します。ソフトウェア業界の動向や課題、職種、仕事内容、就活対策などが知りたい就活生はぜひチェックしてみてください。

ソフトウェア業界の業界研究、就職活動対策
目次

ソフトウェアとは?

ソフトウェア業界について勉強する前に、まずは「ソフトウェア」とは何なのかについて整理しておきましょう。

ハードウェアとソフトウェア

ソフトウェアとはパソコンを構成する要素のうち、ハードウェア以外のものを指しますハードウェアとは、パソコンのディスプレイやキーボード、ハードディスクなどのように「目に見えるモノ」です。

ソフトウェアはパソコン内部のオペレーティングシステムやアプリケーションなどに代表される「目に見えないモノ」です。

コンピュータを動かしているのは「ソフトウェア」

例えば、MicrosoftのWordやExcelといったソフトウェアは実体としては目に見えませんよね。あれらはCDなどの媒体からデータを取り出してパソコンにインストールしています。

ソフトウェアをインストールすることで、画像を表示したり文章を書いたりと、パソコンでいろいろな作業ができるようになります。実際にコンピュータを動かしているのは「ソフトウェア」なのです。

ソフトウェア業界の動向と課題

成長し続けるソフトウェア業界

ソフトウェア業界の市場規模はここ10年、横ばいか増加傾向が続いています。パソコンやスマートフォンが人々の生活に欠かせないものとなり、それに合わせてソフトウェアの需要もますます高まっていくことが予想されます。

セキュリティに対する意識の高まり

さまざまなサービスのIT化により、個人や企業を狙ったネット上の攻撃や犯罪が増えています。個人情報の保護やセキュリティ問題の対策は必須となっている状況です。

人々の意識の高まりに合わせて、今後も「セキュリティソフトウェア」の市場は成長が続くと考えられます。

人材不足の解消が課題

ソフトウェア業界は、人材不足が深刻な問題となっています。今後は、ITやセキュリティの専門知識を持った人材の育成が急務となるでしょう。少子化により労働人口が減少しており、海外の人材を活用する企業も増えています。

ソフトウェア業界の仕事は?

ソフトウェア業界の主要な3職種の仕事内容について解説します。

技術系

ソフトウェアを開発するのは技術職、エンジニアの仕事です。ソフトウェアの機能設計から開発までを行います。お客さんにソフトウェアの詳しい仕様を説明するのも技術系の仕事の一つです。

開発と聞くとプログラミングのイメージですが、開発の全体で見るとプログラミングが必要なのはほんの一部に過ぎません。設計書を作成したり、機能確認のためのテストが大きな工数を占めます。

求められる人材としては、技術力は当然のこと、チームの仲間と協力して製品を作るコミュニケーション能力も不可欠です。高機能のソフトウェアになるにつれて開発人数は増えるので、チームをまとめるリーダーシップも必要になってきます。

やはり理系の学生が多く採用される傾向にはありますが、ソフトウェア業界に興味のある学生やコミュニケーション能力に秀でた学生ならば文系でも積極的に採用されます。

営業系

自社のソフトウェアを販売するのは営業職の仕事です。他にもお客さんの課題を分析し、最適なソフトウェアを提案したり開発チームに要件を伝えるのも営業職の仕事です。

求められる人材としては、お客さんとやりとりが多いのでコミュニケーション能力が何より必要です。打ち合わせの中で相手の発言から意図や想いを汲み取り、技術的な要件としてまとめる力が営業職には求められます。また、製品の仕様をお客さんから尋ねられることも多いので技術的な知識も必要となります。

事務系

一般的な事務と同様、経理などの事務処理を行います。ソフトウェア企業の場合、特許に関する申請なども事務職が行うことが多いです。技術職や営業職と比べて採用人数は少ないです。

ソフトウェア業界で求められる人材とは?

ではソフトウェア業界ではどのような学生が求められるのでしょうか?

ITに興味のある人材

近年の激しいIT化社会に興味を持ち、最新技術を積極的に学ぼうとする人材が求められます。既存のソフトウェアでは解決できない社会課題に対し、いかに新しい技術をとり入れることができるかが重要になるためです。

また、ソフトウェアを開発するにも技術的な知識は不可欠です。プログラミングの知識だけではなく、ネットワークやデータベースなどの基盤系の知識も必要となります。まずは自分が得意な分野から仕事を始めて、徐々に他分野に対する知識をつけていくようなキャリア展望を語れるとよいでしょう。

コミュニケーション能力のある人材

あらゆる仕事は一人では完結できません。ソフトウェア企業も同様です。技術系であれば開発チーム間でのやりとりにコミュニケーション能力が不可欠です。

例えばソフトウェアの機能ごとに担当者が決まっている場合、他機能との連携に多くの対話が必要となります。それらチームをまとめるリーダーシップも求められます。

営業系であればお客さんとの打ち合わせや、開発チームのリーダーとのやりとりにコミュニケーション能力が求められます。好条件で注文をとってくるのも営業の大切な仕事ですし、開発チームに正確にお客さんの要望を伝えることも営業に求められます。

ソフトウェア業界のトップ企業

最後に、ソフトウェア企業の具体例を簡単に紹介します。

Microsoft

世界で最も使われるOS(オペレーティングシステム)のWindowsシリーズを世に生み出した企業です。Windowsはもちろんのこと、OfficeシリーズのWord、Excel、PowerPointを世に生み出した会社です。大学生の皆さんにもおなじみですね。

本社はアメリカにありますが、日本には「日本マイクロソフト株式会社」と「マイクロソフトディベロップメント株式会社」が存在します。前者はMicrosoft製品の営業やマーケティング、後者は開発を主に行っています。

日本オラクル

アメリカ本社のオラクル・コーポレーションの日本法人です。世界的に高いシェアを持つデータベースやクラウドが主力製品です。コンサルティングや教育など、幅広い分野のビジネスを展開しています。

トレンドマイクロ

シェアNo.1の「ウィルスバスター」をはじめとした、セキュリティソフトウェアが主力製品です。ITの成長の裏側でセキュリティの課題を抱える企業が多い中、今後のマーケットでより一層注目される有名企業です。

ソフトウェア業界を目指す就活生の対策

業界研究をしっかり行う

就活の中でも大切なのが業界研究です。すでに第一志望の企業があるならばその業界について研究しなければいけませんし、受けたい企業が特に決まっていない場合もまずは業界研究からはじめる必要があります。

最新の動向やニュースにも注目しておく

変化の激しいソフトウェア業界を目指すなら、業界の動向は常にキャッチしておきましょう。最新技術やIT関連のニュースにも注目しておきたいところです。常に最新の動向をチェックするようにしましょう。

インターンシップに参加する

ソフトウェア業界を目指す就活生は、ぜひインターンシップに参加してみましょう。ソフトウェア関連の企業のインターンを経験すれば、業界や仕事の理解もかなり深まります。

1日や数日の会社説明会をかねた短期インターンプログラムもあるので、気になる企業があるなら複数の企業のインターンに参加してみるのもいいでしょう。

インターンシップを探す

最後に

ソフトウェア業界の業界研究と就職活動対策をまとめました。IT社会を支えるソフトウェア業界は今後も成長が期待できます。ITを学び、社会に貢献したい就活生はぜひチェックしておくべき業界です。


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