両立は無理?浪人生がバイトと勉強を両立できるかどうか

浪人生活は約1年間ととても長いものです。受験勉強に専念すべき存在である浪人生といえども、約1年もあれば上手に時間をやりくりしてアルバイトもできるのではないか?と考える方もいることでしょう。親のお金だけに頼るわけにはいかないという事情のある方や、息抜き代わりにアルバイトをしたいという浪人生の方もいます。そこで今回は、そもそも浪人生がアルバイトをしても受験勉強との両立が可能なのかどうか、メリットやデメリットとともに見ていきましょう。

両立は無理?浪人生がバイトと勉強を両立できるかどうか
目次

バイトと勉強を両立できる人はどんな人?

浪人生で、アルバイトと受験勉強を両立できる人はどのような人なのでしょうか。まずは、実家暮らしであっても一人暮らしであっても、規則正しい生活が送れ、自己管理能力がある人であることが求められます。アルバイトをしていることを言い訳にせずに、勉強の時間もしっかりと確保しアルバイトの時間はアルバイトに集中、勉強の時間は勉強に集中と気持ちを切り替えることができるかどうかが重要となります。
「昨日はアルバイトで人手不足ですごく疲れたから今日は寝よう~」と、ついつい「例外」を作ってしまう人は結果的に両立ができないことが多く、逆に「勉強に集中したいし、どうせ客も来なくて暇だろうから今日はアルバイトを休もう。」と勉強を言い訳にしてしまう方もアルバイト先に迷惑をかけてしまいます。
両立すると決めたら絶対にどちらにも言い訳をせず自己管理ができるかどうかをまずは自問自答してみましょう。

浪人中のバイトのメリットは

それでは、浪人中にアルバイトをするメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。まずは気分転換になるということです。どんなに集中力のある方でも、ずっと家にいて勉強だけをしていると、煮詰まってしまうことがあります。しかし、たとえ週に1~2回、1日4時間程度であってもアルバイトをすることで、気分転換になりつつ、さらに「アルバイトの時間を念出する」ためにメリハリをつけて時間管理をすることができるようになります。
そして、稼いだお金で、受験勉強のリフレッシュをするための買い物や、参考書の購入を心置きなくすることができます。1年間余分にお金をかけて浪人させてもらっていることが親に対して申し訳ないな、と思ってしまう方は、たとえ月に1万円でも稼ぐことができれば、それだけでも気持ちが少し軽くなることもあります。

浪人中のバイトのデメリットは

それでは逆に、浪人中にアルバイトをするデメリットには何があるのでしょうか。
まずは、浪人生になってから新しいアルバイトを始めた場合、慣れない仕事だと最初のころは覚えることが多く負担になってしまいます。
そして、接客や肉体労働のアルバイトの場合、アルバイトが終わってから勉強しようと思っていても、疲れていてつい寝てしまったり、だらけてしまう可能性があります。そして勉強をサボる言い訳となってしまっていたり、アルバイト先から人手不足なのでもう少しシフトを増やしてほしいと頼まれるなど、どんどん勉強の時間がなくなってしまう可能性もあります。

浪人生が両立できるバイトとは

そんなデメリットを避けることができる、浪人生でも勉強と両立が可能なアルバイトにはどのようなものがあるのでしょうか。いくつか見ていきましょう。

週に2~3回程度のシフトでOK

まずは、週に2~3回程度のシフトでもOKなものです。たとえば倉庫での作業のアルバイトや、コンビニ・スーパーなどのアルバイトがあります。どちらも人手不足に苦しい状況にありますので、週2~3回でも歓迎という場合が多いです。時間帯も朝や昼間の時間、夜など、どの時間帯も募集していることが多いため、自分の勉強したい時間や生活スタイルに合わせて希望の時間にシフトに入りやすいのも特徴です。

1日に4時間以下のシフトでもOK

次に、1日あたりのシフト時間が4時間以下でもOKのものを選びましょう。前述の倉庫での作業のアルバイトや、コンビニ・スーパーなどはこちらにも該当します。どんなに睡眠時間が短い方や、効率良く時間を有効活用できる方であっても、浪人生が1日7~8時間フルでアルバイトをするのはあまりおすすめできません。たまに人が足りなかったり急に休んだ他のアルバイトがいたときに少し残業する程度であれば問題ありませんが、毎回長時間働くとその分疲れやすくなってしまうこともありますし、やはりプライオリティは受験勉強だということを忘れないためにも1日4~5時間以内におさめるのが理想です。

人と会話することで気分転換になるバイト

人と会話することが好きで、それがストレス解消になるというタイプの方の場合は、接客を選ぶと良いでしょう。レジなどでお客さんと話をすることで気分転換やストレス解消になります。
逆に、人と接することが苦手な方は、倉庫作業や、スーパーのバックヤードなどでの黙々と作業の仕事を選びましょう。いずれにしても、勉強以外の時間を持つことで息抜きをすることが目的でもあります。人と接するのが苦手なのに接客業を選び、余計なストレスを抱えてしまっては本末転倒です。自分にあったアルバイト先を選びましょう。

最後に

浪人生でも、自己管理能力があればアルバイトとの両立をすることは可能です。しかし、あくまで勉強がメインであることを忘れずに、息抜きとして短時間メリハリをつけて働ける環境を探しましょう。


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