ホンダトレーディングのインターンシップ体験談

• ・株式会社ホンダトレーディングのインターンシップ（2022卒,9月）体験談
• ├インターン、学生情報
• ├インターンシップに参加した理由、きっかけ
• ├インターンシップ参加のための選考や参加に向けて準備したこと
• ├ES、面接の内容
• ├インターンシップで体験した仕事内容
• ├インターンシップで得たものや成長できた点
• ├インターンシップの報酬
• ├インターンシップ参加後の現在興味のあるor就職予定の仕事、その理由について
• ├このインターンはどんな学生にオススメ？
• └インターンシップに関する後輩へのアドバイス等

インターンシップで体験した仕事内容

序盤ではホンダトレーディングの事業内容が簡単にレクチャーされる。ホンダを含む自動車業界が世界的には人口増加に伴う将来産業であり、そのなかでホンダと連携しているホンダトレーディングが独自の地位を占めると述べられた。アイスブレイクでは「商社は社会の中でどのような仕事を担っているのか」という出題がなされる。
ついでグループワークに移行し、社員側から課題が出される。課題は「災害によって操業を停止した海外(アジア)の工場に対して、どのように納期までに新たな生産装置を届けるか」というもの。船舶、空路などいくつかの輸送手段とその所要時間が示され、これらの物流手段をどのように組み合わせ早く安く荷物を届けるかを競う。各グループで議論ののち計画を書き出し、発表する。それに対して社員側からのフィードバックと順位付けがされ、最後に過去実際に類似の障害が発生した際にどのように対処したのかが紹介される。座談会の場が設けられ、解散となる。

インターンシップで得たものや成長できた点

商社の仕事に対する考え方を、1dayのインターンの中で手軽に体験できた。特に「示された納期よりもさらに早く届けることで、現地の雇用や生活にも商社としてより強く貢献していく」という姿勢を追体験できたことは有意義だった。ただ、グループワークで擬似体験したプロジェクトは華やかな反面、この企業の業務の中でもかなり特殊な事例であり、ホンダトレーディングにおける日常的な業務を体験できたとは言えないようにも感じる。

インターンシップの報酬

なし

インターンシップ参加後の現在興味のあるor就職予定の仕事、その理由について

もともと商社への就職は考えておらず、このインターンシップ参加以降も商社に強い興味を持つことはなかった。就活終了まで候補として頭の片隅にはあったものの、エントリーをすることもなかった。ただ、物流や海外という点ではやや共通点のある就職先に就職したとも言える。

このインターンはどんな学生にオススメ？

商社に興味がある学生にはおすすめである。いっぽうで社会一般の想像する「総合商社」のインターンで積極的に経験値を積みたい場合には、この企業のインターンシップはやや方向違いかもしれない。

インターンシップに関する後輩へのアドバイス等

参加学生のレベルには開きがあり、自動車産業や金属の採取などに関する基本的な知識がないまま参加している学生などは、商社やサプライチェーンに関する議論に加わることができないでいた。ホンダトレーディングは商社の中でも自動車産業に強く結びついているという特徴的な企業であるため、参加の前には自動車産業に関する予備知識を持っておくことで、このインターンシップでの議論や経験をより有意義なものにできるだろうと感じる。