GCAの就活本選考体験記(2022年卒,M&Aファイナンシャルアドバイザー)

GCA株式会社の就活本選考体験記(2022年卒,M&Aファイナンシャルアドバイザー)です。先輩の体験記を参考にして、就活を有利に進めましょう!

就活本選考体験記一覧

会社名GCA株式会社
部門(職種)M&Aファイナンシャルアドバイザー
卒業予定年/卒業年2022年
内定(内々定)が出た時期大学3年生の2月
就活本選考体験記

選考フロー

エントリーシート・WEBテスト(テストセンター)→グループディスカッション・グループ面接→個人面接3回

説明会

参加時期

3年生の10月(2020年10月)

形式、選考への影響、感想など

コロナパンデミックの影響でオンデマンド開催となりました。説明会参加は任意であり、選考に直接影響することはなさそうでした。しかしながら、業務内容の他に会社理念・他社との違い・若手の成長環境についての説明があったので、参加しておいて良かったです。

エントリーシート

提出時期

3年生の11月

提出方法

マイページから提出

設問、文字数

志望動機(400字以内)、自己PR(400字以内)

結果連絡の方法、日数

エントリーシート提出後に全員WEBテスト(テストセンター)を受験。その後1ヶ月程度でメールにて結果連絡があります。

留意したポイント、アドバイスなど

私は、M&AのFA業務とGCAの企業特性の両方に魅力を感じていることを記しました。前者については、M&AのFA業務を通して達成したい目標にまで言及しました。後者については、クライアントの利益の尊重という経営理念と、若手のうちからエクセキューションに深く関与できることによる成長機会を念頭に置きました。
また、エントリーするにあたって、M&A業界の中のプレイヤー理解はしておいた方がいいです。まず、GCA・証券投資銀行部門・FASなどが行うFA業務と日本M&Aセンターなどが行う仲介業務の違いについてです。両者はビジネスモデルが別物であるため顧客・案件規模や必要とされるスキルが異なるので注意してください。その上で、独立系ファームであるGCAと証券投資銀行部門との違いも把握できると更に良いと思います。

筆記試験

受験方法

テストセンター

内容や難易度

SPIの言語・非言語・英語・構造把握・性格

結果連絡の方法、日数

1~2週間後に、エントリーシートの結果とまとめてメールにて連絡

グループディスカッション

1グループの学生の人数

5人前後

ディスカッション時間

40分

内容や進め方

業界研究からケース問題まで15個前後のテーマが用意されており、その中の1つを学生側で選択してディスカッションを進めました。そして、最後に数分間のプレゼンテーションを行いました。

雰囲気

学生側に緊張感はありましたが、面接官側は非常にフラットに接してくださりました。

留意したポイント、アドバイスなど

限られた時間の中でチームで結論を出さなければならないので、議論を上手く先導する必要がありました。

結果連絡の方法、日数

2~3日後にメールにて結果連絡

一次面接

同時に面接を受けた学生の人数

5人前後

面接官の人数、役職など

中堅2人

時間

40分

質問内容や進め方

グループディスカッション終了後にグループ面接が行われました。質問内容としては、

大学での学業や課外活動に関するものが多かったです。回答時は挙手制ではなく指名制でした。

雰囲気

圧迫感はなく、熱心に聞き出してくださるといった感じでした。

留意したポイント、アドバイスなど

取り組んでいる学業や課外活動について、しっかり説明できるようにすると良いと思います。

結果連絡の方法、日数

2~3日後にメールにて結果連絡

二次面接

同時に面接を受けた学生の人数

1人

面接官の人数、役職など

中堅2人

時間

20~30分

質問内容や進め方

志望動機や学生時代に力を入れたことに関する質問が中心でした。

雰囲気

深掘りはされますが、圧迫ではなく熱心に聞いてくだりました。

留意したポイント、アドバイスなど

学生時代に力を入れたことに関する質問は、結果よりも過程が重視されているように感じました。動機、途中で困難をどう克服したのか、その経験を通して自分はどう成長したのかといった角度でも説明できると良いと思います。

結果連絡の方法、日数

2~3日後にメールにて結果連絡

三次面接

同時に面接を受けた学生の人数

1人

面接官の人数、役職など

シニア1人×2回

時間

30分×2回

質問内容や進め方

志望動機、学業、学生時代に力を入れたことなど全般的に質問されました。それらに加えて、時事的な質問やユニークな質問もありました。

雰囲気

前回同様、学生の話を熱心に聞いてくださりました。フラットな雰囲気でした。

留意したポイント、アドバイスなど

志望度以外にも、頭の回転や個性を見られていました。ここまで来たら、守りの回答ではなく、自分を表現する回答をしようと臨みました。また、時事的な質問やユニークな質問もあったので、普段からニュースを見ておくと良いと思います。

結果連絡の方法、日数

2~3日後に電話にて結果連絡

四次面接(最終面接)

同時に面接を受けた学生の人数

1人

面接官の人数、役職など

役員2人

時間

30分

質問内容や進め方

目指すキャリアパスや特技・趣味に関する質問が中心でした。

雰囲気

賑やか。これまでの面接同様、面接官の方々は個性豊かだが尖っているわけではなく、圧迫感は感じませんでした。

留意したポイント、アドバイスなど

間接的にではありましたが、M&AのFA業務を「好き」になれるかどうかを問われていたように感じました。

結果連絡の方法、日数

1週間以内に電話にて結果連絡

内定後

同じ部門の内定者数は何人くらいか

12人

内定後の拘束状況

研修はあるものの、拘束はありません。学生側が納得ゆくまで待ってくださる感じです。

OB訪問

内定先企業にOB訪問したか

しなかった

インターンシップ

内定先企業のインターンに参加したか

参加しなかった

この企業の選考全体を通して

企業研究をどのように行いましたか?

GCAの企業説明会に加えて、他社の証券投資銀行部門のインターンシップや就活サイトを活用して業界理解・企業理解を深めました。

選考で重視していたと思われる点は何ですか?

FAという仕事を好きになれるか、将来活躍できるかだと思います。特に、後者の審査基準として、「自分の頭で考える習慣」の有無は重視されている印象を受けました。

この内定先の社員や内定者にはどんな人が多いと思いますか?

新卒採用後10年以上在籍されているプロパーに加えて、外資系や日系の証券投資銀行部門・監査法人・FAS・コンサル・銀行からの転職者も多く、社員の方々のバックグラウンドは豊かと伺いました。特徴としては、FA業務に熱心で経済トピックが好きな方が多いと感じました。個性的な方が多いですが、若手の成長を応援してくださる温かさも兼ね備えているように感じました。 また、内定者のバックグラウンドは東京一工早慶で、専攻は経済学系・法学系が多いものの様々でした。部活動や留学経験のある方もいました。

おすすめの選考対策、アドバイスがあれば教えてください。

企業研究としては不十分ですが、業界研究としては『新版 投資銀行業界大研究』(産学社)を活用しました。


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