志望動機が思いつかない...原因と対処法を解説

志望動機を書く欄を見て「志望動機が思いつかない…どうすればいいの?」と悩んでいませんか。

今回は、「志望動機が思いつかない理由はなに?」や「志望動機が思いつかない時の対処法はある?」といった疑問に答えたいと思います。

具体的には、以下についてご紹介していきます。

志望動機が思いつかない理由
志望動機が思いつかない時の解決方法
履歴書に志望動機を書くときのポイント
面接で志望動機を伝えるときの注意点

5分ほどで読む事ができ、志望動機が思いつかない時の理由や対策が分かるので、ぜひ一度読んでみてください。

目次

志望動機が思いつかない理由

履歴書や面接の場所で「あなたの志望動機を教えてください」という言葉を聞くと思います。この言葉の意味をしっかり理解する事で、あなたの会社に対する熱意や会社を受けた動機が分かります。

志望動機が思いつかない理由について分かりやすく解説します。

自己分析ができていない

自己分析ができていないと今後どのように行動をしていきたいのかもわかっていないため志望動機はうまく書けません。自己分析が苦手な人はたくさんいると思いますが、自己分析ができないと前に進めませんので対策を取るようにしましょう。

自己分析が十分にできていないまま志望動機を書いても適当に書いているとみなされてしまいます。履歴書やエントリーシートは会社に入社するにあたって大事な書類になりますので、丁寧に仕上げましょう。

適当に企業にエントリーしている

そもそも適当に企業にエントリーしている人は適当に会社を選んでいるため、志望動機は当然浮かびませんよね。気になる企業があったからとりあえずエントリーしておこうというタイプです。

人材不足と言われていますが、企業は人をなかなか雇い入れてくれません。そのためちょっと気になったからとりあえずエントリーしておこうと思うのも無理はないかもしれませんが、あまりに適当すぎるといつまで経っても内定はもらえないでしょう。

エントリーしている企業が、企業選びの軸から外れていないか確認してみましょう。軸から外れすぎていると企業にエントリーする前に見直した方がよさそうです。

企業分析ができていない

一つ一つの企業にはその企業にしかない魅力があります。適当に手あたり次第エントリーしていると企業の魅力に気づけないままになってしまいます。企業分析をしっかりと行っていればその企業にしかない魅力に気づいているはずです。

すべての企業を分析するのは無理な話ですので、自分が受ける企業だけはしっかりと分析しておきましょう。

企業には秘密にしたい理由がある

「給料がよかったから」「社員が優しそうだから」など責任者には絶対言えないような理由の場合です。当然これらは志望動機にはなりませんよね。どこの会社でも通用するような動機は志望動機として伝えるにはマイナス評価になってしまいます。

もし企業には言えないような理由が志望動機になってしまった場合、志望動機がわからなくなり悩む人もいるでしょう。その場合、受けたい会社に入社した時、会社で何がしたいのか、自分と同じ方向性を示している会社かどうかを見ましょう。

理由を探ることで志望動機は見えてきます。

志望動機が思いつかない時の解決方法は?

志望動機が思いつかない時は、必ず理由が存在します。なぜ思いつかないのか、また何を書けばいいのかわからない…と頭を抱えている人もいるでしょう。志望動機が思いつかない時の解決方法を知れば、悩むことなく書けますよ。

志望動機が思いつかない時の解決方法を紹介します。

自分が入社したい会社か

志望動機の前にまずは自分が受ける会社に対して、本当に受けたい会社かどうか明確にしましょう。本当に受けたいと思っているなら志望動機は自然と出てくるはずです。何となく決めた会社であれば、なぜ受けたのか理由を見つけるところから始めましょう。

何か決断するとき、物事には理由が必要です。「なぜ」という部分をはっきりさせておかないと自分の進んでいる方向がわからなくなってしまいます。

企業選びが間違っていないか

職業を選択するとき、様々なジャンルの職種と業種があります。志望動機が思いつかない人は自分が選んだ職種や業種が自分の受けたい職種から外れていないか確認しましょう。もし外れていればもう一度企業選びから見直した方がよさそうです。

たくさんある中から自分に合った会社を選ばなければいけないため、企業選びは難しいと感じる人がいるかもしれません。ですが、企業選びをしっかりしておかないと軸からずれてしまい内定を貰うまで遠回りすることになります。

他社との違いを見つけられるか

志望動機が思いつかない人は、どこの会社でも通用するありきたりな志望動機になっている可能性があります。ありきたりな志望動機では、どこの会社でもよかったのでは?と問いただされてしまうでしょう。

どこの会社でも通用する志望動機ではなくて、その会社にしかないものを見つけられるかが重要です。他社との違いを見つけられる人は他の応募者に差をつけることができます。自分が応募する会社は他の会社と比べて何が優れているのか、その会社の強みは何なのかを探しましょう。

履歴書に志望動機を書くときのポイント

履歴書には当然志望動機を書く欄があります。志望動機は応募者がどんな気持ちで応募してきているのか知りたいため内容を濃く書かなければいけません。志望動機を書くときのポイントを知っておくと他の応募者との差が開きますよ。

履歴書に志望動機を書くときのポイントについて解説します。

結論から書く

説明や理由は後回しにしてまずは結論から書くようにしましょう。結論から書いていると何を伝えたいのか、相手に伝わりやすくなります。逆に結論を後回しにしてしまうと、結局何がいいたかったの?と疑問を持たれてしまいます。

相手を納得させられないまま文章が終わっていては話の内容が理解されません。履歴書に志望動機を書く際は結論から書くように意識してみてください。

なぜその会社なのかわかるように書く

なぜその会社にしたのかという「理由」がわかるように書きましょう。会社は至る所にたくさんあります。どこの会社でもよかったのでは?と思われないように自分が選んだ会社の決定的な「決め手」を相手に伝える必要があります。

「なぜ?」と聞かれたことに対して「こうだから」という決定的な理由が必要です。あいまいな返事や質問に対して適当に答えていると不採用になります。

その企業でないといけない理由を明確にする

他の会社と比べて、自分と相性があるから決めたのであればその会社でないといけない理由が存在します。自分にとって選んだ会社はどんなところが優れているのか見つけることが大事です。

他の会社と比べて優れている場所はどこか、その会社にとっての強みはなにか、その会社にしかないものを探しましょう。その企業でいけない理由がまったくなければその会社に対してそれほど熱意はなかったことになります。

会社の強みはすぐには見つからないかもしれません。ゆっくりと時間をかけて見つけていきましょう。

面接で志望動機を伝えるときに注意したいこと

面接では自己紹介の後、最初に志望動機を聞かれます。志望動機を伝える時に注意しておいたほうがいいことを知っておかないと、面接で失敗します。正しく理解して面接時に失敗しないように気を付けましょう。

志望動機を伝えるときに注意したいことを解説します。

熱く語りすぎない

志望動機を伝える際に熱意を持って語ることは大事なことですが、あまりにも熱意をもちすぎるのは止めた方がよさそうです。熱意を通り過ぎると必死になりすぎるからです。自分の思いを届けることはいいことなのですが、熱くなりすぎると声も大きくなり、まるで怒っている様に聞こえてしまいます。

口調が強くなると怖い人だと思われてしまいますので、熱く語りすぎないように注意してください。

早口にならない

自分の話をするときに、話したいことがたくさんあるあまり、早口にならないように注意しましょう。早口では聞いている人に話が伝わっていない可能性があります。せっかく熱意の籠った志望動機を言っていたとしても伝わっていなければ意味がありません。

相手に伝えるときは、相手の目を見て早口にならないように話すのがポイントです。遅すぎるのも逆にネチネチしているように聞こえるので遅すぎず早すぎずを意識しましょう。面接で話す場合は事前に模擬面接をすると落ち着いて話ができますよ。

説明口調にならない

相手を諭すような説明口調は面接の場では必要ありません。自分は応募者であり面接官ではありません。説明口調になると相手を従わせるような言い方に聞こえてしまいますので、いい印象は与えられないでしょう。

説明口調になっていないかを確認するには、先ほどに記述した通り模擬面接をするといいですよ。誰かに自分の志望動機を聞いてもらうと練習になります。

内容の薄い話にならない

面接ではあらかじめどんな話をするのか決めてから本番に臨みます。内容のない、または内容の薄い話は話を聞いていてもつまらないので、内容が頭に入ってきません。内容の薄い志望動機は会社を受ける気はないのかと思われてしまいます。

面接は緊張する人が大半だと思うので、思わず自分が何を話しているのかわからなくなったという人もいるでしょう。志望動機を伝えるのは1番重要なので本番を迎える前に何度も練習をしましょう。練習するとある程度落ち着いて話をすることができますよ。

まとめ

いかがでしたか。

志望動機が思いつかない人は、志望動機をどう伝えるのか、伝え方や注意点を守ることがとても大事です。この記事で紹介した内容を試し、志望動機をしっかりと書けるようにしましょう。


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