就活の履歴書・エントリーシートの学歴はいつから書くべき?正しい書き方も解説

就活で初めて履歴書を書く際、学歴の書き方に迷う方は多いでしょう。何か書くときの決まりごとはあるのでしょうか。この記事では、就活の学歴はいつから書くべきなのか、また履歴書・エントリーシートの学歴で何を見られているのかについて解説します。

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目次

就活の学歴はいつから書くべき?

就活で企業に提出する履歴書やES(エントリーシート)には、学歴は「中学校卒業から大学(院)卒業(修了)見込み」まで記入するのが一般的です。小学校の入学・卒業、中学校の入学は特に指定がない限り書く必要はありません。

中学校卒業以降の学歴は、漏れのないように書くようにしましょう。高校を飛ばしたり、大学院生の場合大学を飛ばしたりするのは良くありません。

就活の履歴書・エントリーシートの学歴は何を見られている?

そもそも履歴書やエントリーシートの学歴で、企業側は何を知りたいのでしょうか?面接の際に聞かれやすいポイントを押さえておきましょう。

どのように進路選択を行ってきたのか

「どのように今の大学や学部を選んだのか」「高校の時はどのように進路選択をしたのか」は面接でよく聞かれるポイントです。なぜなら、進路選択はその人の価値観につながるものだからです。

「色々と選択肢を調べて選んだ」「元々やりたいことが明確で特に迷わなかった」など、進路の決め方はひとりひとり違うものです。面接官は、学生の考え方や価値観を知るための手がかりとして、学歴欄を見て質問をしています。

どんな大学・学部で何を学んできたのか

「大学で何をやっているのか」「どんなことを学んでいるのか」も面接で聞かれやすいポイントです。

自分のゼミでやっている内容や興味のある授業は最低限スラスラと説明できるように準備しておきましょう。特に自分の専攻と志望業界が同じ人、反対に全く関係ない業界に進む人は聞かれやすい質問です。

専攻と志望業界が同じ人は、「どうしてその分野に興味を持ったのか」「自分が今やっている研究は就職してどう役に立つのか」など、学業と業務内容のつながりに関する質問が多いでしょう。

一方で、大学で学んでいることと全く関係ない業界に進む人は、「専攻と関係ないのになぜ○○業界に興味を持ったのか」「大学でやっていることを簡単に説明して」「他の業界は見ているのか」など、就活の進め方に関する質問が多めです。

無理して大学でやっていることと志望理由を繋げる必要はないですが、方向転換するきっかけになった出来事や、元々何に興味を持って学部を選んだのかは答えられるようにしましょう。

就活の学歴の正しい書き方

履歴書やエントリーシートの学歴には、書き方に決まりごとがあります。提出後に間違いに気づくことのないよう、正しい書き方について知っておきましょう。

学歴・職歴欄の一番上には「学歴」と記入

元から印刷されている場合も多いですが、「学歴・職歴」のみ書かれているタイプの履歴書では1行目中央に「学歴」と記入します。

学歴を全て書き終わったら、1行空けて次の行の中央に「職歴」と書きましょう。社会人として働いたことが無ければ職歴は「なし」となります。

全て書き終わったら右に寄せて「以上」と書いて終わります。

「中学校卒業」から「大学卒業見込み」までを記入

学歴は「中学校卒業」から「大学卒業見込み」までを順番に書きます。特に見込みの部分は忘れがちなので、忘れないように記入しましょう。卒業年で応募資格を設けている企業が多いため、記入漏れがあると面接で聞かれたり、確認の連絡が来たりする場合があります。

大学院は「卒業」ではなく「修了」を使用

中学、高校、大学は「卒業」となりますが、大学院は「修了」です。また、修士と博士があるため、どちらを修了したのかわかるように書きましょう。

履歴書に記入する場合、
「○○大学大学院○○研究科○○専攻 修士課程 修了見込み」もしくは
「○○大学大学院○○研究科○○専攻 博士課程 修了見込み」となります。

浪人・留年・休学は特に記入しなくてOK

浪人や留年、休学をした場合でも、学歴欄に特別書くことはありません。ただし年数のずれで面接官は把握するため、そこから「どうして留年したの?」や「休学して何してた?」といった質問が来る可能性も高いです。

特に、留年・休学の場合は聞かれることが多いため準備しておきましょう。

就活で学歴・職歴を記入する際の注意点

ここでは、就活で学歴・職歴を記入する際の注意点を解説します。

西暦・和暦は統一する

年は西暦(2024)、和暦(令和6年)のどちらも使用できます。書きやすい方で問題ありませんが、西暦と和暦が混ざらないよう必ず統一しましょう。

学科や専攻も記入する

面接官は大学名だけでなく、学科や専攻に興味があります。学歴欄には、学科や専攻も忘れずに記入しましょう。

また、履歴書では略称は使わず正式名称を使用します。特に正式名称が長い場合は、バランスが悪くならないように下書きするのがおすすめです。

アルバイト歴は記入しない

学歴と一緒に記入することの多い職歴に、アルバイト歴は入りません。就業経験がないことが応募の条件になっている場合も多いため、間違えて記入しないようにしましょう。

ただ、新卒採用の場合は「学歴・職歴」欄とは別にアルバイト歴を記入する項目があることもあるため、臨機応変に対応しましょう。

最後に

就活の学歴はいつから書くべきなのか、また履歴書・エントリーシートの学歴で何を見られているのかについて解説しました。何枚も書いていると面倒になって省略したくなりますが、履歴書やエントリーシートは面接でも用いられる大切な資料です。ルールを守って見やすいものを作成しましょう。

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