地方の学生が都内での就活を成功させるために心がけるべきこと

大学生の皆さんこんにちは。就職活動の準備は順調でしょうか?就活は説明会や面接などで企業を訪問する機会が多いので、地方の大学生が都内で就活をするとなると大変なことや悩みも多いと思います。

ここでは地方の大学生向けに、都内で就活する際に心がけるべきポイントを解説します。都内の大学生とは違い、就活で都内に行くのも大変だと思うので少しでも参考になれば幸いです。

【SEO記事】地方から都内で就活をする時に心がけるべき6つのこと
目次

東京での就職

地方の大学生が都内の企業を受ける理由

まずは地方の大学生が都内の企業を受ける理由を整理してみましょう。最も大きな理由は「都内に企業が多いから」に他なりません。

2016年の上場企業の数は東京が1,791社で最も多いです。二位の大阪で439社ですので日本では東京が圧倒的に大学生の就職先となりえる企業が多いのです。

地方の企業で就職活動をするよりも都内で就職活動をした方が選択肢も多いですし、いわゆる「人気企業」も都内に集中してきています。就活生は都内で就活をすることを必然的に意識せざるを得ない状況なのです。

地方の学生は就活で不利になる?

大変なことは多いかもしれませんが、地方在住だからといって就活で不利になることはありません。しかし地方の学生が東京で就活をするとなると、東京近郊で暮らしている学生よりも大変なことが多いのは事実です。

会社説明会や面接の度に東京へ行くとなると、交通費や宿泊費がかかります。これが何度もとなればかなりの出費になりますね。

地方から都内で就活をする時の注意点

地方から都内で就活をするときにはいくつかの注意点があります。大きく分けて「費用」と「時間」に関してです。

交通費や宿泊費で費用がかかる

地方から都内に移動するためには当然、交通費がかかります。地方と言っても場所は様々ですが、関東圏以外の地域に住んでいる学生にとっては都内に行くまでかなり時間がかかります。

北海道や九州から都内に行くためには新幹線、飛行機で移動することを検討する必要があります。飛行機は時期によって値段は変わりますが、いずれも往復で数万円はかかってしまいます。

また、当日移動が不可能な場合は宿泊することもあると思います。基本的に企業の採用活動は営業時間中(9時〜20時)に行われるので、その時間内に都内に行けない場合は前日入りしておく必要があります。都内のホテルは地方と比べて割高なのでそこでも費用がかかってしまいます。

移動に時間がかかる

当然ですが、地方から都内に移動する時間も発生します。企業の説明会や面接は普通1時間〜2時間くらいですが、そのために遠方の地方から都内に行かなければならないので移動時間がもったいないです。

移動中はエントリーシートの作成やSPIの勉強などに充て、なるべく時間をムダにしないようにしましょう。

地方学生が都内で効率的に就活をするコツ①【時間を節約】

上記の注意点を踏まえて、地方から都内で就活をする時に心がけるべきことを解説します。まずは時間を節約して、効率的に動くためのポイントをご紹介。

説明会や面接を同じ日に固める

都内で参加する説明会や面接を同じ日に固めておきましょう。できるだけ都内に行く回数を減らし、負担を少なくするためには重要です。

説明会や面接は大体1時間〜2時間ですので、朝、昼、夕方に1つずついれることができれば1日に3企業分は受けることができるはずです。あとは、スキマ時間にOB訪問などを入れると効率よく就活ができます。

ポイントとしては、採用ページで日程の入力ができるようになったら仮でいいので素早く入力しておくことです。人気企業の説明会や面接はすぐに埋まってしまうので、まずは日程だけ先に入れておき、後からキャンセルして調整するようにしましょう。

電話やSkypeの面接を希望する

選考の初期段階だと電話やSkypeでの面談が可能な企業もあります。もちろん、実際に対面で面接をした方が採用担当者からの心証はよくなりますが、面接合否にはあまり関係ありません。

採用担当者も地方から都内に来ることの負担はよく知ってくれているはずなので、何か事情があって面接日に都内に行けない場合は相談してみるとよいでしょう。

当日の移動手段を計画しておく

都内に行くまでは電車や新幹線になると思いますが、都内に来てからの移動を把握しておきましょう。

特に、1日に複数企業を受ける場合は移動が大変です。電車を使うのか、バスで移動したほうが早いのか、タクシーを使わないと間に合わないのか、などを事前に確認しておくと効率的に動けます。

都内は電車の路線も多く、慣れていないと道に迷ってしまうことも多いです。事前に受ける企業の位置をGoogleMap等で確認しておき、企業間の移動方法と時間を計画しておきましょう。

学内説明会に積極的に参加する

都内の企業も優秀な地方の学生を多く採用したいと考えています。そのため、就活の時期になると大学によっては学内説明会が開催されることも多いです。

学内説明会のメリットはその大学の採用実績のある企業が参加することが多いことです。そのため、企業側もある程度狙いを絞って参加しているため通常の説明会に参加するよりも有用な情報を聞けたり、社員との交流が密に行えます。

学内説明会である程度自分の中で就活の軸や志望企業を固めておき、都内の選考に参加するのが地方大学生にとって効率のよい就活となります。

地方学生が都内で効率的に就活をするコツ②【費用を節約】

就活にかかる費用もできるだけ節約していきましょう。そのためにできることをご紹介します。

面接に交通費が支給される企業を受けておく

選考が進むと面接で交通費を出してくれる企業があります。志望度は低くとも、そのような企業を先に調べておき他の企業と同じ日程で受けるようにすると交通費を抑えることができます。

志望度が低いと言っても就活を進める上で、面接慣れすることは重要ですので積極的に多くの企業を受けておきましょう。交通費を出してくれる企業は採用担当者に聞くか、みん就などの就活サイトで情報を集めるとよいでしょう。

親戚や友人の家に泊めてもらう

上京するたびにホテルに泊まっていると宿泊費がかなりかかると思います。交通費を節約するのは難しいですが、宿泊費は工夫をすれば節約することも可能です。

東京近郊に親戚や友人がいる人は、家に泊めてもらえないか、協力をお願いしてみましょう。宿泊費が浮けば費用がだいぶ節約できます。

地方の就活生を支援するサービスを利用する

近年は、地方の学生が都内で就活をする際の支援をしてくれるサービスが増えているのをご存知でしょうか?都内には地方学生が無料で使えるカフェや、シェアハウスなどもあります。

インターネットで調べてみると、便利なサービスや支援がたくさん見つかります。費用を節約したい時は、こうした就活生の支援サービスを積極的に利用しましょう。

有給のインターンシップに参加する

地方から何度も東京を訪れて就活するとなると、アルバイトをする時間もありませんよね。そんな場合は、有給のインターンシップに参加するのがおすすめです。

アルバイトと同じくらいか中にはそれ以上の時給が支給されるインターン募集はたくさんありますし、交通費を支給してくれる企業もあります。

インターンとして企業の仕事を経験すれば、業界や仕事への理解が深まります。就活をしながら就活費用も稼ぐことができるので一石二鳥ですね。

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最後に

地方から都内で就活をする時に心がけるべきポイントを解説しました。地方から都内で就活するのは大変ですが、きちんとポイントを押さえておけば決して難しくはありません。


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