【例文付き】住宅メーカー志望のESの志望動機の書き方!

「家を建てる」という人生の大きなイベントに関われることから、就活生に人気の住宅メーカー。TVCMなどで見かける大手から地域密着型の中小企業まで、数多くのメーカーがあります。

ここでは住宅メーカーを目指す就活生のために、志望動機の書き方について解説します。住宅メーカーの仕事内容の解説や説得力のある志望動機作成のポイント、志望動機の例文もご紹介しますのでぜひ参考にしてください。

【例文付き】住宅メーカー志望のESの志望動機の書き方!
目次

住宅メーカーの概要と動向

住宅メーカーとは?

自社で取り扱う住宅を販売する企業のことを、住宅メーカーと言います。積水ハウス、住友林業、大和ハウスなど、住宅のTVCMを行っているメーカーが多いのでイメージが湧きやすいと思います。

各社のメインの事業は戸建住宅の販売ですが、それ以外にも、マンション賃貸・分譲、リフォームなどの事業も手がけていることが多いです。

IT化で進化する住宅

近年では、太陽光発電ができる住宅や環境に配慮したエコハウス、インターネットを取り入れたスマートハウスなど、これまでの住宅に付加価値をプラスした新しい住まいが提案されています。

少子化や晩婚化により、独身者向けの住宅の開発に力を入れるメーカーも増えています。社会の変化に合わせて、今後はどのような住宅が求められるようになるのか注目しておく必要があります。

住宅メーカーの主な職種は?

住宅メーカーの仕事と聞いて一番に思いつくのは、やはり家を売る営業の仕事ではないでしょうか?しかしその他にもさまざまな業務に携わる人がいて、家を作り、売る仕事が成り立っているんです。ここでは住宅メーカーの主な職種をご紹介します。

営業

住宅展示場や自社の住宅紹介イベントに訪れたクライアントに話を聞くところから始まります。どんな所にどんな家を建てたいのか、どんな暮らしをしたいのか、などヒアリングを行い、クライアントのイメージする住宅を提案する仕事です。

資金計画や工事のスケジュールなどについても話し合いを重ね、家を建てるという人生の一大イベントが悔いのないものとなるように工事中も連絡を取り合い信頼関係を築きます。引き渡し後も長きにわたりアフターフォローにあたります。

技術職

・設計
契約前から営業とともに客先に出向き、住まいへの要望やライフスタイルに合った家の設計を考えて提案します。契約後にはさらにすり合わせを進め、クライアントが納得する住まいの設計を考えて図面を作成します。

・現場監督
工程や施工計画を作成し、工事に必要な施工業者や人材を選定・手配します。頻繁に現場に出向き、出来をチェックし、設計通りの家が作られているか確認します。

クライアントに工事の進捗を伝えたり、実際に現場に案内して確認してもらったりして、クライアントが安心できるように配慮するのも大切な仕事です。建築や施工に関する知識、スケジュール管理やマネジメントスキルが必要になります。

・研究開発
住宅に取り入れられる技術を研究開発する仕事です。スマートハウスやAI、IoTなどの先端技術をはじめ、地盤や工法、住宅の構造設計などさまざまな分野の研究開発業務があります。

・生産技術
屋根や柱や壁などの部材を工場で生産しているメーカーでは、工場内の機械や設備、ITインフラの管理やメンテナンスの仕事も発生します。

事務職

お客からの電話相談やアフターフォローに対応するコールセンターの仕事、住宅展示場内を案内する仕事、社員の福利厚生や勤怠などを管理する総務など、縁の下の力持ち的な事務職にもいろいろな業務があります。

志望動機に書くべき3つのこと

住宅メーカーの志望動機に最低限書くべきことは3つあります。住宅メーカーに限らず、他の業界や職種にも共通することなので、履歴書やES(エントリーシート)の志望動機を書くときの参考にしてください。

住宅メーカーを志望する理由

まずは、「数ある業界からなぜ住宅メーカーを目指したのか」を書くことです。「住宅メーカーに興味を持つようになったきっかけ」や「住宅メーカーだからこそできること」を考えてみるといいでしょう。

該当企業を志望する理由

住宅メーカーの中でも、なぜ該当企業なのかという理由が明確でないといけません。各社とも、企業理念や注力分野、商品コンセプトなどに違いがあります。

企業分析では志望企業だけでなく同業他社についても調べるようにしましょう。ライバル会社の特徴も調べると、志望理由も明確になってきます。

仕事を通じて成し遂げたいこと

最後に仕事を通じて自分が実現したいことを書きましょう。「こんな夢を実現したい」「こんな仕事がしたい」ということが明確だと、仕事に対する前向きな気持ちが伝わります。

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志望動機の説得力を高めるコツ

志望動機をより説得力のあるものにするいくつかのコツをご紹介します。

一文目に結論を持ってくる

就活における文章は、わかりやすさが第一です。結論を一文目に持ってくると言いたいことがダイレクトに伝わるので、採用担当者の印象に残りやすくなります。

動機となるエピソードがあるとよい

志望のきっかけとなるエピソードがあると、志望度の高さや思いが伝わりやすくなるので、あれば書きましょう。とくにないなら、無理に書く必要はありません。エピソードが思いつかない場合は、思いや熱意を軸にして書きましょう。

志望動機の例文を紹介

住宅メーカーの志望動機例文を紹介します。ES(エントリーシート)の作成や面接にお役立てください。

例文①

帰ってきてホッとする、安らげる家を設計することで、多くの人の暮らしの質を高めたいと思っています。

私は大学時代、建築学科で設計を学びました。さまざまな建物の設計をしましたが、そこに暮らす人をイメージしたり、ライフスタイルを想像したりしながら設計するのが楽しく、住宅の設計をする仕事がしたいと考えるようになりました。

御社は、住宅メーカーの中でも温もりのある木造の家づくり、自然との共生にこだわっております。これは、私が考える住宅のコンセプトと一致するので、ぜひ御社で設計の仕事をしてみたいです。

木造の良さを活かした設計を考え、住む人が温もりを感じ、それによって家庭内の雰囲気までよくなるような家を設計したいと考えています。

例文②

私は、生活の基盤である「家を買う」「リフォームする」といったお客様の人生の大きな節目に関わり、寄り添っていきたいと思っています。

私が中学に入学する際に実家をリフォームし、自分の部屋が持てるようになりました。この時の嬉しさは今でもよく覚えています。そして、その時の住宅メーカーの営業担当者の方が、私と一緒に自分のことのように喜んでくれ、母も営業の方がとてもよい方だったと感激しており、リフォームした以上に家の価値や、毎日の楽しさがアップしたような気がしました。

その経験から、家は普通の買い物とは違い、家族の気持ちや暮らしにも変化が及ぶ、お金以外の意味でも大きな買い物だと思いました。そして、そこに寄り添う営業の果たす役割も大きいです。

御社は住宅メーカーの中でも、営業の評判がよく、お客様と二人三脚で行う家づくりやアフターフォローのよさに定評があります。私も、お客様に家を建ててよかったと心から思ってもらえるように、困りごとに耳を傾け、一緒に喜び、信頼してもらえるような営業として活躍したいです。

志望動機がどうしても思いつかない時は?

業界研究・企業研究をする

住宅メーカーはたくさんありますが、それぞれ強みや力を入れていることは異なります。「資材の調達に強いメーカー」「耐震や安全面にこだわった設計が特徴」「新しい技術の導入に積極的」など、それぞれの強みや特徴を分析してみると、働きたいメーカーも明確になるでしょう。

OB・OG訪問をする

就活生にとっては住宅販売の業界や仕事が身近に感じられないのも無理はありません。ネットや会社紹介だけではわからないことも多いので、実際に住宅メーカーで働いている先輩に話を聞いてみるのもいいでしょう。

インターンシップに参加する

住宅メーカーを目指しているなら、関連企業のインターンシップに参加してみることをおすすめします。就業体験をすると業界や仕事内容の理解が深まり、志望動機も作成しやすくなるでしょう。

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最後に

志望動機は、同じ内容でも伝え方で大きく印象が変わります。言い回しや表現方法などを工夫して、採用担当者の印象に残るような志望動機を考えてみましょう。


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【例文付き】人材業界志望のESの志望動機の書き方!
【例文付き】人材業界志望のESの志望動機の書き方!

就職活動や転職活動において、人と企業を結び付ける人材業界。人の人生の転機に関わる責任ある仕事であるため、やりがいは大きいでしょう。様々な人と接する機会があるため、人が好き、コミュニケーションを取ることが好きな人に向いている業界です。 規模が拡大している勢いのある業界なので、就活生からの人気も高いです。そのため、ES(エントリーシート)や履歴書での志望動機もきちんと練って書かなければなりません。ここでは、人材業界への志望動機を例文付きで紹介しますので、ESの作成時にお役立てください。 人材業界は4つの業種に分類される 人材業界は、業務内容から大きく4つに分類されます。まずこれを知らないと採用担当者から「業界研究ができていないな」、と思われてしまいますので4つの違いを理解しましょう。 人材紹介ビジネス 企業と求職者のマッチングをするビジネスです。人材派遣会社に登録した求職者の中から、企業の条件に合った求職者を探し、企業へ一定期間派遣します。派遣期間終了後、お互いの条件や仕事内容が合えば、企業と求職者に雇用関係を結んでもらいます。 人材派遣ビジネス 人材紹介ビジネスと同じく企業と求職者のマッチングをします。企業と人材派遣元があらかじめ決められた雇用期間と業務内容で契約を結び、人材派遣会社に登録している求職者を派遣します。雇用期間を過ぎても、企業から更新の依頼があり求職者が承諾すれば、随時契約を更新します。人材紹介とは異なり、企業と求職者は直接雇用関係を結びません。 求人メディアビジネス 企業から集めた求人情報を、求職者に紹介するためのメディアを作成する仕事です。紙媒体もしくはWebメディアがありますが、近年はWebメディアが主流となっています。 人材コンサルティングビジネス 契約先の企業から要望をヒアリングし、社員の育成教育を行ったり、職場を活性化させるための方法を提示します。企業の内部に関わる業務のため、より高いコミュニケーション能力や、人材育成のための知識・スキルが必要となります。 ESの志望動機に盛り込みたいポイントは? 人材業界に限ったことではありませんが、志望動機には以下の3つが欠かせません。 ①人材業界を選んだ理由 ②志望企業を選んだ理由 ③自身が活躍できる根拠 説得力のある志望動機を書くには、業界研究や企業研究、自己分析をしっかりする必要があります。 なぜ人材業界を選んだのか? まず欠かせないのが、人材業界を選んだ理由です。人材業界は企業と人をつなぐ仕事です。 「企業と人材をマッチングさせて雇用を生み出し、労働市場を活性化させたい」「マッチした仕事を紹介して働くことの喜びを感じてほしい」といったものや、「人材教育のプロになって企業を活性化させたい」など、業種に応じて様々な動機が考えられると思います。 どうしてこの企業なのか? 業界への志望動機は割と簡単に作成できると思いますが、各企業の強みを見つけ、それを志望動機に結びつけるのはなかなか難しい作業ですよね。でもこれができていないと、「人材業界ならどこの企業でもいいのかな?」と思われてしまいます。 企業の仕事内容や特色、強みを理解し、なぜこの企業を志望したのかという理由がきちんと書けていないとなりません。そうすることで、志望度や入社意欲の高さが伝わりやすくなります。 自分が貢献できるポイントをアピール 上記の2つがクリアできたら最後に、「自分がその企業でどう活躍できるのか」「貢献できることは何か」ということを書きましょう。ただ、志望動機は自己PRするところではありませんので、自分の特長と企業の強みを関連付けるような書き方がいいと思います。 人材業界の志望動機例文3選! 例文①実際にサービスを利用した体験をベースにした志望動機 私は、多くの方に仕事を通じてよい経験をしてほしいと考え人材業界を志望いたしました。また貴社の、求職者一人ひとりに丁寧に向き合う姿勢に共感し、自分もその一員となりたいと思い、貴社を志望しました。 私は大学時代、貴社の人材派遣サービスを利用して、派遣の仕事をさせていただいていました。担当者の方は、学生の私の話もじっくり聞いてくださり、対応も丁寧でとてもうれしく思いました。そして、紹介していただいた仕事は、様々な業界のものでしたが、どれも満足できるもので、仕事を通じてよい経験をたくさんさせていただきました。この経験から、私も求職者により良い経験を提供していく、人材業界で働きたいと強く思うようになりました。 私は、人の話をじっくり聞く傾聴力には自信がありますので、企業と求職者のよき相談相手となって貴社で活躍できる人材になりたいと思っています。 ・志望企業のサービスを利用した経験から、企業のことをよく知っていることが伝わる ・企業の求職者と丁寧に向き合う特長と、自分のアピールポイントが合致している 例文②サービスに対する感想や共感をベースにした志望動機 私は、マッチ度の高い、企業と求職者を結ぶ懸け橋になりたいと考え、人材業界を志望しました。その中でも、貴社を志望した理由は、大学時代にアルバイトを探す際と、就活時に、お世話になった貴社の求人サイトをよりよいサービスにしていきたいと考えたからです。 貴社の求人サイトは、職場の雰囲気が伝わる動画や、働いている人のコメントが充実しており、自分が働いている姿をイメージしやすかったです。実際に貴社求人サイトに掲載されていた職場でアルバイトしたところ、サイトで表現されていた通りの雰囲気で、ミスマッチなく長期間働くことができました。求職者に正確な情報を分かりやすく伝えることで、企業と求職者の架け橋となっている貴社で、私も役に立つ情報を発信する仕事をしたいと思います。 私は趣味の情報を発信するブログを運営しており、常に分かりやすい伝え方や役に立つ情報を掲載することを心がけています。自身の経験を活かして、貴社のWebメディアの活性化のお手伝いをしたいと考えております。 ・志望企業のサービスを利用したことがあり、そのよさを伝えている ・自身の経験が仕事で役立てられることが伝えられている 例文③自身の成功体験をベースにした志望動機 私が人材業界を志望する理由は、人材育成を通じ、日本の企業を活性化させたいと考えたからです。 私は大学時代、飲食店のアルバイトを4年間続けていました。3年生になってからは、新人アルバイトの教育係を任され、業務を教えたり、お客様に対応するときの心構えなどを教えていました。 教える中で、画一的に教えるのではなく人によって教え方を変えた方がうまくいくことや、お客様への対応を工夫することで売上が伸びるなど、自分なりに教育することでの成果を知り、人材育成に強く興味を持ちました。 貴社は、人材業界の中でも人材コンサルティングに特化しており、社員教育に関する様々なノウハウを蓄積されていらっしゃいます。私もアルバイト時代の経験を活かし、貴社で社員教育のスペシャリストとして、多くの企業を活性化させたいと考えております。 ・人材コンサルティングに特化した企業で、アルバイト時代の経験を活かせることが書かれている ・企業を活性化させたいという、入社後の目的が書かれている 人材業界の志望動機で効果的にアピールするには? コミュニケーション能力の高さをアピール 人材業界は、多くの企業や人と関わる業界です。ただ関わるだけでなく、長期間にわたり良好な関係を築いていくことが求められます。 そのため、コミュニケーション能力の高さをアピールすることができれば、説得力のある志望動機が書けるでしょう。人が好き、関係性を築くのが得意であるというエピソードを盛り込んでみてください。 柔軟性をアピール 人材業界には、コーディネーターやコンサルタント、営業とさまざまな職種がありますが、どの職種でも求められるのが、柔軟性です。めまぐるしく変わる状況に臨機応変に対応できる人材は重宝されます。 多様な企業や個人と関わる仕事では、柔軟性や臨機応変な対応力が欠かせません。こうした能力をアピールできないか考えてみましょう。 より良い志望動機を書くために 志望企業以外にも目を向ける 人材業界は、競争が激しい業界です。同じようなサービスを提供している企業もたくさんあります。志望する企業が決まっていたとしても、ライバル企業なども含めて、業界全体の研究をしっかりと行いましょう。 業界全体を理解し企業を比較することで、企業の特色や優れた点を理解しやすくなりますし、志望動機も説得力が増します。 実際にサービスを使ってみる 業界や仕事をよく知るために、実際にサービスを利用してみましょう。人材サービスはアルバイトを探す際に使ったことのある大学生も多いと思います。 派遣の仕事などは大学生でも応募可能なものがたくさんあるので、人材業界を志望する学生はぜひサービスを体験してみてください。 インターンシップに参加する 説得力のある志望動機を書くには、やはり実際に業界を知り、その仕事を体験することです。大学生には、企業で就業体験ができるインターンシップのチャンスがありますよね。 企業で仕事を体験することで、やりたい仕事や実現したい夢も明確になるでしょう。逆にイメージしていたのと違うということに気づくこともできるので、ミスマッチを防ぐこともできます。 短期のインターンなら数日からのものもあるので、積極的にインターンシップに参加してみることをおすすめします。 説明会、OB訪問に参加する インターンシップ以外にも、業界・企業について知る手段はいくつかあります。具体的には、合同説明会や企業の個別説明会といったイベントや、OB訪問などがあります。 説明会では、業界についての説明や、企業の業界内での立ち位置、企業の特徴といった、業界・企業研究に役立つ情報を知ることができます。 また、OB訪問では、企業の雰囲気や、やりがいなどについて聞くだけでなく、ESの添削や面接練習をしてもらえる場合もあります。何の連絡もなしに、ESの添削をお願いする、といったことがないように事前に連絡することを心がけましょう。 最後に 人材業界は業績が好調で、今後も学生からの高い人気が続くと考えられます。そのため、志望動機では盛り込むべきポイントをしっかり押さえて、採用担当者の印象に残るような魅力的なものに仕上げまし...

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【例文付き】損保業界志望のESの志望動機の書き方!
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損保業界志望を志望しているものの、志望動機がうまくかけないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか? 損保は金融業界のなかでも就活生に人気があるため、選考の難易度もかなり高いです。倍率の高い選考を突破するには、しっかりと業界研究や企業研究をして、説得力のある志望動機を書き上げる必要があります。 ここでは志望動機作成で悩んでいる就活生のために、作成のヒントをわかりやすくまとめています。損保業界についての基礎知識、志望動機に書くべき内容、作成のステップなどぜひ参考にしてください。 損害保険とは? 日常のリスクに備える保険 自動車事故による怪我や、歩行者を怪我させるリスク、火事や地震による家屋の損失、海外旅行中の病気など、日々の生活にはたくさんのリスクが潜んでいるもの。世の中に存在するリスクの数だけ損害保険が存在すると言われています。 怪我や盗難など、私たちの暮らしはいつも様々なリスクと隣り合わせです。そのリスクに備えられるのが損害保険です。 損害保険の対象はさまざま 損害保険は、交通事故、火災、地震などによって生じた損失をカバーします。保険対象は、人だけでなく、家、車、家財などのモノも含まれます。 車を購入した際に加入が義務付けられている「自動車損害賠償責任保険」をはじめ、地震や火災により家や家財が壊れるなどのリスクに対応する、「地震保険」や「火災保険」などが代表的です。 他にも、自転車運転中の事故による被保険者の怪我や、歩行者を怪我させた場合の補償に対応する「自転車保険」、海外旅行中の怪我や病気でかかった高額な医療費に対応する保険や、盗難での損失に対応する「海外旅行保険」など、さまざまな損害保険があります。 損保への理解をさらに深めよう 損保への理解を深めるために、種類や補償対象、新しく登場した保険などを紹介します。 損害保険の種類 損害保険は大きく2分野に分けられます。かつては各分野を専門とする企業に分かれていましたが、再編などにより、どちらの分野にも対応する企業が多くなりました。 ①マリン 貨物海上保険・船舶保険・運送保険などの海上に関わる分野に対応します。 ②ノンマリン 自動車保険や火災保険、地震保険など、海上とは関係のない分野に対応します。 損保の対象は個人から企業まで幅広い 損害保険は、自動車保険、火災保険など、個人を対象にしたイメージが強いかもしれませんが、企業向けの損害保険も数多くあります。何らかの事故に遭った場合、個人よりも企業のほうが損害が大きいので、企業向けの損害保険が充実しているのにも納得できます。 オフィスや工場、店舗などが火災などで損失したケースに備える保険や、火災や事故により営業が出来なくなった場合の売上や利益を補填する保険、輸送中の事故、物資の破損などを補償する海上保険などがあります。 これらの事故が生じた場合、損害保険で補填してもらえなければ、該当企業だけでなく、取引先にまで大きな損害が及ぶことになります。 新たなリスクに対応するため日々進化 新しいリスクに備える保険も次々に登場しています。例えばインターネット上のセキュリティに関わる保険です。企業のサーバーに不正アクセスがあった場合に備える補償や、従業員がデータを社外へ持ち出し紛失したケースに対応する補償などがあります。 今後も、時代の移り変わりとともに発生する新しいリスクに対応する保険が誕生していくでしょう。 損保の志望動機に書くべきポイントは3つ! 損保業界の志望動機に、どういった内容を盛り込んだらよいのか、書くときに抑えたいポイントをお教えします。 志望動機に書くべきポイント①損保業界を志望した理由 まず、なぜこの業界を志望するに至ったかを説明しましょう。きっかけとなるエピソードがあれば、なおよいです。 志望動機に書くべきポイント②その企業を志望した理由 数ある損害保険会社のなかでも、なぜ該当企業を志望したのかという説明は欠かせません。企業理念や特長、他社とは異なる取り組みなど、自分が惹かれた理由から説明しましょう。 志望動機に書くべきポイント③入社後に自分が貢献できること 入社後に、どんなふうに自分が働きたいと思っているのか、どんな役割を果たせると考えているのかを書きます。そうすることで、業務内容をきちんと理解できていることや、働くことに具体的なイメージを持っていることが伝えられます。 損害保険会社の志望動機の例文 上記の内容を盛り込んだ例文を紹介します。履歴書やES(エントリーシート)の志望動機作成にお役立てください。 損保業界の志望動機【例文①実体験をベースに書く】 私は、損害保険に加入していただくことで、一人でも多くのお客様の安定した生活を守りたいという思いから御社を志望いたしました。 私自身、大学時代に車の運転中に事故を起こしました。幸い物損だけで済みましたが、突然のことでパニックになってしまいました。 そこで、御社のサポートセンターに電話をしたところ、対応を丁寧に指示してもらい、何とかその場を切り抜けることができました。物損に関しても御社の様々なサポートを受け、生活に支障を来すこともありませんでした。 その経験から、身を持って知った保険で備えることの大切さを、営業として多くの人知ってほしいです。特に、事故時のサポート体制が充実した御社の保険の安心感を、接客のアルバイトで培ったコミュニケーション力を活かして広めたいと思っています。 損保業界の志望動機【例文②企業の強みと自分の長所がマッチすることをアピール】 私は、日本だけでなく、世界の国々にも日本の損害保険を広めたいと思い、御社を志望しました。 海外では保険に未加入の人が多い国もあります。保険加入が一般的ではない国でも入りやすい保険商品を提案することで、災害時も露頭に迷わず済むような、安心できる暮らしを提供したいと思っています。 海外に多くの事業所を設けている御社で、TOEICの勉強で身に付けた英語力と持ち前のコミュニケーション力を活かして、海外の人に御社の保険商品の魅力を伝えたいと考えています。 損保業界の志望動機の考え方&書き方 ここでは「志望動機の書き方がわからない」という方のために、志望動機の型を2つご紹介します。 志望動機の型①実体験をベースにした書き方 例文①のように実体験をベースにした書き方がもっとも一般的で、志望動機がスムーズに書けるでしょう。 「損害保険のおかげで助かった」「損害保険会社のこんなサービスで安心することができた」などの体験を思い返してみましょう。自分だけでなく、家族や親戚のエピソードなどを参考にしてみるのもありです。 志望動機の型②「実現したいこと」「やりたい仕事」をベースにした書き方 事故やトラブルはそれほど多いものではないので、損害保険に関わったエピソードがないという人も多いと思います。 その場合は「会社で成し遂げたいこと」や「やってみたいこと」から考えてみましょう。実現したいことが、その企業の強みや特徴にマッチしているとさらにいいですね。 目標を実現するために「自分のこんな能力をいかすことができる」という流れにすると、説得力のある志望動機に仕上がります。 損保の志望動機をスムーズに作成するステップ 損保業界を知る 志望動機作成のために、まずは損保業界を知ることからはじめましょう。損保業界について知っておくべきことが網羅されている、業界研究用の書籍なども出版されています。 業界研究用の書籍を1冊でも読んでおくと損保業界についての最低限の知識がられるので、志望動機作成にも役立つでしょう。損保業界のニュースなどをネットでチェックして、損保業界の動向やトピックスも押さえておきましょう。 志望企業の特徴をリサーチする 業界研究をすると、興味のある企業や働きたいと思える企業がいくつか見つかると思います。次のステップとして、志望する損保企業についてリサーチをしましょう。企業のホームページや四季報などを参照して、会社の基本データ、経営方針、事業内容などを確認します。 会社説明会やインターンシップに参加したり、OB・OG訪問をしてみるのもおすすめです。インターンシップやOB・OG訪問では、調べていてもっと知りたいと思った点や疑問に思ったことを直接聞いてみるのがいいでしょう。 実際にその企業で働いている社員の方に話が聞ける機会があれば、「どんな人材が求められているか」「その企業で活躍している人のタイプ」「仕事でやりがいを感じること」などを聞いてみると、志望動機作成のヒントになると思います。 自己分析をする 自己分析ではこれまでの経験を振り返って、自分の趣向や強みをまとめていきます。力を注いだことや夢中になったことを思い出して、どんなところに魅力を感じたのか、どんな体験に満足感を覚えたのか文章化してみてください。そして仕事でいかせそうな自身の長所や強みをリストアップしていきましょう。 自分のアピールポイントを絞る 自己分析を通して自分の長所や強みが明確になったら、志望する企業にマッチするアピールポイントを絞り込みましょう。その企業のどんな仕事や役割でなら自分の強みをいかせるか考えてみてください。 インターンシップやOB・OG訪問の前までに自己分析を終わらせておき、自分の長所がどんな職種や仕事でいかせるか相談してみるのもいいと思います。 先輩の志望動機を参考にしてみる 志望動機の書き方やまとめ方がいまいちわからない場合は、先輩の志望動機を参考にしてみるのがおすすめです。しかし、誰かの志望動機をコピーして使用したり、少し修正したりして転用するのはやめましょう。自分の体験でないと面接で質問された時に答えに困ったりして、すぐに嘘やコピーだとバレてしまいます。 まとめ 説得力ある志望動機を書き上げるために、保険業界全体と損保業界、志望企業の研究をしっかりして、さらに競合他社との違いも把握しておきまし...

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【例文あり】大学職員の志望動機の書き方のポイント
【例文あり】大学職員の志望動機の書き方のポイント

大学職員への就職を考えている皆さんにとって、一番悩むポイントが志望動機の作成だと思います。なぜかというと大学の殆どが同じようなことをやっているように見え、調べてもどこを取り上げていいかわからないという状況に陥るからです。 どうすればほかの就活生と差別化できるのか?どんなポイントに注目して考えればいいのか?今回は志望動機作成のコツについて、テーマ別の例文を紹介しながら解説していきます。 大学職員の志望動機を考える時はここに注目してみよう その大学を志望する理由は人それぞれ違うもので、正解はありません。志望動機が思いつかない場合は、次のポイントに注目してみてください。 母校や関係性のある大学に注目 志望する大学が母校である場合、志望動機が作成しやすくなります。大学の好きなところ、勉強になったこと、勉強や活動でサポートを受けた経験などがあれば、エピソードとして盛り込むといいでしょう。 「お世話になった大学に恩返しがしたい」「学生たちに自分が受けたようなサポートをして貢献したい」という書き方ができます。 大学の特徴や魅力に注目 志望動機を作成するには、その大学の特徴をつかむことです。ほかの大学にはない、その大学ならではの特徴や強みを見つけみてください。 大学の方針や考え方、教育システム、学生へのサポート、社会貢献など、その大学独自の取り組みや活動を調べて、興味のあるものを探しましょう。 「こうした取り組みに大変興味を持ちました」「この活動に自分も関わりたいと思いました」といった書き方ができます。 地域貢献に注目 地元や愛着のある地域で就職をしたいと考える就活生も多いでしょう。小さい頃から地元にある大学には、愛着を感じている人も少なくないはずです。 「地元の学校で働き教育に携わることで地域に貢献したい」という思いも、立派な志望動機になります。 特に地域と密接な関係を気づいている大学を志望する場合は、「地元愛」や「地域貢献がしたい」という思いはいいアピールになるでしょう。 大学職員を目指すならこのトレンドポイントもチェック! 大学職員の志望動機作成では、今大学業界でトレンドになっている動きを押さえることも重要です。 グローバル化・国際教育 近年、大学はグローバル時代に対応できる学生を輩出できるよう、世界に開かれた大学を目指しています。 そのため「留学制度」を拡充したり、「留学生」を受け入れたり、「外国語教育」に力を入れたりしています。 各大学でプログラムは異なりますので、どのような取り組みをしているのか調べ、特徴的なプログラムを志望動機に盛り込みましょう。 キャリア教育・キャリア支援(就職) 大学に入学する際、学生や保護者が注目するポイントとして「就職」があります。そのため「キャリアに関する授業」を行ったり、就職活動支援として「資格取得の奨励」「就職活動支援講座を開催」「キャリアセンターを充実」「学内会社説明会の開催」など就職に関する取り組みを行っています。 就職率アップに関わる取り組みにも、大学の独自性が現れます。どのような取り組みを行っているのかをしっかり確認して、志望動機にも加えましょう。 社会連携 昨今、大学には今まで行ってきた大学生の教育だけではなく、これからは地域や企業との連携を強化していくことが社会的に期待されています。 「社会人教育」「生涯学習」「産学共同プロジェクト」などの取り組みを行っている大学も多いです。この点にも、大学の特色が出てきます。 「どのような企業とコラボして、どのような商品を売り出しているか」「地域の人々や社会人のためにどのような講座を開いているか」などをチェックして、志望動機に取り入れてみましょう。 大学職員の志望動機の例文 ここではテーマ別に、大学職員の志望動機の例文をご紹介します。 建学の精神をベースにした志望動機 この部分は企業の志望動機を書く際にまず「企業理念」から書くのと同じです。大学は建学の精神に基づいて、大学運営を行っています。その点をしっかり挙げて褒めましょう。 【例文】 貴学は、建学の精神である「諸学の基礎は哲学にあり」の理念の下に、5つの目標を掲げ日々努力を重ねておられます。 中でも「独立自活の精神に富み、知徳兼全な能力を備える人材を輩出し、もって地球社会の発展に寄与する 」という目標に非常に共感しました。 これからのグローバル社会で活躍できる人材を育てることができると感じ、貴学で働きたいと感じました。 力を入れている活動をベースにした志望動機 大学が力を入れている部分をみつけ志望動機に2〜3つ入れていきましょう。「私たちの大学のことが分かっている」を相手を安心させることができます。 【例文】 グローバル社会で活躍できる人材を育てるためにフランスソルボンヌ大学との提携など、留学環境を整えたり、学内留学フェアを開催したりと支援体制が充実していることに魅力を感じました。 また日本人学生の就職支援はもちろんのこと、留学生の就職支援についても力を入れており、留学生Iターン就職プログラムに関しても文科省受託事業として行っていることにも魅力を感じました。 合わせて、産官学連携推進センターを創設し、特に理系の研究開発分野で自治体や企業とも連携を強めており、これから大学に求められる役割を果たすことができる環境であると強く感じました。 自分自身が大学職員としてやりたいことをベースにした志望動機 ここでは大学が力を入れている点から1つ選んで自分であればどのように進めていきたいと考えているかについて書きましょう。 【例文】 私は留学生の就職支援に興味があり、日本で働きたいと考えている留学生のみなさんのサポートとなる取り組みに力をいれたいです。 ひとくちに留学生といっても、文化や宗教などに違いもあると思うので、そのような生活様式を把握するとともにどのような職場で働きたいかを聞き、理想とする職場を一緒に探したいと考えています。 そのような支援をすることで、今後入ってくる留学生も安心して貴学で学べると考えるからです。 自己PRをベースにした志望動機 ここでは自分が大学職員としてやりたいことで書いたことを叶えるために活かせる能力(自己PR)を書きましょう。 【例文】 私は文化や価値観の違いを受け止め、的確に対応することができます。 アメリカに短期留学をした際、皆でパーティーをする企画がありましたが、どのような料理を作り予算をいくらにするのかで揉めてしまう人が出てきました。対立する人たち両方に話を聞いたところ、日本のお寿司を再現したいという人たちが立てた予算が高いことがわかりました。 この問題解決をするために、「当初握り寿司を想定していたものを巻きずしに変えることで海鮮にかかる料金を押さえよう」と提案したところ、皆が納得いく企画となりました。 このように多国籍の人たちが一緒に行動する中で、その違いを受け止めて行動した経験から得た力をこれからの留学生支援にも活かしていきたいと考えております。 ここも押さえよう 大学はこれからどうなっていくか 大学は今、大きな変革期にあります。日本人でも日本の大学だけではなく海外の大学などに留学する人も増え、日本の大学に留学する留学生も増えています。 大学はいかにグローバル化に対応し、学生の満足度を挙げ、また企業に選ばれる人材を輩出できるかが試されています。そういった中で自分がどのように職員として動いていきたいかはしっかり考え、いつ聞かれても良いように準備しておきましょう。 少子化にどう対応するか 日本の18歳人口は減る一方なので、新入生の確保はどの大学にとっても大きな課題です。そのために留学生を受け入れるのか、大学の付属校を創設するか、また社会人や地域の人たちの学びの場を用意するのかなど秘策を練っています。 大学がどのような対策をとっているか調べておき、自分が職員であればどういったことを推し進めていきたいのかを考えておきましょう。 まとめ 大学の志望動機は、上記のようなポイントをつかめば大きく外してしまうことはありません。基本的にはたくさんの情報が大学のホームページに載っているので、特に志望度の高い大学に関しては隅から隅まで読んでおくくらいの気持ちで時間をかけて対策をしましょう。真面目に取り組んだだけ、選考の際にプラスに働きますよ...

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大学生は1年生・2年生もインターンシップに行こう!
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「インターンシップは大学3年生が就活のために行くもの」と考えていませんか? 確かに日本の大学生の多くは、大学3年生(あるいは修士1年生)になって周りが「就職活動」を意識する雰囲気になってきてからインターンシップへの参加を考え始めているようです。 しかし、インターンシップガイド運営事務局は大学1・2年生にもインターンシップへの参加をおすすめしたいと考えています。 今回は大学1・2年生がインターンに参加するメリットや、参加するための準備などについて解説していきます。 インターンシップについて知ろう インターンシップとは インターンシップとは、学生が就職する前に一定の期間はたらく就業体験のことです。日本では、就活のためにするものというイメージが強いですが、必ずしも就活のためにするということではありません。 短期インターンやセミナー型と呼ばれるものもあります。こちらは企業説明会に近く上記のイメージには当てはまらないかもしれません。 1年生・2年生から参加する場合には、短期インターンではなくて、長期インターン・有給インターンと呼ばれる長期間に渡って参加するタイプにするとよいでしょう。 短期インターンは無給なことが多いですが、長期インターンは有給なことがほとんどです。 アルバイトと長期インターンの違い アルバイトも長期インターンのどちらもお金を稼ぐという点では変わりませんが、目的が少し異なります。 アルバイトの場合、雇用する側は人手を求めており、働く人はお金を求めています。そのため時間とお金を交換している感覚が比較的強くなります。 長期インターンでは、企業側は優秀な学生と知り合いたいという目的もありますが、基本的に学生の成長を応援しています。学生としてもスキルアップを期待して参加することが多いです。 「お金を稼ぐこと」に重きが置かれているのか、「スキルアップ」に重きが置かれているのかという点で異なります。 大学1年生・2年生がインターンに参加するメリット 仕事を本格的に経験して知ることができ、就職先選びのミスマッチを防ぐ 学生にとって、社会人の仕事がどのようなものなのかをイメージすることは簡単ではありません。 多くの大学生は3年生になって就職先を選び始める段階で初めて、企業の説明会や口コミ、インターネットなどで情報収集をして卒業後の仕事について知ろうとします。 しかし、それでは自分に合った就職先を考える期間が十分にありません。 また、説明会や口コミ、インターネットなどから得られる情報だけでは、仕事への理解度に限界があります。説明会やOB訪問でしっかり企業研究をして就職したのにもかかわらず、いざ働き始めてみるとやはり仕事が自分に合っていないと気付くという方は多くいます。 インターンシップに参加すれば、説明会に参加するだけとは違って仕事を実際に体験することになるので、その仕事が自分に合っているかどうかをきちんと判断することができます。 説明会で「営業」「企画」「エンジニア」など様々な職種の説明を受けただけという人と、インターンシップで実際にそれらの仕事を体験した人では、仕事内容や自分自身の適性に対する理解度が大きく変わりますよね。 インターンシップの経験があると就活の選考で有利になる 長期インターンシップでは実務を経験するので、ビジネススキルやビジネスマナーを身につけることができます。 また、インターンシップ先の企業からも入社のオファーがもらえることがあるだけでなく、インターンシップで会社に貢献した経験は就職活動で他の企業の面接を受ける際にもアピールになります。 よく大学3年生が参加する「短期インターンシップ」だとシミュレーションが主なので実際の仕事を経験するわけではなく、他の企業の面接でアピールできるような会社に貢献した経験は作りにくいのですが、長期のインターンシップならそれが可能になります。 大学3年生になる前から就活で役立つようなビジネススキル、ビジネスマナーを磨いて実務で活躍したという経験を持っていれば、同学年の中でかなりリードすることができるといえます。 高度な知識やスキルを活かした仕事ができ、より充実した学生生活になる 大学生の多くは、大学で学んでいる分野や将来就いてみたいと思う職業とほとんど関係のないアルバイトをしています。接客、塾講師、軽作業など…。 もちろんそのようなアルバイトでも得られることはたくさんありますが、大学で学んでいることや将来就いてみたい職業に大きく関連するような仕事を大学生のうちから体験できる「インターンシップ」があるということを、もっと学生に知ってほしいと思います。 学生がインターンシップで体験できる職種は、営業、エンジニア、企画、マーケティング、事務、広報など様々で、インターンシップガイドを用いて自分に合ったインターンを探すことができます。 様々な業種、様々な職種でインターンシップの募集があるので、あなたが経験してみたいと思うような仕事もきっと見つかるでしょう。就職活動のためだけでなく、充実した大学生活を送るためにインターンシップに参加してみてはどうでしょうか? 時間に余裕があるのでさまざまな経験が積める もしインターンシップを始めて合わない仕事だと感じたら、辞めて次を探せば良いのです。そうやって試行錯誤するためにも、時間に余裕がある大学1年生・2年生のうちから始めるのがベストですね。 1日や数日の短期インターンや、夏休み中だけのサマーインターンなどもあります。「まだ将来何をしたいか決まっていない」という人は、なるべくたくさんの企業や職種のインターンを経験してみると、やりたい仕事や興味のある分野が見つかるかもしれません。 就職活動が始まってからだとたくさんのインターンを経験している時間的な余裕がなくなるので、インターンを始めるなら今がチャンスです。 インターンについての疑問や不安を解消しよう スキルも資格も何もないけどインターンに参加できる? できます。はじめから仕事に使えるスキルを持っている大学生などほとんどいません。 仕事をしながら新しいことを学んでいく姿勢さえあればスキルや資格は不問で募集しているインターンシップがたくさんありますので、インターンシップガイドを使って探してみましょう。 エントリーシートや面接といった選考があるインターンもありますが、はじめからスキルや資格を求められるインターンは少なく、仕事を通じていろいろなことを学んでいく意欲さえアピールできれば問題ありません。 どんな企業がインターンを募集してるの? 大学1年生・2年生のインターン生を募集しているのは、中小企業やベンチャーが多いです。大手企業で募集しているところはあまり多くありません。 募集している業界はさまざまですし、職種も幅広いです。事務や営業以外にも、エンジニアやクリエイティブ系職種の募集もあります。 「仕事内容が知りたい」「職場環境が見てみたい」など気になる業界や企業がある人は、インターンシップに参加してみるのが一番ですよ。 インターンでお給料はもらえるの? 有給か無給かは、企業やインターンプログラムによって違います。基本的には1日や数日の短期インターンは無給のことが多く、数週間以上の中期間・長期間のインターンは有給となるケースが多いです。 お金がもらえてアルバイトのかわりにもなるような長期のインターンシップに参加するなら、就活やゼミなどで時間が取りにくくなる前の一年生、二年生のときがおすすめです。 インターンと大学の勉強・サークルは両立できるの? スケジュールについては、学生の都合に合わせて調整してくれる企業がほとんどです。週に何日・何時間働けるかなど、面接の際に相談しておくと安心ですね。 夜遅くまで営業している企業や、土日に勤務できる企業などもあります。最近はリモート作業ができるインターン募集も増えているので、そうしたインターンを探してみるのもいいでしょう。 大学生活の過ごし方の選択肢にインターンシップを! 学業、部活、サークル活動、アルバイトなど、学生時代に打ち込みたいものはそれぞれたくさんあり、そのどれも素敵な経験になると思います。 そういった中の選択肢の1つとして「インターンシップ」があるということを、大学1年生のうちから多くの大学生にぜひ知っておいてもらえたらと願っています! インターンシップガイドには、大学1・2年生におすすめのインターンシップ情報を多数掲載しております!あなたにあったインターンシップを探してみましょう!...

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