内定をもらい、内定者懇親会の参加準備をしている方もいると思います。座談会や質問タイムが用意されていると、「どんな質問をしよう?」と悩んでしまうのではないでしょうか?
ここでは、内定者者懇親会でのおすすめの質問例やNGの質問例、質問をするときに注意すべきポイントなどについて解説します。質問で印象を悪くしたくない方は参考にしてください。
- ・内定者懇親会では質問するべき?
- ├内定者懇親会とは
- └内定者懇親会では質問するメリット
- ・内定者懇親会でおすすめの質問例
- ├入社までに勉強しておくべきこと
- ├具体的な仕事内容
- └仕事のやりがいや大変なこと
- ・NGな質問の例
- ├調べればすぐわかる質問はしない
- ├答えにくい質問はしない
- └休暇や給料関連の質問ばかりしない
- ・質問をするときの注意ポイント
- ├質問は具体的にする
- ├細かい質問は雑談中に聞く
- └できるだけ質問しよう
- ・最後に
内定者懇親会では質問するべき?
内定者懇親会とは
内定者懇親会は、内定者同士や、内定者と社員の親睦を深める目的で実施されます。座談会のような形式が一般的ですが、食事会がセッティングされていたり、最近はオンラインでの開催も少なくないようです。
お酒が用意されていることも多く、和気あいあいとした雰囲気で進められるので、面接などでは聞きにくかった質問もしやすい雰囲気です。
内定者懇親会では質問するメリット
複数の企業から内定をもらい企業選びで迷っている人にとっては、企業理解を深めるいい機会となります。ミスマッチを防ぐためにも、しっかりと企業や仕事内容について確認しておく必要があるでしょう。
入社を決めている場合でも、質問して疑問を解消しておくことで不安を和らげることが可能です。入社後の自分をイメージしやすくなりますし、必要な準備をして入社に備えておくこともできます。
内定者懇親会でおすすめの質問例
入社までに勉強しておくべきこと
内定をもらってから入社するまでに数ヶ月以上ある場合は、学んでおくべきことを聞いてみるのがおすすめです。入社するまでの期間を有効活用できるでしょう。
やる気がある印象を与えられるのはもちろん、入社後にスムーズに仕事をスタートできる可能性が高くなります。
入社までに身に付けておくとよいスキルはありますか?
取得しておくと入社後に役立つ資格はありますか?
入社前に経験しておくといいことはありますか?
具体的な仕事内容
具体的な仕事内容や、社内での仕事の進め方などは、なかなかイメージがわかないと思います。気になることがあれば、内定者懇親会のタイミングでより具体的な業務内容やスケジュールなどを聞いておきましょう。その会社での過ごし方を具体的にイメージできれば、社会人になる不安や怖さも払拭され、前向きに準備を進められます。
〇〇の業務内容について詳しくうかがえますか?
〇〇部署の一日の仕事の流れを教えていただけますか?
仕事のやりがいや大変なこと
仕事のやりがいや楽しさを聞いておけば、入社後の仕事や社会人生活に対してモチベーションを高めることができます。仕事で大変な点も確認しておき、心の準備をしておくことも大切です。
やりがいを感じるのはどんな瞬間ですか?
仕事で一番大変なのはどんな点ですか?
NGな質問の例
調べればすぐわかる質問はしない
「自分も何か質問をしなくちゃ」という思いで適当な質問をするのはよくありません。企業の事業内容や強みなど、調べればすぐわかるようなことを聞くと、かえって印象を悪くしてしまうことがあるからです。
内定者懇親会の前日までにもう一度企業研究を行い、企業についてしっかり調べておきましょう。まずは自分でよく調べて上で、わからなかったことや疑問に思ったことを質問するのがマナーです。
答えにくい質問はしない
会社の機密事項や社外秘の可能性がある情報についての質問はNGです。社内の人間関係や個人の恋愛事情などについて踏み込んで聞くのも避けた方がいいでしょう。
内定をもらったとはいえ、厳密にはまだ社員ではありません。あくまでもまだ「社外の人間であり入社することを予定している立場」であることをわきまえましょう。
休暇や給料関連の質問ばかりしない
入社してからの、休日数・夏季休暇・年末年始休暇についてや、月収・ボーナスについては誰もが最も気になることだと思います。しかし、休みと給料についての質問が多すぎると、「働く前から休みやお金のことばかり考えている」と思われてしまいます。
とはいえ、休暇や給料について聞くこと自体が悪いわけではありません。質問内容のバランスの問題なので、どうしても気になることがあれば少しだけ質問しておきましょう。一つのことに偏らず、さまざまな質問をしておくのがいいでしょう。
質問をするときの注意ポイント
質問は具体的にする
「今後の企業の方向性は?」「業界の展望は?」など、抽象的な質問はよくありません。質問の意図が曖昧であったり、どう答えていいかわからないような質問をされたら誰でも困りますよね。
質問はできるだけ具体的にすることを心がけてください。聞かれた人が答えやすいかどうかまでしっかり配慮し、質問内容を考えるようにしましょう。
細かい質問は雑談中に聞く
「お昼ごはんは持参した弁当を冷蔵庫に入れておいても良いですか」「靴はスニーカーでも良いですか」「ヘアアクセサリーは黒以外でも良いですか」など、細かい質問をしすぎないようにしましょう。
質疑応答の時間に、入社してから確認できること、あまりに些細なことばかり聞くのはあまり印象がよくありません。どうしても気になることがあれば、会社生活や社内のことについて話を聞いているときに、流れで軽く聞くのがおすすめです。
できるだけ質問しよう
無理に質問する必要はありませんが、ちょっとでも気になることがあるなら、気軽に質問してみることをおすすめします。企業側も、内定者にはできるだけ疑問を解消して欲しいと思っているからです。
「やる気をアピールしなくては」などと、気負う必要はありません。好印象を与える質問を考えるよりも、純粋に疑問に思っていることを素直に聞いてみてください。
最後に
内定者懇親会は、企業の雰囲気を知れるのはもちろん、疑問や不安を払拭するチャンスでもあります。面接中に聞けなかったことがあれば、この機会に確認しておくのがいいでしょう。
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