Facebookを大学生が作ったってほんと?マーク・ザッカーバーグとは

今、世界で最も普及しているSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)と言えばFacebookです。2004年に創業したFacebookは今や世界時価総額ランキング6位(2018/11月現在)にもなる超巨大企業に成長しました。

そんなFacebookですが、なんと創業者は当時大学生だったのですから驚きです。本記事では、Facebook創業者であり現CEOである「マーク・ザッカーバーグ」について解説します。

Facebookを大学生が作ったってほんと?マーク・ザッカーバーグとは

Facebookとは

もはや説明不要かと思います。FacebookとはSNSの一種で、世界中の月間アクティブユーザーが20億人を誇る超巨大サービスです。

Facebookがここまで流行った特徴として、実名登録だったことが挙げられます。例えば日本ではかつてmixiやモバゲーなどの匿名型(ハンドルネーム型)SNSが主流でした。Facebookでは実名登録を基本とすることで実態のある個人ベースのやりとりを推し進めたのです。

また、企業やイベントなどの広告・宣伝ページも多く存在し人々がFacebookのみで外部の情報を得られるようになったのも大きいでしょう。既存のつながりから新たなつながりまで、Facebookひとつで完結するように設計されているのです。

マーク・ザッカーバーグとは

そんなFacebookを立ち上げたのがマーク・ザッカーバーグです。34歳にして世界長者番付では第4位となるほどの成功者として知られています。

常にジーンズとグレーのシャツを着ている姿に加え、その若さから大企業のCEOとは想像もつかない出で立ちです。しかし、多忙にも関わらず2週間に1冊読む習慣をつけたり中国語の勉強を行うなど勤勉家であることも有名です。

マーク・ザッカーバーグがどのような半生を歩んできたか解説していきます。

才能あふれる少年時代

ニューヨーク州で歯科医の父親と精神科医の母親の元に生まれます。好奇心旺盛だったマークがコンピュータに興味を持つのにそう時間はかかりませんでした。12歳のときには歯科医の父親のためにソフトウェア「Zuck net」を開発してしまいます。

地元のアーズリー高校に進学したマークでしたが、さらなる刺激を求め超名門校のフィリップス・エクセター・アカデミーに転校します。フェンシングクラブのキャプテンとして活躍する傍ら、数学から天文学、古代ギリシャ語などあらゆる科目で優秀な成績をおさめ「天才」と呼ばれます。

ハーバード大学の問題児

ハーバード大学に進学したマークは学業とは別に独自のプロジェクトを立ち上げ出します。その中でも大きく問題となったのが「フェイスマッシュ」というゲームです。ハッキングで入手した女子学生の顔写真をWeb上で公開し、投票させるという内容でした。ゲームの内容もさることながら、プライバシーの規約を破ったことでハーバード大学から半年間の保護観察処分を受けることとなったのです。

結果、ハーバードの女子学生からは嫌われ、大学からは問題児として扱われるなどいい意味で人とは違った大学生活を謳歌していたようです。

Facebook立ち上げ

2004年、マークはハーバード在学中にFacebookの前身とも言える「TheFacebook」というサービスを立ち上げました。立ち上げとともにマークはハーバード大学を休学します。当初はハーバードの学生が大学内の交流のために作られたサービスでしたが、徐々にスタンフォード大学やコロンビア大学などにもニーズがあることが判明しWebサイトを開放していったのです。

2006年には一般のメールアドレスさえあれば誰でも登録可能となり、世界中に広がることとなるのです。なお、マークは大学は中退し、起業家としてFacebookの発展に人生を懸けることを決めました。

映画「ソーシャルネットワーク」

実はマーク・ザッカーバーグのサクセスストーリーは全米で2010年に映画化されています。その名も「ソーシャル・ネットワーク」。

マークが大学二年生のときに恋人のエリカからフラれるところから物語は始まります。どのようにしてFacebookが生まれたのか詳しく知りたい方はまずこの映画を見てみると良いでしょう。

Instagramの買収

実はFacebookは2012年にInstagramの買収を行っていたのです。当時のInstagramは社員わずか13名の会社でした。今や世界的な流行を見せるInstagramですが、マークの経営者としての手腕が発揮されたことは明白です。

マーク・ザッカーバーグの名言

・「人々が情報をもっとオープンに交換するようになれば、世界はもっと良い場所になる。Facebookはその実現を助ける」
マークはFacebookの目指すべき姿を説き続けています。元々、情報とは自由かつ公然であるべきとの考えをマークはずっと持っていました。世界中の人々のコミュニケーションをマークは加速させようとしているのです。
・「誰かのプロフィールを見て、何かのブランドが好きだと知る。それは、そのブランドのただの広告看板を見るよりも意味があると思うんだ」
冒頭でFacebookは企業も利用していると述べました。まさにFacebookはテレビなどのコマーシャルに代わり、新しい広告塔としての役割を果たしているのです。最近だと、「インフルエンサー」と呼ばれる人たちが活躍しはじめました。彼らの出現もマークによって予期されていたのかもしれません。

最後に

Facebookの創業者、マーク・ザッカーバーグについて解説しました。まさにIT時代の寵児とも呼べる彼の存在は世界中のスタートアップに影響を与えています。今後も、彼とFacebookの物語から目が離せません。


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