インターンの通勤時間は履歴書にどう書く?遠方から通う場合の選考対策も紹介!

インターン応募の際に書く履歴書に、通勤時間を記入する欄が設けられている場合がありますが、どのように記入すれば良いのでしょうか。この記事では履歴書の通勤時間の適切な書き方、遠方からの通勤でも不利にならないための選考対策について詳しく解説します。

目次

履歴書の通勤時間欄の書き方

通勤時間は志望動機やガクチカと比べると重要性は高くないですが履歴書の大事な一部です。採用担当にとって分かりやすく、ポイントを抑えて書けば好印象を与えられるのでしっかり書き方を抑えて採用の可能性を上げましょう。

最短で片道何分かかるのかを書く

通勤時間欄には自宅から職場まで最短ルートで片道何分かかるのかを記入します。例えば1時間未満の場合は「0時間45分」と書き、一時間ちょうどで着く場合は「1時間0分」と記入すると、記入漏れだと思われることを防げます。

5分刻みで書くのが一般的で、それ以上細かく書く必要はありません。実際にかかるのが43分なら、40分か45分と書きましょう。繰り上げ繰り下げは指示が無い場合は自由です。

営業所が複数ある場合は基準を1か所決める

企業によっては営業所を複数持っている場合もあります。この場合は、基準にする営業所を一つ決めて書くのが良いです。

決め方は2パターンあり、最寄りの営業所か、希望の職種の社員が使う営業所です。希望する職業の営業所を基準にすれば、下調べをちゃんとしていることや志望度の高さをアピールできます。職種によって営業所が決められていないなら、最寄りの営業所を基準にするのがベストです。

使う交通機関も書く

交通機関によっては天候や道路状況によって通勤に影響が出る場合もあるので、会社が前もって把握できるように使用する交通機関も履歴書に書きましょう。

なるべく詳しく書くのが大切です。例えば「JR○○分」だけではなく「JR◎線○○分」などと記入します。複数の交通機関を使用して通勤する場合は、「JR◎線○○分、バス△行き○○分、徒歩○分」などと、使用する交通機関全て書くようにしてください。

履歴書に通勤時間を書く理由

一見通勤時間は選考において重要ではなさそうですが、なぜ履歴書に通勤時間を書くのでしょうか。理由を把握しておけばどのように履歴書の通勤時間を書けば企業に良い印象を与えられるかがより深く分かるので、主な理由を解説します。

通いやすさを把握するため

通勤時間を知っておけば、インターン生が職場に来るまでの負担を見積もることができます。仕事のトラブルが起きて急遽特定の従業員を呼ばなければならない時などに、通勤時間を把握していないといつ到着するか予測ができず、現場が混乱しかねません。

長時間の通勤は従業員に負担をかけてしまうため所要時間を把握したいという企業もあります。フレックスタイム制の企業は、負担の少ないシフトを組むために通勤時間を判断材料にするようです。

会社負担の交通費を見積もるため

福利厚生として通勤にかかる交通費を会社が負担する場合も多いです。このような制度がある企業は負担する交通費の総額を見積もるために従業員の通勤時間を把握しています。

配属先を決める材料にするため

営業所が複数ある企業は、通勤時間を従業員の配属先を決める際の判断材料の一つとすることがあります。あまりにも職場が遠いと負担になるので、通勤時間と本人の希望を踏まえてどの営業所に配属するかを決定します。

遠方通勤でも不利にならないための選考対策

通勤時間が長いと会社負担の交通費が増えたり、急な呼び出しが入った時すぐに到着できなかったりと、遠方からの通勤は不利な条件とされることがあります。この項目では、通勤時間によって不利にならないような対策を紹介しているので活用してください。

備考欄に通勤時間を気にしていない旨を書く

多くの場合履歴書には備考欄があり、そこには自分の希望や知っておいてほしいことを書けます。「遠方からの通勤でも構わない」と書いておけば、採用担当者もその気持ちを踏まえて選考を行えます。通勤時間の欄に書くと見づらくなってしまうので、必ず備考欄に書くようにしてください。

大学と職場が近い場合はそれを伝える

インターンの場合は自宅ではなく大学から職場に向かうことも多いです。職場と自宅は遠くても、大学と職場が近く、そこからなら通いやすいという場合は、そのことをしっかり書くようにします。きちんとアピールするために、大学からはどの交通機関を使って何分で着くのか細かく伝えましょう。

最後に

履歴書の中では通勤時間はあまり注目されない項目ですが、選考の大事な判断材料となる部分です。採用担当が分かりやすいように、基本のマナーを守って丁寧に記入しましょう。遠方からの通勤でも、その不利をカバーできる手立てはあるので、方法を理解して前向きに選考の対策をとることが大切です。書き方を細かい部分までマスターして、採用の助けになる履歴書を書けるようになりましょう。


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