インターンって具体的に何するの?職種別に解説!

長期インターンに参加する時には、自分が働きたい職種を選ぶ必要があります。しかし、企業で働いた経験のない就活生は「この職種は何をする仕事なのか」を具体的にイメージできずに、困ってしまうこともあるでしょう。

そこで今回は、職種別にインターンで何をするかを解説していきます。インターンの種類別の特徴と目的、インターンの探し方などもご紹介します。

インターンって具体的に何をするの?職種別に解説!
目次

インターンの種類

インターンは開催期間によって大きく3つに分けることが出来ます。半日から1日のみ開催の「1DAYインターン」、数日〜1週間程度の期間で行われる「短期インターン」、数ヶ月~数年の長期にわたって実施される「長期インターン」の3つです。

この中でも「長期インターン」は、実際に企業に出勤し、社員と共に働くことになります。そのため、どの職種が何をするかを理解し、自分がどの職種で働きたいのかを考えておく必要があるのです。

1DAYインターンの特徴と目的

1DAYインターンは、半日から1日で完結するインターンです。内容は講義形式で会社の説明を聞くものや、グループワークを行うものなどがあります。

オフィスや施設の見学が実施されることも。その企業で働く社員との座談会が開催されるケースもあります。学生の選考というよりは、「企業を知ってもらうこと」がメインの目的となっていることが多いです。

短期インターンの特徴と目的

短期インターンは、数日〜1週間程度の期間で行われることが多いです。内容はグループワークがほとんどです。

インターンに参加する学生が数名ずつのグループに分けられ、課題解決や新しい事業計画などのワークをするというもの。面接ではわからない学生の能力や人間性をみることが目的となっていることが多いです。

長期インターンの特徴と目的

長期インターンは、数ヶ月以上のインターンで、中には数年続ける学生もいます。定期的に企業に出社して社員と主に働きます。

社員と同じように実際の業務に携わることになり、業務を覚えてスキルが身につけば責任のある仕事を任されることも。1DAYインターンや短期インターンとは異なり、有給であることがほとんどです。

「企業を知ってもらいたい」「即戦力として学生インターンを求めている」「長期間かけてマッチングを見極めたい」など、長期インターンの目的は企業によって様々です。

職種別!インターンの仕事内容を解説

営業

営業は自社の商品・サービスを顧客に売るのが仕事です。ただし、一方的に売り込むのではなく、顧客のニーズを丁寧に聴き取り、そのニーズを満たせる商品やサービスを提供することが大事。ヒアリング能力とプレゼン能力が必要とされる職種です。

個人を対象とした営業と、企業や団体などの法人を対象とした営業とがありますが、どちらにしても接するのは「人」。やるべきことはあまり変わりません。 新卒は入社してしばらくは営業を任されることも多いため、就活中や就職後にインターンでの経験を武器にすることも可能です。

マーケティング

マーケティングの役割は、自社の商品・サービスを購入してもらうまでの流れを構築すること。自社がターゲットとする層を見据え、そのライフスタイル・経済状況・好み・価値観などを想定しながら、商品やサービスをどのようにアピールするかを考えていきます。

直感的に判断するのではなく、様々なデータや数値を根拠として分析した上で、最善の方法を取っていくことが求められます。そのため、論理的思考力を持った人材に適していると言えるでしょう。

企画

新たな商品・サービスの開発に携わったり、新規顧客を獲得できる営業・広報の仕方などを検討したりと、イメージを形にしていくのが企画の仕事です。また、新規事業の立ち上げに取り組む場合もあります。

市場動向を調査・分析して消費者が求めているものを発見したり、新たなアイデアを出し合ったりといった活動に取り組んでいきます。インターン生は新鮮な視点から企業を見つめることができるため、その素朴な意見に期待されることも。創造力や問題解決能力に優れている人におすすめの職種です。

事務

事務は社員をサポートし、働きやすい環境を作る仕事です。そのため、企業によって事務に求められていることは実にさまざま。書類の整理や資料の作成など裏方としての仕事もあれば、電話対応や受付業務など顧客と直接関わる仕事を任されることもあります。

社員や顧客の動きを観察しながら、臨機応変に対応することが求められるので、「人の役に立ちたい」という熱意の高い人や、鋭い観察力を持った人に合っている職種と言えるでしょう。

エンジニア

プログラミング言語を用いて、自社サービスの開発や設計、テストやデバッグ作業を行うのがエンジニアという職種です。「将来エンジニアとして活躍したい」「身に着けたスキルを活用したい」という人におすすめ。

インターンシップでは、プログラミング未経験者でも受け入れてくれる企業もあります。また、エンジニアのインターンは企業に出勤しなくても、在宅で作業ができることもあり、「大学で忙しいけれど、インターンには参加したい」という学生からも人気が高いです。

ライター

ライターはWebメディアに記事を投稿したり、取材や撮影を行ったりといった仕事を担当します。また、インターネット上で記事が上位表示されるよう工夫したり、スマートフォンからでも見やすい構成や見出しを考えたりと、一方的に発信するだけでなく、読者を意識した記事執筆が求められます。

実際に企業で勤める際にも必要となる情報収集スキルや、相手を意識して分かりやすく伝える力を養うことができるでしょう。

デザイナー

デザイナーはHTML・CSSを使ったコーディングや、PhotoshopやIllustratorを使った画像作成などにより、デザインを作り上げていく職種です。デザイナーインターンの魅力は何と言っても、実際に活躍しているデザイナーのそばで学べること。「将来はデザイナーになりたい」という熱意があるなら、ぜひインターンに参加してみましょう。

ただし、Webデザインを得意とする企業もあれば、商品パッケージのデザインに特化した企業やポスターや広告のデザインを手掛ける企業もあります。自分がどんなデザイナーになりたいかをイメージしながら、インターン先を選ぶと良いでしょう。

志望職種は決まったけど、インターンはどうやって探せばいい?

大学の窓口で相談してみる

大学には、多くのインターンシップ情報が寄せられています。大学の就職課やキャリアセンターで、インターンの募集について聞いてみるといいでしょう。

企業に直接問い合わせる

志望企業がはっきりと決まっている場合は、直接企業に問い合わせてみるという方法があります。企業のホームページに「インターン募集情報」が掲載されていることもあるので、チェックしてみてください。

インターンシップ専門のサービスを利用する

志望企業がまだ決まっていない場合は、インターンシップ専門のサービスを活用するのがおすすめです。業界や勤務地などでインターン募集情報を絞ることができるので、効率よくインターン募集を検索してチェックすることができます。

最後に

長期インターンはしっかりとした目的意識をもって参加しないと、ただのバイトと同じように「お金をもらって働く」ことだけが目的化してしまいます。「インターンで何を学びたいのか」「どんなスキルを伸ばしたいのか」をはっきりさせましょう。
後はインターンの職種の中から自分に合ったものを選ぶだけです。インターンの職種それぞれが何をするかを理解し、自分に合った職種を見つけてみてくださいね。

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