院試に落ちたときにやるべきこと!浪人か就職か徹底解説!

大学院進学を検討する時に、多くの学生が心配するのが「万が一院試に落ちたらどうしよう」ということ。院試に落ちた時に浪人した方が良いのか、就職に切り替えた方が良いのか迷うところですよね。

そこで今回は、院試に落ちた場合はどんな進路があるのか、院試に落ちたときにやるべきことなどについて解説します。

万が一院試に落ちたらどうしよう
目次

院試で落ちる人はどのくらいいる?

院試の倍率は専攻により大きく異なる

大学院入試の倍率はどの程度なのでしょうか。東京大学の「大学院生の入学状況(2019年)」を見ると、薬学系研究科では100名の入学定員に102名の志願者が集まり、合格倍率は1.02倍となっています。

その一方で法学政治学研究科の総合法政専攻では入学定員20名のところに109名の志願者がおり、合格倍率は5.45倍となっています。

年度により合格者数が変動

また、大学院入試では事前に入学定員を示していても、入学者数はそれを上回ったり下回ったりすることもあるため、その年によっても合格者数には変動があります。

人気の研究科への進学を検討している場合には、自分が不合格となる可能性も考慮しておく必要があるでしょう。

院試に落ちた場合はどんな進路がある?

秋からの就活

院試に落ちた時に検討したい1つ目の方法が「秋からの就活」です。大学院入試は6~8月頃に実施されることが多いため、秋には不合格が分かります。そのため、すぐに動き出すことができれば秋就活には間に合うのです。

とは言え、就活の選考が行われるのは12月頃まで。秋就活を実施している企業をできるだけ早く見つけて応募すると共に、自己分析や面接練習を並行して取り掛かることが求められます。

1人で全てをこなそうとするのではなく、合同説明会やキャリアセンターなどの資源を活用することが大切です。

既卒としての就活

大学を卒業してから、就活を行う「既卒としての就活」も考えられる手段の1つです。新卒就活の流れにとらわれず、自分の好きなタイミングで就活を始めることができます。働き始める前に海外留学やワーキングホリデーなどの経験を積めるのも魅力です。

ただし、新卒採用をメインとする企業が多く、就労経験のない既卒の就活はやや厳しいのが現状。新卒よりも戦力になれるよう、社会人としてのマナーやスキル向上に力を入れておく必要があります。

秋・冬に行われている院試を受験

多くの院試は夏に行われますが、秋や冬に院試を実施する大学院もあります。「大学院に進学してやってみたい研究がある」「大学院を修了して資格を得たい」など、大学院進学に強い熱意のある方は、秋・冬の院試を受験することも可能です。

ただし、秋・冬の院試は社会人や外国人といった枠での募集であることも多いため、募集要項をよく読み、受験資格を確認しておきましょう。

研究生をしながら浪人

大学を卒業後も研究生として研究室に残りながら、浪人生活を送ることもできます。教授による指導を受け続けられるほか、大学の施設も使えるため、卒業後も環境を変えずに学び続けたい場合にはおすすめの方法です。学費の面でも学部生として在籍するより安く抑えられることがあります。

しかし、研究生だからと言って配慮してもらえず、他の院生や学部生と同じような活動への参加を求められ、勉強時間がなくなってしまうこともあります。

1年間の留年

卒業論文を提出せずに留年して翌年の院試に挑戦するという方法もあります。しかし、翌年の院試でも落ちてしまった場合、就活に切り替えても「留年」という事実が残ってしまいます。

きちんと卒業して研究生をしながら院試勉強に取り組む方が、万が一の時にも「大卒」という学歴を武器として活用することができるため安心です。

院試に落ちて慌てないために出来ること

大学院に進学する目的を明確にする

大学院を受ける時には「なぜ大学院に進学したいのか」をよく考えておくようにしましょう。「この教授のもとで学びたい」という場合には、院試に落ちたら来年に向けて浪人すべきでしょうし、「とにかく大学院に進学したい」という場合には、秋・冬の院試を検討すべきです。

大学院の進学目的によって院試に落ちた後の対応が異なりますので、自分の気持ちをよく見つめ直してみてください。

早めに準備に取り掛かる

院試で大切なのは早めに準備に取り掛かること。第一志望の大学院の情報を入手しておくことはもちろん、第二・第三志望の大学院の情報もしっかり集めておきましょう。当然ながら院試勉強も計画的に取り組むことが重要です。

また、就活に切り替える場合にも早くスタートすればするほど、内定を獲得できる可能性は高まります。ずっと悩んで立ち止まってしまうのではなく、まずは行動することから始めてみましょう。

滑り止めを確保しておく

1つしか志望校を用意せずに不合格になった場合には、そのショックは大きくなってしまいます。ショックで頭が真っ白になってしまっては、次の進路を見つけることもできません。 安心感を得るためにいくつかの滑り止めを確保しておくことも大切です。

滑り止めの大学院に合格しておけば「もし落ちても、ここに通える」とほんの少し気持ちに余裕ができ、冷静に物事を判断できるようになります。

院試に落ちてから就活を始める場合にすべきこと

なるべく早く就活をスタートする

院試の結果は、8〜9月中に発表されることが多いです。遅いところだと12月くらいまで選考を行っている企業があるので、就活をしようと思えば十分間に合います。

しかしできるだけ早いスタートをきるに越したことはありません。秋就活をするならできるだけ早く就活を開始して、スピードを意識して効率的に就活をすることが大切です。秋採用の募集情報やインターン募集情報のチェックなど、すぐに始めましょう。

インターンシップに参加する

短い期間で効率的に就活をするなら、インターンシップの機会を活用するのがいいでしょう。業界研究や企業分析を行ったり会社説明会に参加するのもいいですが、インターンシップに参加すれば、企業の雰囲気を実際に見ることができ、仕事内容の理解も深まります。

自分と企業の相性や職種への適性も見極めやすくなるので、短い時間で効率よく就活を進めていくことができるのです。

院試の結果がわかる9月頃は、多くの企業がちょうど秋冬のインターンの募集をしている時期です。就活をするかどうか、今後の進路について迷っている場合でも、とりあえずインターンの募集情報だけはチェックしてみてください。

迷っているならとりあえず就活をしてみる

院試に落ちてしまうと、気分が落ち込んで今後の進路について考える気になれないかもしれません。浪人や留年など選択肢がある分、迷ってしまう人も多いです。しかし、実際には悩んだり、迷っている時間はありません。

とくに就活の場合はしばらく考えてから「よし就活しよう」と思っても、すでに募集が終わっていて間に合わなくなってしまう可能性が高いです。

進路に迷っている場合は、迷いながらでもとりあえず就活をしてみることをおすすめします。就活は途中でやめることもできますし、就活をすることで今後やりたいことや進みたい道が明確になることもあります。

既卒として就活する道を選ぶとしても、秋採用に応募して就活を経験しておけば学ぶことも多いでしょう。

インターンシップを探す

まとめ

今回は院試に落ちたらやるべきことをご紹介しました。院試に落ちると少なからずショックを受けてしまいます。そんなショックの中で冷静に次に取るべき行動を判断することは困難です。事前に情報を収集して「万が一落ちてしまった場合にはこうしよう」と決めておけば、スムーズに取り掛かることができるでしょう。

また、1人で抱え込まず、家族や教授など身近な人と話しながら検討しておくことも大切です。「身近な人だから相談できない」という場合には学生相談室なども活用してみてくださいね。


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